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共鳴は善悪の間の「揺らぎ」への共感【鳥井弘文さんVoicyメモ】
===メモ===
【前提】
若者の間で"共感"という言葉から
"共鳴"という言葉への移行が起きている
↓
SNSの発展により、
二項対立的な意見や
単純な正義が氾濫している
↓
このような状況下で
"共感"という言葉が
ポピュリズム的な道具と化している
—
【本題】
なぜ"共鳴"という言葉が
選ばれるようになったのか?
↓
"共感"は一点の意見への賛同だが、
"共鳴"は善悪の間の揺らぎへの共感
↓
現代では「正解」が存在せず、
全ての価値が相対化されている
↓
この複雑な状況の中で、
人々は他者の「揺らぎ」そのものに
共鳴し始めている
—
【結論】
"共鳴"は振動のように
人から人へと伝わっていく
他者の中での揺らぎが
また新しい振動を生む
深いつながりを生む
新しいコミュニケーションの形
===ここまで===
【感想】
“共鳴は善悪の間の「揺らぎ」への共感”
これは本当にその通りだなと思います
「チ。」に出てきた
“迷いの中に、倫理がある”
とも通じる部分ですよね
コミュニティに属していると
この「揺らぎ」を気兼ねなく共有できるのが
すごくいいところだなと感じます
誰かの「揺らぎ」がみんなの「問い」になって
みんなで作る「揺らぎ」が生まれる
なんだかそんな瞬間が楽しいんですよね
きっとそれが共鳴してるってことなんでしょうね
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鳥井弘文さんのブログ記事はこちら↓↓
放送の中で紹介された作品↓↓
1.『DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある』- 著者:橘玲
「DD論」をわかりやすくまとめてくださってる記事はこちら↓↓
2.『ものがわかるということ』- 著者:養老孟司