初めてスノーボードをやりたい方へ③
さあ皆さん、服装までの準備はバッチリですね。
前回までをざっくりとおさらいすると
1.スクール入ろうね
2.いきなりリフト乗っちゃダメだよ
3.知識のない過度な厚着はダメだよ
こんな感じでした。
ここまで来たらもう準備はバッチリでしょう。(適当)
さて、初めてスノーボードをする人が大体悩むのは、やはり道具のレンタルですね。
これも知識として知っておきましょう。
初めてのスノーボード道具レンタル編
ゲレンデでは道具が借りられます。
これはどのゲレンデでも、よほどのことがなければ借りることが出来ます。
初めてのスノーボードで道具を借りる際に知っておくと非常に便利なことがあります。
常識の範囲も含まれますが、知っておいて損はありません。
1.道具を借りるには身分証明書が必要です。
これはレンタル用品の盗難や紛失時の賠償などで、誰が借りているかを証明する必要があるということですね。
レンタルの申込用紙には氏名、連絡先、住所などを記載しますが、ここに虚偽の情報を書いてしまうとレンタル用品の盗難が容易になってしまいます。
なので、ゲレンデとしてはどこに誰に道具を貸しているか正確に把握する必要があるという事ですね。意外と身分証明書を持たずにレンタルしにいって、取りに戻っている人が多いので、忘れないようにしましょう。
2.レンタルの際に必要な情報「身長、足のサイズ、レギュラーorグーフィー」
板の長さを決める指針が身長です。正確には膝から足までの長さが影響するのですが、適正な長さの板を借りなければ上達にとても影響します。
なので普段170センチって言ってるけど、本当は168センチしかない男子諸君はちゃんと168センチって言いましょうね・・・。
次に足のサイズですが、皆さん足のサイズって正確に測ったことありますか?
普通の人は足のサイズを測る機会自体がなかなかないと思いますが、スノーボードのブーツはスニーカーサイズで合わせると全然足に合わずとても後悔することがあります。
ちなみに私は実測 左足が25cm 右足が25.5cmですが、横幅が10cm近くあり幅広です。スノーボードのブーツは26.5~27cmを使用していますが、27cmでも小さく感じて窮屈なブーツも結構あります。
左右の足のサイズが違うってことも、稀ではなく普通のことなんですよ。
ちなみに普段履きのスニーカーは26.5ですが、ランニングシューズは26を選びます。
このような感じで実測とそれに合う靴のサイズは物によって千差万別です。
なので、スニーカーサイズを基準に前後1cmのブーツを試し履きしてみてください。
レンタルブーツは、試着して違和感があればサイズの交換に応じてもらえます。
ブーツに関しては履いた状態でかかと落としの要領で床にかかとを強く打ち付けてしっかりカカトを合わせます。
スノーボードのブーツにはカカトの部分にくぼみがあり、ここにカカトが収まることでブーツ内で足がズレるのを防ぐ形状になっています。
そして紐をしっかりと締めた状態でつま先には余裕があまりない状態がベストです。指一本以下くらいですね。
あまりにも余裕がある場合はブーツの中で足が前にずれてしまい、カカトをホールドしていた状態から外れてしまいブーツの中で足が浮くようになってしまいます。
ブーツの中で足が遊ぶと板に人間の力が伝わらなくなりますので、操作が非常に難しくなりますのでご注意ください。
何度試し履きしてもいいから、正しいサイズのブーツを探しましょう!
最後にレギュラーかグーフィーか聞かれます。
私は初心者にこんな聞き方しないでくれと思います。
スノーボードに於ける右利き?左利き?の名称がレギュラー?グーフィー?です。
これに関しては利き足、利き手には関係ないのがスノーボードと言われるのが一般説です。
一番日常的に見分けやすい方法に「バイシクルテスト」というものがあります。みなさん、大事なところですよ!
バイシクルテストのやり方
自転車に対して、あなたは右側から乗りますか?左側から乗りますか?
これだけです。
左側から乗る場合、左足を軸に、右足を上げて跨ぎますよね。
軸足が左足という事で、レギュラー(左前)となります。
逆に右側から乗る場合、右足を軸に左足を上げて跨ぎますので、軸足が右足ということで、グーフィー(右前)となります。
日常的動作で、様々な人が何度も経験しているということで最も理解しやすい調べ方を書きました。
その他にもキックテストや他人に後ろから押してもらうテストなど、いろいろあるのですが、そんなに何個もやらなくていいです。
最終的にはどっちの足を前にしても滑れるようになるのが目標と言っても過言ではありませんので、最初のうちにグーフィーレギュラーどちらかを決めるのは、おまもり程度だと思ってください。
今回はこの辺で!では!