12月議会
議員になって2回目の12月議会
今回初めて議案質疑の通告を行い質疑をしました
質疑は一般会計補正予算の内容について3点
議会が開会し
議案説明が行われるが、要点のみの説明で
それだけでは内容をすべて把握することは
とても難しい
各部署を回り担当の職員さんに議案の内容の確認や
不明な点をお訊ねする
職員さんとお話すると新人議員の私に
丁寧に説明してくださる
やっぱり顔をみてお話するのは大事
そして勉強になる
無知の知
知らないことがあることを知って
勉強することが
成長につながるんです
以下いくつか抜粋
〇自治総合センターコミュニティ助成金
の2件申請のうち1件不採択によって250万円の雑入マイナス
こちらは自治会の要望でR5.4月に区長さんに説明し8-9月に申請するもの
今回は四本木自治会の夏祭りのお面や衣装、扇子などが申請許可されたとのこと
私の住む組でも婦人の集まりで
トイレが汲取り式なので
我慢して集まりの時に長時間公会堂にいられないとの
切実な声が。
昭和40年代の建物で外のトイレ、組の方の厚意があっての
ものなので色々課題もあり建て直しとはいかないもののようだが
こういった助成があることは市民も知っていたらいいことだなと感じた。
〇税務事務 市税還付金及び還付加算金の928万1千円の増額
は
大きな倉庫の8年分の家屋の評価間違いによるもの等とのこと
県税事務所の評価を経て市で確認し評価する流れだが
所有者の問合せにより間違いが発覚したとのことであった
他にも地目の誤りで還付もあり今回の増額はイレギュラーなものであった
(毎年補正はあるがここまでの狂いはないようだ)
今後このような間違いがないよう対策をお願いしたい
〇鳥獣対策事業の回収運搬処理委託料
はアライグマの捕獲頭数が
当初300頭で予算計上したところ9月末で280頭となり400頭に上方修正
100頭分の936000円が増額
処理はペット霊園に委託しているそうだ
日高には太平洋セメントがありそこで
処理委託も考えているようだが課題があるとのこと
今後も増えるであろう鳥獣対策費
知人がアライグマをカレーにしたらうまかったと
言っていた
ジビエに活用する自治体もあるし
アニマルライツの観点もあるし
日高市だけでなく工夫が求められていると感じる
ちなみにアライグマの捕獲をしたら報奨として
1頭につき2000円支払われる
〇河川・水路災害復旧事業
高麗地区の高麗本郷地内日向道の水路の
石積の護岸が崩れその復旧のための詳細設計をするため440万円
今は石積みをできる職人さんがほとんどいないらしく
違う方法での護岸になるだろうとのこと
昔の方の知恵と技術は改めて素晴らしいと思い知った
〇生活保護費
低所得者自立支援事業 被保護世帯の増加等に伴い各扶助費の増額 なんと4674万5千円
県平均より被保護世帯は低いものの
4月に471世帯、10月には482世帯に
昨今の物価上昇に対し賃金上昇は鈍い
困った人への配慮は最優先されるので調査後
2週間程度で認定が行われるという
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他には人事の議案や武蔵高萩駅北土地区画整理事業の完了に伴う
市道の廃止認定など
また請願が1件提出された
車がなくても日常的におでかけできる移動手段の確保を求める請願
こちらは委員会での議論や議事録を閲覧させていただき判断
閉会後の12/13の
日高市公共交通協議会
の傍聴にも参加
多くの市民が注視していることがよくわかる
おでかけタクシー(仮称)の内容も明らかになってきた
平成19年に廃止となったせせらぎ号(定時定路線のワゴンバス)
この経験もあり、今回のタクシーという既存のものを
活用し、ドアツードアで目的地へ到達できる随意性利便性は
高齢者など複数の交通機関を使いづらい方にとっては
有難いものであろう
また残念ながらきわめて個人主義的になっている現代社会では
需要のあるものだと考える
高麗地域お助け隊の活動報告から個人の好きな時に
好きな場所へ気兼ねなくいけることを望む方は多い
個人的にはもちろん小さなコミュニティ内での
共助で移送支援ができることが望ましいとは思う
究極的にはお金を介さずお互い様の気持ちで成り立つ
地域をはぐくむことができたら最高
国交省の地域公共交通の事例を見てみると
ワゴンやバス、自主運行など様々あるが
日高の特性を考え地域公共交通協議会の委員の方たちによる
様々な検討によって出された結論である
タクシーは庶民の乗り物でないというイメージがある
私自身一人でタクシーに乗ったことなど片手で数えるくらいしかない
料金についてはおおむね1/2の負担との説明であったが
利用料金が1000円から1500円であれば 負担額は800円
というような段階的な料金設定になる予定
制度についての周知は1月に広報ひだかに掲載される予定
この制度を使うには事前の登録申請は2月から。
各地区などで説明会と登録申請の受付を
できるようなサポートもしてくださるということなので
安心していただけたらいいのかと思う
乗降ポイントは260箇所程度で
市役所や出張所、公会堂、郵便局、医療機関、福祉施設
商業施設、観光施設、駅、バス路線など日常のおでかけに困らないような
設定がされる予定
また例外的に毛呂山の埼玉医大も特例で乗降ポイントになる予定
このポイントの周知の方法は工夫が必要だと個人的には
強く感じた
登録は16歳から
回数制限はないそうだ
予算も当初設定よりも上回りそうなら確保したいとの言葉もあった
未就学児は大人1名につき何名まで等の制限はなく
無賃の予定
先ずは多くの市民が待ち望むお出かけの足として
この制度がどうなのか実際に市民の皆様にご利用いただいて
料金設定など不具合があれば修正できるような
市民の声がとどく機会を作っていただくとよいのではないかと
思っている
そのほか陳情書3件
うち1件は学童保育の充実を求める陳情書
高麗学童の施設面積の確保や学童のトイレの男女別使用できるような
改修、学童の合併・削減しない等
トイレについては
誰でもトイレも普及しつつあり
個人的には男女とも個室で使えれば分けて別々に
整備することもないのかなとは思う
一般質問の内容は議会中継もご覧くださいね
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