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「パリ・オペラ座~響き合う芸術の殿堂」展へ行ってきました。

こんにちは。mikaです。

秋といえば「芸術」ということで、先日アーティゾン美術館で開催中の「パリ・オペラ座~響き合う芸術の殿堂」展へ行ってきました。

絵画や彫刻はもちろんのこと、舞台で使われていた装飾品や楽譜なども展示されています。
オペラ座と芸術がどのような影響を与えあい、発展してきたのかを辿ることができます。

展示は「序曲」「第Ⅰ幕~第Ⅳ幕」「エピローグ」で構成されていて、展示数は250点超えとかなりのボリュームです。

私は、バレエもオペラも詳しくなく「オペラ座=歌劇をするところ」ぐらいの知識しかなかったのですが、オペラ座と芸術が、時代とともに変化していく様子がよくわかる展示となっていて十分に楽しめる内容でした。


入ってすぐの展示室でラウル・デュフィの「パリ」が迎えてくれます。
最初にポーラ美術館で見たときは、大きさと華やかさに圧倒されたことを思い出しました。

ラウル・デュフィの「パリ」
また会えたね。

オペラ座の楽屋に通い詰めていたというエドガー・ドガ。
ドガの作品は絵画しか見たことがなかったのですが、彫刻作品も残しているんですね。
踊り子の彫刻が何点か展示されていて、ドガが踊り子の動きを丁寧に研究して描いていたということがわかります。

踊り子を描く原点がここにあったと思うと感動。

ドガの「舞台袖の3人の踊り子」
普段は国立西洋美術館にありますが、今回の展覧会でもお目にかかることができました。
画像は国立西洋美術館よりお借りしています。

また、当時人気だった踊り子の肖像画や私物なども展示されていました。
踊り子の肖像画は、どの作品も見惚れるほど美しいものでした。

特に『シェエラザード』のイダ・ルビンシュタインの美しさ。
並んで展示されていた『火の鳥』のタマラ・カルサヴィナもまた美しい。
惚れ惚れします。

美術展ナビの記事に写真がありましたので、リンクを貼っておきます。


「芸術の都パリ」と言われていますが、音楽、絵画、演劇、彫刻、建築…いろいろな芸術の組み合わせでパリという街が作られているんだなと。文化って、こうやって作られていくものなのねと感慨に浸りました。

当時の華やかさや、パリと言う街に憧れる芸術家たちの人生に少し思いを馳せることができました。

「パリ・オペラ座~響き合う芸術の殿堂」展は、2023年2月5日まで開催されています。
常設展示されている作品も素晴らしいものばかりなので、お近くの方はぜひ足を運んでみてください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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