#1 船で旅するイスラエル出身のデジタルノマド
Nomad Universityへようこそ!
世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。
わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。
今回は、地中海を船で旅するイスラエル出身のマイケルをご紹介します。
フリーランスでソフトウェアエンジニアをしているマイケルは、会社を辞める時に船を購入し船で旅をするようになりました。
世界中を旅するデジタルノマドの中でも船を使うというのは珍しいと思います。なぜマイケルが船旅をするようになったのか、海の上だからこそ大変だった経験などについてお話いただきました。船旅ノマドはどのように生活をしているのでしょうか。
本インタビュー記事は、3回の連載でお届けします。
#1 船で旅するイスラエル出身のデジタルノマド(今この記事を読んでいます)
#2 船で旅をするためのスキルとは
#3 船乗りノマドの必需品と旅のスタイル
この記事の目次は以下の通り。
1.イスラエル出身のマイケル
今回のゲストはイスラエル出身のマイケルです!
マイケルとは『Nomad list』を通じてトルコのボドルムで出会いました。
マイケルは船乗りで、イスラエルからトルコのボドルムまで航海してきたという話を聞いてとても驚きました。この後どこに行くのかなどのお話を聞くのがとても楽しみです!
はじめに、自己紹介をお願いします。
イスラエル出身のフリーランスでソフトウェアエンジニアをしています。
3年前に古い船を購入していまは船で旅をしています。
1年半前に友人と一緒にイスラエルからトルコ、ギリシャ、イタリア、シチリアと船で行き、一度イスラエルに戻ってからブルガリアにも行きました。
当時は会社員だったのですが、あまり仕事がうまくいっていなくてフリーランスになることにしました。いまはトルコにいますがこの先どうするのか、どこに行くのかはまだ決めていません。イスラエルに戻るかもしれないし、春になったら地中海を旅するかもしれません。
2.30歳になる前に人生の進路を考える
会社をやめて船で旅をしようとしたきっかけは何だったのでしょうか?
フリーランスになる前はソフトウェアエンジニアをしていて、面白いこともあるし、同じような日常にうんざりすることもあったけど10年ほど働いていました。
30歳を目前にして自分の人生について考えるようなり、新しいことを経験し、新しい人と出会いたい、もっと広い世界を見たいと思ったんです。これまでも旅に出るとワクワクしていたし旅に出るならいまだ!と感じました。
とてもいい選択だったと思います!
いま乗っている船は古いとはいえ、高かったんじゃないですか?
イスラエルでソフトウェアエンジニアとして働けるのはラッキーなことで、給料もそこそこいいんです。だから仕事で貯めたお金もあったので船を買いました。
3.理想を叶えるために経済基盤とキャリアを確立
若い世代はフリーランスとして自由なライフスタイルを手に入れたいと思っているようですが、社会人になって最初の数年は会社勤めをして、十分な貯蓄と社会的信用を得るのもいいことだと思います。
私も会社を辞める前に家を買いました!ですが、会社を辞めて世界中を旅しているので、いまとなっては家も必要ではなくなってしまいましたけど。
まずはキャリアを確立して、次に旅行しながら仕事との両立にチャレンジしていくのがいいですね。一度にやりたいことすべてに取り組もうとすると大体失敗します。
1つ1つクリアしていく感じですね。
マイケルが会社を辞める時は安定した仕事から離れることに不安を感じていたのか、それともワクワクしてたのか、どっちですか?
ワクワクです!
会社を辞めて最初の6ヶ月はまったく働かずに旅だけに集中しました。貯金もありましたし長い休暇のようなものでした。
その後、イスラエルに戻ってフリーランスとして働き始めました。
数ヶ月で収入が安定してきたのでまた旅に戻りましたが、一度にすべてやるのではなくて順番にチャレンジしていったのがよかったと思っています。
4.理想に向けてひとつずつ積み上げていく
何事も一度にやらず順番にひとつずつ達成していくというのは、これからノマドになる人にとっていいヒントですね!
30歳になる前に何か新しいことをしたいというのは私も同じでした。旅と仕事と両立するにはどうしたらいいか考えてデジタルノマドになったのですが、ある程度の貯金や社会的信用があったからこそ選択できたことかもしれません。
次回は船旅ノマドをするために必要なスキルについて伺います。船での移動ならではのことはあるのでしょうか。ぜひチェックしてください。
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