2019年のコンセプトは「咀嚼しながら、嘔吐する。」
新年の抱負を具体的に掲げることは無意味だと思っているが、抽象的なコンセプトを立てることは意味があると思っている。
抽象的なコンセプトはあらゆるtodoの基盤となり、ギリギリのところで自分を引き戻してくれるベースラインとなるからだ。
さて、私の2019年のコンセプトはといえば、「咀嚼しながら、嘔吐する。」である。
「咀嚼する」に込めた意味は、社会や人間に対する解像度を一段とあげること。対局の流れと、その中でミクロに生起しつつある次の流れを同時に捉えること。デフォルトのインプットに加え、今年は仮説検証と言語化を繰り返すスピードを上げ、より解像度の高い「課題(問い)」を見つけられるようにしたい。
「嘔吐する」に込めた意味は、ソリューションを勢いよく打っていくということ。この世界の課題は永遠に噛みきれないようなハードモードな小松菜みたいなもので溢れている。適切なタイミングで出すことを心掛ける。また、基本姿勢としては、世の中の不条理にはしっかり逆らい中指を立て続けていきたいという意味でも嘔吐なのである。
これらは至極当然のことであるが、重要なので改めて記しておく。
「今、咀嚼しているぞ。」「今、嘔吐しているぞ。」とメタ的にタグ付けできるような瞬間がどれだけ訪れるかが、私の一年の達成度を決める。
丁寧に、細かく、勢いよく、逆らう。
そんな一年を。
2019年 元日
野間康平
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