プロの作家さんから創作術を学び、実践する創作講義を開催します
いつもお世話になっております。Nola運営スタッフです。
あっという間に12月に入り、冷え込みが一層厳しくなって参りましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
Nolaでは、皆さまからいただいておりました機能改善を一つずつ着手しており、プレビュー機能の改善などを含め日々実装を進めています。新機能のみならず、使い勝手の悪い点やバグなど含め改修できるよう取り組んでおりますので、もう少々お時間いただけますと幸いです。
本日は、コミックDAYS連載中の「攻殻機動隊 THE HUMAN ALGORITHM」の漫画脚本や、アニメ「ダイヤのA」の脚本など様々な作品をご執筆されている藤咲淳一先生と共に、創作を学び実践する新しい取り組みを開始することとなりましたので、こちらのnoteにてご報告をさせていただきます。
毎度長文となってしまい恐れ入りますが、お時間ある際に読んでいただけますと幸いです。
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創作を学び、実践できる場をつくる
Nolaを2018年6月にサービスを開始してから、Twitterのリプなどを通して少しずつ作家の皆さまとお話しさせていただく機会も増え、日々ご要望やご指摘をいただきながら、機能の改善や新しい取り組みを模索してきました。
そんな中、とある日にNolaをご利用くださっていた藤咲淳一先生とご縁をいただき、お話する機会をいただきました。
藤咲先生は、株式会社プロダクション I.Gに所属し、「ダイヤのA」「ポケットモンスター」などのアニメ脚本や「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「BLOOD#」などの小説執筆をされている商業作家様で、私生活の中で自然に観ていたアニメの脚本を書かれていたことを知り、非常にびっくりするとともに、お話の際にはとても緊張したことを覚えています。
また、デジタルハリウッド大学では「アニメシナリオ概論」「アニメ制作概論」の特任教授、専修大学では「特殊講義シナリオライティング」「シナリオライティング実習」の兼任講師を務められています。
はじめは恐れ多くも、Nolaのプロット機能や時系列機能へのアドバイスやご指摘などをいただいていたのですが、何回かお話の機会をいただく中で、小説やマンガ原作、アニメ脚本まで幅広くご執筆されている藤咲先生がこれまで培われてきた創作術などについて、会話の中で多くの学びの機会をいただきました。
そして、執筆ツールを開発する私たちとしても非常に勉強になることだらけではありながらも、こういった制作に関するお話をNolaをご利用くださっている作家さんにもお伝えする機会が作れないかをご相談したところ、藤咲先生から「自分のやり方が全てだとは全く思わないが、一つの形として自身の経験をプロを目指す作家さんに伝えていきたい」とお言葉をいただきこの度の企画を立ち上げる運びとなりました。
藤咲先生とは企画の内容を詰めていくにあたり、せっかくやるのであれば、座学だけではなく実際に手を動かして、藤咲先生と対話を通して実践的に学べる機会にしようということになり、まずは人数を広げすぎずにオンライン・オフライン各8名ずつを定員として、最近作家さんへのご依頼が増えている「漫画原作」での創作術をテーマに講義を実施する方針となりました。
また、この講義ではアニメーション会社で様々な企業からの要望を受けながら制作を行なってきた藤咲先生ならではの視点として、商業での執筆の仕事で役立つ創作の考え方や捉え方も学べる機会とできたらと考えています。
なお、今回の講義には人数に上限があるため、あらかじめ事前課題を提出していただき、藤咲先生と拝読の上で参加者の選考をさせていただきますことをご了承ください。
まだ試し試しの取り組みではありますが、一つの創作を学ぶきっかけとして実施ができたらと思いますので、ご興味のある方は下記の応募要項をご確認いただき、ご応募をいただけますと幸いです。
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募集要項
本企画についてご興味いただける方は、下記の内容をご確認の上、ご応募をお願いできますと幸いです。
運営一同より良い機会とできるよう努めて参りますので、何卒よろしくお願いいたします。
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さいごに
長文にも関わらず最後までお読みくださりありがとうございました。
募集期日が短い中でのお知らせとなり大変恐れ入りますが、もし年末年始にお時間ございましたら、ご応募いただけますと大変嬉しく思います。
これから冷え込みが一層厳しくなるかと存じますが、くれぐれも風邪など引かぬようお気をつけてお過ごしください。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。