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#3 ガブリエルの旅先での爆笑エピソード

Nomad Universityへようこそ!

世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。

わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。

📌 この記事はApple Podcastで英語音源を聞くこともできます。
音声をバックグラウンド再生しながら記事を読むことで、英語のトレーニングにもご活用いただけます。

前回の記事で、ガブリエルが思うデジタルノマドに必要なスキルを教えていただきました。1つめは最低限のITスキル、2つめは自分の思っていることを伝えられる英語力、そして3つめは常に柔軟な対応ができるようオープンマインドでいることでした。デジタルノマドなら誰もが納得する大切なスキルです。

第3回目の連載であるこの記事では、ガブリエルが旅をする中で困ったことや面白いエピソードを伺います。これまで50カ国以上に旅をしてきたということで、どんな話が聞けるのか楽しみです!

本インタビュー記事は、4回の連載でお届けします。

#1 タイ出身のガブリエルがデジタルノマドになったきっかけ
#2 デジタルノマドに必要な3つのスキル
#3 ガブリエルの旅先での爆笑エピソード(今この記事を読んでいます)
#4 エチオピアでの心揺さぶられる出会い

この記事の目次は以下の通り。

1.インターネットに依存するデジタルノマド

デジタルノマドは常に旅をしているので安定したインターネットの確保が難しいと思うのですが、ガブリエルはどうしてますか?

確かに、場所によって接続できないところがありますね。私はMacBookを使っていて、それ自体は高機能なものですがインターネットに接続できないのであれば何にも役に立ちません。

どうしても出席しなくてはいけないリモート会議があるときに、山岳地帯にいたりすると電波が悪くなるので注意しなくてはいけませんね。しかし、あらかじめ接続確認をしておけば山でも仕事ができます。

デジタルノマドはほぼ100%インターネットに依存しているので、インターネットの有無が最優先の確認事項です。アキナが言う通り、旅をする上での一番の障壁かもしれません。

本当にその通りで、私もインターネットに依存してます。依存しないとデジタルノマドはできないですね。

2.通信データ容量は多めに買うのが基本

ガブリエルはどのようにインターネット接続を確保してますか?

私はいつも新しい土地に行ったらまずは通信可能なSIMを購入します。

イスタンブールに来たときは10日間で85GBが使えるものを購入したのですが、正直10日間なら30GBで十分です。

85GBは大容量ですね!はじめに4GBだけ買って足りなくなったらまた4GB追加すればいいと思うのですが、何かこだわりがあるのでしょうか?

実は昨年、アジア圏のどこかの国にいた時に予想以上にファイルのアップロードやダウンロードが必要でデータ容量が足りなくなって困ったことがあったんです。だから少ないよりは多いほうがいいと思って、多めにデータ容量を購入しています。

なるほど。「大は小を兼ねる」ですね。
無線LANやインターネットがなければ旅をしながら仕事をするというライフスタイルは困難なので十分なデータ容量は必須になります。

インターネットはデジタルノマドにとって最大の障壁であり、最大のサポーターでもあると言えそうです。

3.これまでに旅した国は何カ国?

ガブリエルはこれまでに何カ国旅をしてきたのですか?

だいたい50カ国くらいですね。

さすがですね!それだけの国を旅しているなら、旅行中の災難や面白いエピソードがたくさんありそうです!ぜひ聞かせてもらえませんか?

そうですね、いろいろありますが、直近エチオピアからここイスタンブールに来るときの話をしましょう。

実は私はLGBTIQ+の当事者で、ロングヘアだったり、マニキュアをしたりして見た目がかなり女性的です。アフリカでは誰もが私のことを男性だとは思いません。

エチオピアでは同性婚、同性愛は法律で禁止されていて、罰せられる可能性があるんですが、私はエチオピアの人間ではないのでどうすれば私が受け入れられるか、どうすれば彼らと分かり合えるかを説明をするようにしています。

国によって文化や考え方が違うので、理解を得るのが難しいことも多そうですね・・・。

4.エチオピアの荷物検査で大笑い

これから紹介するのは笑い話なので、深刻に聞かないでくださいね。
エチオピアの空港でチェックインを済ませ、セキュリティゲートを通過し手荷物検査でX線の検査に進んだときのことです。

特にアラームが鳴りませんでしたが、女性の検査官が目の前に来て身体検査をはじめました。彼女は私に腕を横に伸ばすよう言い、私の体を調べるために隅々まで触り始めたのです。

そして、その手が私の陰部を触って「これは何ですか?」と聞かれたんです。

仕方がないので「私は男なんです。」と答えると、想像もしていなかった回答だったのか検査官が大笑いしはじめました。私もつられて笑ってしまいましたが、なかなかこんなエピソードないでしょう?

それは笑ってしまいますね!
まさかそんなことがあるとは思わないので検査官もびっくりしたと思います。

5.インターネットとデジタルノマド

デジタルノマドとインターネットは切っても切り離せない関係です。時には安定したインターネットを求めて目的地を変更したりもします。これも宿命ですね。

また、旅をするとそれぞれの国の文化や法律の違いを感じますが、特にガブリエル自身はクィアなのでより一層気づくのかもしれません。入国審査のエピソードは想像するだけで面白かったですね。

次回は、ガブリエルが旅先で経験した感動的なエピソードについて伺います。デジタルノマドは現地でいい出会いがあってもその関係を続けるためには旅をやめるか一緒に旅をするか、どちらかが生活を変えなくてはならない場合が多いです。ガブリエルはその時どんな選択をしたのでしょうか。ぜひチェックしてください!

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