ちぃちゃんとバードトレーニング
ちぃちゃんと一緒にもっといろんなことにチャレンジしたかったな。
ちぃちゃんとバードトレーニングを始めたのは2020年の9月。
ちぃちゃんが9歳のときです。
SNSで企画されていた「鳥さんたちのカスタネットチャレンジ」に動画を応募するために練習をはじめたのがきっかけでした。
コザクラインコの湖子とはゲーム感覚で小さい時からおもちゃを持ってきたりターンやトンネルなどクリッカーという合図を使って教えることはそんなに難しくはありませんでした。
でもちぃちゃんには同じように教えてもうまく伝えられませんでした。
唯一できるのは朝の体重を測る時に数秒だけじっとできること。
それだけで十分かしこい〜〜と思っていました。
いや、それだけでも十分かしこかったんです。
でも、わたしが思っていた以上にちぃちゃんは、もっとかしこかったんです。
わたしが上手に伝えられてなかっただけでした。
ちぃちゃんは活発な子だし。
少しもじっとしていられない子だし。
飛ぶことがなにより大好きだし。
おしゃべりが大好きだし。
それでOK!としていました。
ならどうして今、ちぃちゃんにも小さい頃から教えてあげればよかったと思うのか?
それはトレーニングでカスタネットを鳴らせるようになったちぃちゃんがすごくうれしそうだったからです。
カスタネットが鳴らせるようになったちぃちゃんはおやつが食べたいな〜と思ったら自分からカスタネットを鳴らすようになっていました。
すると「私に伝わる」→「おやつもらえる」→「うれしい」。
ものまねでおしゃべりをするのとは違ったコミュニケーションの形でお互いの思いが伝わる言葉みたいなものになっていました。
ちぃちゃんにどうやったら伝わるか。
それは辿り着きたい場所(目標)があるならものすごく近くから小さな「できる」を積み重ねること。
人と同じでした。
それになにかを達成するってどんな生き物にとってもきっとうれしいことなんだな〜と思いました。
ちぃちゃんの顔を見て本当にそう思いました。