💬 Design Term ＃デザイナー英語＃ミーティング＃英語フレーズ – ミーティングで進行役をする

一言で会議といってもさまざまな形があります。今では多くのミーティングがオンラインで開催されるようになりました。そこで今日は、デザイナーが会議で進行役を任されたときに使える便利な英語フレーズをご紹介したいと思います。

1. はじめに

デザイナーとして海外で企業を相手とするときはもちろん、社内でもたびたび英語でので進行役を任されることがあります。オンライン・ミーティング中にクライアントにデザインをアピールする時、スクリーン・シェアでスライドを共有することは、会議の参加者を飽きさせないためにも私は大切だと思います。

オンラインでミーティングの進行をする場合は、資料と原稿、また聞き手にうまく視線を移しながらおこないます。またズームなのでのリモートでプレゼンをする場合は、全員を見るのではなく、まず、特定の人を選び、笑顔でアイコンタクトをとります。これにより、大勢の前に立っている意識を和らげ、緊張感がなくなり、自信を持って進行をすることができます。ミーティングを進めていく途中で、気持ちが落ち着いてきたら、また、別の人を選び、アイコンタクトをとります。

facilitate
ファシリテート・促進する
To help people deal with a process or reach an agreement or solution without getting directly involved in the process, discussion.
人々がプロセスや議論に直接関与することなく、プロセスに対処したり、合意や解決策に到達したりするのを支援します。

2. 会議が始まる前のスモール・トーク

会議が始める前に、参加者が集まってない時などにちょっとした雑談をすると、雰囲気が温まり、会議の中で意見交換をしやすくなります。もし司会進行する立場なら、その後の進行も楽になると思います。話題としては、天気や、仕事のことといったあまりプライベートに立ち入らない範囲のものを選びましょう。

Hi, everyone.
皆さんこんにちは。

It is freezing today, isn’t it?
今日は冷えますね。

How was your weekend？
週末はどうでしたか？

It’s wonderful to see you again Mark and Amanda, and nice to meet you, Michael.
マークさんとアマンダさん、また会えてうれしいです。マイケルさん、初めまして。

Thank you very much for joining this meeting
.
会議にご参加いただき、ありがとうございます。

3. 挨拶、自己紹介をする

I’m Mina, and I arranged this meeting.
私はミナです。この会議を手配しました。

I’m a product designer. I'm looking forward to collaborating with you all as this sounds like an amazing project.
私はプロダクトデザイナーです。 これは素晴らしいプロジェクトのように聞こえるので、皆さんとコラボレーションできることをを楽しみにしています。

I resonate with your concept and I am passionate about helping people with disabilities and their families.
私はあなたのコンセプトに共感し、障害を持つ人々とその家族を助けることに情熱があります。

We have Andrew here also, he is our delivery lead.
アンドリューも参加しています。彼は私たちのデリバリー・リーダーです。

4. 会議の議題について述べる

I’d like to get started.
では、始めましょう。

Today, I would like to get 40 minutes of your time.
今日は40分お時間をいただきたいと思います。

The purpose of this meeting is to discuss the brand direction and possibly do a bit more brainstorming to choose the brand name.
この会議の目的は、ブランドの方向性について話し合い、ブランド名を選択するためにもう少しブレインストーミングを行うことです。

Mark and Amanda, thanks so much for your active participation in the workshop last week, we had really great outcomes.
マークさんとアマンダさん、先週のワークショップに積極的に参加してくれてありがとうございました。本当に素晴らしい結果が得られました。

Michael, we had a Kick-off Brand sprint meeting last week, so I’d like to quickly share the outcomes with you.
マイケルさん、先週キックオフブランドのスプリントミーティングがあったので、結果を簡単に共有したいと思います。

Please stop me anytime if you have any questions.
ご不明な点がございましたら、いつでも止めてください。

以前行われたワークショップの概要を新しく参加しているメンバーに伝えます。スライドがあると伝わりやすいです。

こちらで英語でのワークショップのファシリテーション：決まり文句、つなぎ言葉 例文集を紹介しています。

5. ワークショップの概要を説明

1. Belief

In our previous workshop talked about our beliefs.
以前のワークショップで、私たちの信念について話しました。

We need to know why we’re in this business — and talk about it. When a company has a strong motivation and that motivation shines through, customers will buy the service.
私たちはなぜこのビジネスに携わっているのかを知り、それについて話す必要があります。 企業のモチベーションが高く、そのモチベーションが光るとき、顧客はサービスを購入します。

Our beliefs are
私たちの信念は

1. We want to create opportunities for people with disability and their families to live their best lives.
1.障害を持つ人々とその家族が最高の生活を送る機会を作りたい。

2. We want to give people with disability and their families a place to feel included.
2.障害を持つ人々とその家族に社会的包摂のある場を提供したい。

Next, we talked about our top 3 audiences.
次に、上位3人のオーディエンスについて話しました。

We need to know who we’re talking to. We’ve listed all our possible audiences, then figured out who’s most important.
誰と話しているのかを知る必要があります。 考えられるすべてのオーディエンスをリストし、誰が最も重要かを判断しました。

