#10 「eyeConnect」で会話を活性化
Nomad Universityへようこそ！
世界を旅するデジタルノマドのあきな（@beakinaself）です。
わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。
📌 この記事はApple Podcastで英語音源を聞くこともできます。音声をバックグラウンド再生しながら記事を読むことで、英語のトレーニングにもご活用いただけます。
今回のゲストは、ドイツ出身で現在バリ島に住んでいるニニです。前回の記事では、ニニの恋愛観について実体験をもとにお話してもらいました。
第10回目の連載である今回は、ニニが開発した「eyeConnect」について聞いていきます。始めたきっかけやゲームのコンセプトを聞いたら、実際に手に取ってみたくなると思います。ぜひ読んでください！
本インタビュー記事では、12回の連載でお届けしています。
#1 ドイツ出身のニニがデジタルノマドになったきっかけ
#2 デジタルノマドが惹かれるバリ島の魅力
#3 好奇心を追求するために
#4 スローマッドなライフスタイル
#5 デジタルノマドの人間関係の悩み
#6 人生を楽しむためのバケットリスト
#7 最初のバケットリストはダライ・ラマとの握手
#8 これから叶えるバケットリスト
#9 デジタルノマドの恋愛について
#10 「eyeConnect」で会話を活性化（今この記事を読んでいます）
#11 旅と仕事を両立する方法
#12 旅の必需品と情報収集の方法
1.eyeConnectを作ったきっかけ
はじめに、eyeConnect について説明をしていただけますでしょうか？
はい！もちろんです。eyeConnectは人々が会話通じてつながるためのカードゲームです。
以前、レストランでカップルが話をせずにお互いのスマホに夢中になっている光景を見てひらめきました。
スマホに没頭していると周りの人々の存在を忘れてしまうことがあります。修士論文では、スマホが人間関係、親密さ、会話の深さにどのように影響を与えるかを分析しその心理的効果を調べました。
すると、やはりスマホの有害性を認める結果となりました。
この問題について議論し、解決策を考えているときに人々の興味をソーシャルメディアから現実の相手に向ける必要があると思ったんです。
2.eyeConnectについて
人それぞれ語る価値のあるストーリーを持っていると思っていますが、それを引き出すにはシンプルに良い質問をする必要があります。
そこで考えたのが会話を活性化するeyeConnectです。
スマホの形をしたカードに質問が書いてあり、会話をして相手の話を引き出していくゲームです。質問は6つのカテゴリに分けられていて、Wi-Fiのマークで質問のレベルを表していて、電波が強いほど質問のレベルが深くなり、つながりが強くなっていく仕組みです。
3.eyeConnectの価値
面白いですね！
よくいろんなミートアップに参加するのですが、人が多すぎてまず誰と話せばいいのかわからないし、何度も自己紹介をしなければなりません。
「あなたの名前は何ですか？出身はどこですか？何をしていますか？ここにいる期間はどのくらいですか？あとどのくらいここにいる予定ですか？」と言った表面的な会話が続くこともしばしば。
より深い会話をするには時間が足りないし、心を開くために心理的安全性を作る必要もあります。それをゲームとして楽しめるのはすごくいいアイデアだと思います！
ただ真面目なだけでは続けられないと思い、深い会話をすることとエンターテインメントを組み合わせてみたんです。
人は楽しいかどうかに基づいて行動したりすると思うので、エンターテインメントの部分は必要ですね。
4.ニニにとってのeyeConnect
eyeConnectは自分の頭の中にあるアイデアを形にしたもので、自分の「赤ちゃん」のように思っているんです。
最初のサンプルを手にしたとき、「わあ、これは私が作ったんだ！とてもいい感じ！」と思えたのは本当に素敵なことだったなと思います。
ニニのアイデアの組み合わせは素晴らしく、アイデアを形にした時の喜びを聞いてわたしも嬉しくなりました。
次回の記事では、世界中を旅する中で起きた旅先でのおもしろいできごとや、旅先の決め方についてインタビューしています。パワフルなニニらしいお話が聞けますので、お楽しみに！
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