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Youは何しに須崎へ!?

こんにちは。須崎市の政策アドバイザーの水戸り〜なです。

「年齢、国籍、性別関係なく、共に学び、共に挑戦する。」

そんな未来を日本の地方から創造していきたい。
そんな想いで、私の価値基準で日本一尊敬する女性に溢れる高知県須崎市に住み始め、2023年6月に会社を立ち上げ、日々挑戦を続けています。

私は19年間ずっと北海道で生まれ育ちました。
自然が豊かで食べ物も美味しくて素敵な両親にも恵まれて、確実に幸せに育てていただきました。

でも、インターネットが今ほど普及していなかった当時の日本の田舎は「視野を広げ世界に羽ばたく人材になる」チャンスが少ないと高校3年生の時に感じ、一浪して必死に勉強し慶應義塾大学に進学しました。私がスマートフォンを初めて使い始めたのは東京に上京した19歳から。英語を泣くほど必死に勉強を始めたのは20歳。

大学で親元を離れコロナ禍を経験したことで「私の人生は私が舵を切り、悔いを残さず生きていきたい」と強く感じ、バイト代や奨学金を集め、パソコンでインターンをしたり大学の授業を受けながら、世界は20カ国以上、日本は北海道から九州までできる限り旅をしました。旅路で見知らぬ人が見返りを求めず、精一杯の思いやりや彼らの文化を私にお裾分けしてくれました。
もう連絡先もわからないし、感謝の想いを伝えきれず歯痒い。でも、私の心の中に静かに燃えるような想いが残っています。

恩返しをしたい。

そんな想いで、須崎市野見湾の元天理教の空き家を活用して「ノマド誘致事業」を始めました。ノマドというのは、パソコン1台でリモートワークをしながら世界中を旅する人たちです。彼らは、時間、場所の概念にとらわれず、インターネットを活用し越境しながら挑戦を重ねています。そんな方々が、生成AIやアメリカの大学で開発されたデザインシンキングの勉強会などを開催して、高知県須崎市に貢献したいと新規プロジェクトを立ち上げています。

日本の地方は、豊富な資源と温かい人々で溢れています。
でも、世界と繋がるチャンスが少なく最先端の情報が入りにくいから新しいことに挑戦しにくい、ことが次世代にとって惜しいところだと私は感じています。

高知県須崎市で始めたノマド誘致事業を通して、日本の地方と都会の情報格差や機会格差をなくし、次世代が時間や場所の壁を超えて、夢に向かって挑戦を続けられる。そんな日本の未来を須崎市の皆さんと作っていきたいです。

よさこいケーブルネット提供

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水戸り〜なのプロフィール
1997年北海道生まれ。慶応大商学部とフランスの大学を卒業後、米IT大手の日本法人に入社。約半年で退職し、2023年6月に高知県須崎市で合同会社Reenaを設立。同8月に須崎市政策アドバイザーに就任。

2024年8月18日の朝日新聞の朝刊より

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り〜な
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