売却価格をあと10%アップさせるための、中古マンション売却のコツ
初めまして、不動産が大好きなsoshiteと申します。数多くの記事の中からこの記事を見つけてくださってありがとうございます。
マンションをこれから売却しようと考えている方なら誰でも、マンションを少しでも高く売りたいと思っていることでしょう。
実は、売却プロセスを仲介業者さん任せにせず、売主自ら積極的に関与することで、誰でもマンションをより高く売却できる可能性があります。
「売買が成約したら仲介業者さんに高額な仲介手数料を支払うのに、なぜ自分が時間を割いて売却活動に携わらないといけないのか」と思った方は、そのまま仲介業者さんに物件の売却活動をすべてお願いしても全く問題ありません。
「え、売却活動に自分も関与できるの?それでマンションがより高く売却できる可能性があるなら、やってみたいかも!」 - そう思った好奇心旺盛なあなたに向けて、このnoteで私の実体験に基づいた、素人でもマンションの売却価格をアップさせるコツをご紹介したいと思います(13,259文字・写真12枚)。
自己紹介
私は都内在住の子供が2人いる不動産が大好きなワーキングママです。
どれくらい不動産が好きかというと、子供の頃から住宅展示場のチラシを眺めて将来の自分の一軒家の妄想を膨らませたり、「渡辺篤史の建もの探訪」を毎週欠かさず観たり、大人になってからは一人で不動産業者をやっている知り合いにREINS*1の物件情報を閲覧させてもらったり、at home や東京R不動産、カウカモ などで面白い物件探しをするのが趣味だったり、仕事では全く使わないのに独学で宅建を取ってしまったくらいです。
*1 REINS(レインズ)
Real Estate Information Network Systemの略称で、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営している、物件の売買情報などが載っている不動産業者専用サイト。
不動産の売却を依頼する際に不動産会社と結ぶ3種類の媒介契約のうち、「専属専任媒介契約」と「専任媒介契約」の場合にはレインズへの物件情報登録が義務付けられている。
そんな不動産好きがマンションを売却するとどうなるのか・・・?
結果としては、売却活動に自ら積極的に関与し、3年前の購入時より約20%高くマンションを売却することに成功しました。
その時の経験やノウハウがこれからマンションを売却しようとお考えの方の参考になればと思い、このnoteを書くことにしました。
マンションを売却しようと思ったきっかけ
当時住んでいたマンションは、まだ子供が1人で3歳の時に購入した、都心にある53平米・2DKの築5年のマンションでした。1日24時間の中でフルタイムの仕事・育児・家事・睡眠時間を捻出するために、自宅の広さより会社へ電車で3駅という近さを優先し、まだ子供も小さいし50平米ちょっとでもなんとかなるかな、と下した決断でした。
ところが2人目の子供が産まれてみると、どんどん大きくなる2人の子供達と4人で53平米に住み続けるのはかなり無理があることが、だんだんとわかってきました。
突如コロナ禍に巻き込まれたのはそんな時でした。
夫婦ともに米系企業に勤務していたのですが、2020年夏頃からグローバルでリモートワークに切り替わり、狭い2DKでの夫婦の自宅勤務が始まりました。
狭い自宅で大人2人が一日中ラップトップを突き合わせて仕事をするのはなかなか辛いものがあり、コロナも思ったより長引きそうな雰囲気になってきた夏の終わりに、「このままリモートワークが続くのなら、何も狭い都心のマンションに住む必要はない。少し遠くてももっと広いマンションに引っ越そう!」と急に思い立ちました。
そうして私のマンション売却の道のりが始まったのです(夫は不動産に関心がなく売却活動にほぼノータッチだったため、1人称で話を進めます)。
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