純粋経験を守るための孤独と祈り【鳥井弘文さんVoicyメモ】
===メモ===
【前提】
現代社会では"純粋な体験"が
他者からの承認を得るための
手段と化している
↓
本来の"孤独"や"個人的体験"の価値が
SNSや市場原理によって
歪められている
↓
純粋経験と向き合うための
新しい視点が必要
—
【本題】
純粋経験が失われていく3つの過程
↓
①承認欲求による変質
・孤独な体験を共有したがる
・他者の反応を期待する
・本来の価値が薄れていく
↓
②集団による意味づけの強制
・過度な解釈や意味づけ
・市場価値による正当化
・個人の感覚が失われる
↓
③純粋な動機の変質
・応援が自己承認の代替に
・集団での推し活動が目的化
・本来の感動が見えなくなる
↓
純粋経験を守るための心構え
"直に観る"姿勢の重要性
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【結論】
自己点検の習慣化が必要
他者の評価に依存しない
体験の価値づけを心がける
純粋経験との対話を
祈りのような時間として大切にする
===ここまで===
【感想】
音楽との出会いを振り返ると、
最初は純粋に好きなだけだった曲が、
誰かに共感されることで
より深い愛着が生まれていった
でも同時に、
その共感を求めすぎて
本来の感動が薄れていく経験も
たくさんしてきた
「好きなものを好きなだけ楽しむ」
その単純なことが
なぜこんなにも難しいのだろう
ただ、考えてみれば
純粋な体験が
他者との関わりの中で
変質していくのは
自然な流れなのかもしれない
むしろ、
その変質のプロセスを経て
「やっぱり好きだ」と
再確認できた時こそ
本物の愛着が生まれようにも思う
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