#3 船乗りノマドの必需品と旅のスタイル
Nomad Universityへようこそ!
世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。
わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。
前回の記事では船旅ノマドに必要な資質や知識についてお話しいただきました。船で航海している時は仕事とは違う頭を使うからセーリングに集中するということでしたが、船を操作するために必要な知識やスキルがたくさんありそうでした。
第3回目の連載である今回が最終回。デジタルノマドの恋愛事情と旅の持ち物について聞きました。1人旅も気ままでいいですが誰かと旅をするメリットもあります。マイケルはどんな恋愛観を持っているのでしょうか。気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。
本インタビュー記事は、3回の連載でお届けします。
#1 船で旅するイスラエル出身のデジタルノマド
#2 船で旅をするためのスキルとは
#3 船乗りノマドの必需品と旅のスタイル(今この記事を読んでいます)
この記事の目次は以下の通り。
1.旅をしながらパートナーは探せるか
さて、次は私の大好きな話題。船乗りとして旅しながら恋愛のパートナーを見つけることについて聞きたいと思っています。
1か所に留まるにしても、旅をするにしても、パートナーを見つけるのは大変なことだと思います。
旅をしていると、同じく旅をしている人たちと出会いますが、同じ国の人、同じコミュニティの人よりも心を開きやすいと感じます。旅が好きという共通点があるし仲良くなりやすいです。お互いに異なる文化圏だとしても、案外価値観が似ていたりするのも面白いポイントです。
でも、そのパートナーと一緒にいるということはその場所に自分が住むか、相手が住むかどちらか一方だから、別れを告げなければならないこともありますよね。それがつらいです。
現地でパートナーを見つける場合とパートナーと一緒に旅行をする場合と、それぞれにメリットとデメリットがあると思います。
そうですね。地元にいるとデジタルノマドと似た考えの人たちと出会う機会が少ないかもしれないけど、旅行中は同じような考えの人や良い雰囲気の人、そして旅好きな人に出会いやすいです。
一方で、デジタルノマドは旅をし続けるので、もし目的地が違えば 再会するのも難しいし別れを告げるのも大変です。
いつか一緒に旅をして一緒に仕事ができるような人に出会えたらいいなと思って旅を続けています。
2.1人よりも誰かと旅をするメリット
トルコからカナリア諸島まで行って、そこからカリブ海、南米に行くという旅はとても魅力的ですが、さすがに1人だと怖い気もします。誰かと一緒だったら1人で行くよりも楽しくなるし安心もできると思うんです。1人でずっと日記を書いているよりも誰かと話したいと思うことがよくあります。
たしかに1人で旅をする時の懸念はありますね。
誰かと旅をしているときは他の人に出会うよりもお互いに話すことが多いし、それぞれやりたいことを相談できるから人に合わせて計画を妥協する必要もないですし。
3.旅に持っていく3つのもの
もしあなたが旅に3つだけ持っていくことができるとしたら何を持っていきますか?
船には大切なものをたくさん積んでいます。電動スクーターも積んでいて、陸にいるときと同じように使います。
緊急事態に備えて重要なものをすべて入れたバッグがあるんですが、その中にはパソコンや書類、携帯電話や衛星電話などが入っています。
海外で書類を作るのは大変なので、一番重要なのは書類です。
その次に、仕事に使うノートパソコン。最後は衛星電話ですね。万が一の時に救助を求めるのに使います。
さすが船乗りですね。生きるか死ぬかが身近にあるというか、今を生きてるって感じがします。
極端な話そうかもしれません。
船に乗っているとアドレナリンが出てその瞬間を生きているように感じられます。反対に、陸にいるときは安全なので仕事にも集中できるような気がするんです。
しばらく陸にいて飽きてきてもすぐにセーリングに出ることができるので、良いバランスだと思います。
4.船乗りノマドの次の目標
いまマイケルは地中海を航海していますが次はどこにいきたいですか?
もし最終的なゴールがあれば教えてください!
地中海から出てポルトガル、カナリア諸島、マデイラ諸島とかに行ってみたいです。とても魅力的なプランだけどまだ具体的な計画はしていません。
来年の夏に参加したいので出発するときは教えくださいね!
飛行機で旅をするよりも船で移動するほうが魅力的な感じがします。
なかなか行けない場所にも行けますしね。
そうなんです!
コロナになってから多くの国が入国制限を設けていますが、船で旅をする時はどうですか?
船旅の場合、船の乗組員として扱われるので観光客とは異なりさまざまな規制があります。ヨーロッパが外国人、特にイスラエル人に対して閉鎖的な時期がありましたが私たちは船に乗っていたから行けました。
それは大きなメリットですね。
コロナ禍で旅をする方法の1つだと思いました!
船乗りノマドとしての体験を話してくださりありがとうございました。
とても興味深い情報をもらったので来年の夏は船旅に出たいと思います!
マイケルのインタビューはここまでです。Nomad Universityをお読みいただきありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか?
また次回のゲストインタビューもお楽しみに!
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