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#5 後世に伝わる究極の動画を作りたい
Nomad Universityへようこそ!
世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。
わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。
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音声をバックグラウンド再生しながら記事を読むことで、英語のトレーニングにもご活用いただけます。
前回の記事では、YouTuberとして生計を立てるために、動画投稿を続けながら仕事を探すなど、試行錯誤を繰り返してきたお話を伺いました。
収益化しても生活ができるほどの金額にするためには、さらなる努力が必要です。あきらめずに挑戦し続けるパワンの情熱に驚かされました。
第5回目の連載である今回が最終回。YouTuberの収益で生活ができるようになったパワンに、旅先でのハプニングや恋愛事情などを聞きました。
本インタビュー記事では、5回の連載でお届けしています。
#1 コンビニバイトから転身したインド人YouTuber
#2 仕事をしながら動画編集に没頭
#3 動画編集にすべてをかけた3ヶ月
#4 YouTuberとして生きるための試行錯誤
#5 後世に伝わる究極の動画を作りたい(今この記事を読んでいます)
この記事の目次は以下の通り。
1.いまが一番いい時期
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いまは日本中を旅しているんですよね。
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はい。スクーターを買って1年の半分は旅をしています。
家賃や生活費を払うのに十分なお金を稼げるようになり、会社で働いていた時よりも収入が多くなったので、いまが一番いいと思っています。
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夢を実現するためには精神的な不安定さを経験することになりますが、それは同時に、あらゆる課題と向き合って乗り越えていくということでもあります。
YouTubeがはじめて収益化した時に、仕事を辞めて3ヶ月動画制作に打ち込みむも収益が増えず、またフルタイムの仕事に戻るというようなプロセスはとても大事だと思っています。
これまでの努力を考えると本当によかったです。
いろいろなお話を聞かせていただいてありがとうございました。
2.スクーターで日本を旅する時に困ること
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スクーターで日本中を旅しているといろいろなハプニングがあると思います。例えば、ジャケット1枚で野外キャンプをするのは凍えてしまうとか、何かエピソードがあれば教えてください。
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旅をしていて一番困るのは雨です。
250ccや500cc以上の大きなバイクなら安定していますが、私のスクーターは50ccなので道路を走るには不安定なんです。雨が降ると滑りやすいし怖い思いをたくさんしました。
本当はバイクがよかったのですが、免許が取れなくて仕方なくスクーターで旅することにしたんです。
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そうだったんですね。
でも、できることから始めるという考え方はとても好きです。
バイクの免許が取れるまで待つ人が多いと思うのですが、完璧を求めると時期を逃すリスクがあると思っています。スクーターからはじめて、後でバイクに乗れるようになれば十分じゃないでしょうか!
3.インド人YouTuberの恋人はカメラ
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さて、私の好きな質問をさせてください。
旅先での恋愛やパートナーを見つける方法について聞きたいと思います。
日本各地を旅していると恋愛をするのは難しいと思うのですが、どうでしょうか?
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私の人生はあまりにも安定していないので、誰も私と長く付き合いたがらないですね。1ヶ月や2ヶ月の間ならパートナーを見つけることができると思っています。
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それはいいですね。
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もし私が女の子なら、私みたいな男は選びません。
女の子はみんな、かっこよくて幸せな人と付き合いたいと思っています。でも、もしその人がマイナス面や欠点を持っていたりしたらどうでしょう。
たとえば、週末に予定を合わせてデートをしようとしても、それよりも動画編集を優先する可能性があります。そうすると、彼女は不機嫌になってしまいますよね。だから、いまは誰かと付き合うのは難しいんじゃないかなと思っています。
その代わりというのも変ですが、私は自分のカメラが彼女なんだと思います。その時々の感情を共有することができてとても楽しいです。
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それを言うのであれば私もPCが彼氏なのかもしれません。
毎日彼は私を見ていますし、彼の前に座って仕事をしていますもんね。
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そう、その通り。
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面白い発想ですね!
それでもごく稀に、ちょっと冒険してみたいというアクティブな女の子もいませんか?
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いますが、長くは続かない気がします。
やっぱり自分と同じくらい好奇心があったりしないと難しいと思うんです。
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たしかにそうですね。
同じくらい発想が尖っていたり、好奇心を持っている人を見つけるのはとても難しいです。
自分の理想のライフスタイルを実現しようとすると同時に、ノマド旅を一緒に楽しめるパートナーを持つのは奇跡に近いかもしれません。でも、いつかきっと最高のパートナーに出会えると信じています!
4.旅に持っていく3つのもの
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それでは次の質問です。
もし旅をするときに、3つしか持っていけないとしたらそれは何ですか?
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PCとカメラとドローンです。
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即答でしたね。
ドローンを持っていくんですか?
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はい、そうです。撮影に必要なものは全部持っていきます。
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ドローンは持っていませんが、私はPCとスマートフォンを持っていきます。
多くの人が旅と仕事を両立することを夢見ていると思うのですが、パワンはどうですか?
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私は旅と仕事を両立したいとは思っていません。
私は旅行が大好きなんですが、その土地を知るためにバスに乗って行ってみたり、写真を撮って、ホテルに戻っておいしいものを食べて家に帰るというような観光客としての旅行が好きです。
仕事と並行して旅をすると、十分にその土地を探検できないのであまり好きではないんです。
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旅の仕方は人それぞれですよね。
メリハリをつけるのもとてもいいと思います。
5.最終目標は後世に残る究極の動画を作ること
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パワンの最終目標は何ですか?
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動画を撮って生活し、公開した動画が人々に影響を与えられるようになれたらいいなと思います。自分が作った動画から誰かが気づきを得て、沈んだ気持ちが明るくなったり、頑張ろうと思ってもらえたりするきっかけになればうれしいです。
でも、それは最終目標じゃないかもしれません。ゴールに至るまでの過程の話ですね。
やっぱり最終目標は「もう死んでもいい!」と思えるくらい面白い動画を作ることです!
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動画はずっと残りますからね。
同じようなことを私も思ったりします。人生は短いから自分が死んだ後にも、世界に自分が生きた証を残しておきたいと思うんです。私にとってはこのポッドキャストがそうなのかもしれません。
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いつかどこかで、誰かが私たちの動画やポッドキャストを見つけたときに何かの助けになると嬉しいですね。そのためにも、まずは私たちが健康でいて、やりたいことをやり続ける必要があります。
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ノマドのように、旅をし続けるライフスタイルが他の人たちに何か気づきを与えたり、他の人たちの助けになったりするのが、私の最終目標です。
だから、今回パワンに話を聞けて、ポッドキャストの新しいエピソードが加わるのでうれしいです。
読者の皆さんも、ぜひパワンのYouTubeを見てくださいね!
本当にありがとうございました。
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ありがとうございました!
NomadUniversityをお読みいただきありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか?
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それではまた次のエピソードでお会いしましょう!
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