Our top 3 audiences are
私たちのトップ3のオーディエンスは、

Young adults with disability, who wants to take control of their lives, understanding the future (e.g. relationships, living out of home, employment).
自分の生活をコントロールし、将来を理解したい、障害のある若い成人。 （例えば：人間関係、外出先での生活、雇用）

Parents of children with disability, who wants to understand what life be like in the future for them.
将来の生活がどのようなものかを理解したい障害のある子供の親。

Older adults who want to prepare for aging
老化の準備をしたい高齢者。

Next, we talked about our brand personality.
次に、ブランドの個性についてお話しました。

1. We want to be truthful, trusted, and confident.
1. 誠実で信頼でき、自信を持って行動したい。

2. We want to be innovative but serious.
2.革新的でありながら真剣でありたい。

3. We want to speak to a wide variety of demographics
3. さまざまな人口統計に話したい。

4. The brand needs to instil confidence.
4.ブランドは自信を植え付ける必要があります。

Next, we talked about our top 3 values.
次に、上位3つのバリューについて説明しました。

We’ve cut down values to just 3 values
値を3つに減らしました。

Trust, Inclusivity, Person-centred
信頼、包括性、人中心

 6. バリューを元に制作したムードボードを紹介。

I'd like to start by looking at a couple of moodboards.
まず、いくつかのムードボードを見てみましょう。

To set the brand direction we’ve created a couple of mood boards using these 3 values which is a collection of images, textures, typography and colour palettes to describe something as abstract as a mood and feeling. It helps us gather ideas and inspiration.
ブランドの方向性を設定するために、画像、テクスチャ、タイポグラフィ、カラーパレットのコレクションであるこれらの3つのバリューを使用して、ムードとフィーリングのように抽象的なものを説明するムードボードをいくつか作成しました。 それは私たちがアイデアやインスピレーションを集めるのに役立ちます。

Moodboard1

I envision my brand look like: Trustworthy
私たちのブランドは’信頼性’を表しています。

ムードボードを紹介します。
What we sense from looking at this mood board is confidence, solidity, and a sense of bold attitude.
このムードボードを見て私たちが感じるのは、自信、堅実さ、そして大胆な態度です。

These blue colours also contrast well with both light and dark background it will pass the web contrast accessibility guidelines easily.
これらの青い色は、明るい背景と暗い背景の両方ともよく対照的であり、Webコントラストのアクセシビリティガイドラインに簡単に合格します。

Blue tones can communicate a sense of intelligence, trust, and stability.
ブルートーンは、知性、信頼、安定感を伝えることができます。

And we liked the exaggerated, bold and condensed letters for headers. そして、ヘッダーの誇張された太字で凝縮された文字がいいと思いました。

Moodboard2

I envision my brand look like: Inclusive
私たちのブランドは’包括’を表しています。

二番目のムードボードを紹介します。

Looking at skin tones and round shapes we sense the embrace, soft feelings.
肌の色や丸い形を見ると、抱きしめた柔らかな気持ちが感じられます。

We liked some of the image treatments with coloured background grabs your attention.
私たちは、色付きの背景を持ついくつかの画像処理が注意を引きます。

Moodboard3

I envision my brand look like Person-Centric
私たちのブランドは’人間中心’を表しています。

三番目のムードボードを紹介します。
We want to treat the users as unique individual and be able to provide a personalised experience.
私たちは、ユーザーをユニークな個人として扱い、パーソナライズされた体験を提供できるようにしたいと考えています。

What we sense from looking at this mood board is the happiness and bold kind of feelings.
このムードボードを見て私たちが感じるのは、幸せと大胆な気持ちです。

We also liked some gradient effects as they can add depth, dimension, and movements to design elements.
また、デザイン要素に奥行き、寸法、動きを追加できるグラデーション効果も気に入りました。

7. 多数決で決めよう

It would be wonderful if we could decide on which Mood-board is most appealing to us so we can start working on the brand direction.
どのムードボードが私たちにとって最も魅力的であるかを決定して、ブランドの方向性に取り掛かりたいと思います。

Let's vote on it.
多数決で決めよう。

You have two votes, please cut and paste the dot to the ones you like the most and second?
投票は2つあります。ドットを切り取って、一番好きなものと2番目に好きなものに貼り付けてください。

You can also paste two dots on the same mood board.
同じムードボードに二つのドットを貼り付けてもいいです。

Mark, please take the yellow, Amanda, please use the blue and Michael please use the green voting dots.  
マークさん、黄色を、アマンダさんは、青を、マイケルは緑のドットを使ってください。

You can also use sticky notes on the right side to write down your thoughts.
右側の付箋を使用して、考えを書き留めることもできます。

5分後、これまでの話をまとめる
I'd like to hear your thoughts, can I ask your opinion, Amanda?
あなたの考えを聞きたいのですが、アマンダさん、あなたの意見を聞いてもいいですか？

How about your opinion Mark and Michael? 
マークさんとマイケルさんの意見はどうですか？ 

Thank you, everyone. I think we can combine mood board 1 and mood board 2. Does that sound ok?
みんなありがとう。 ムードボード1とムードボード2を組み合わせることができると思います。それで問題ありませんか？

8. アクティビティを終了する、次に移る


I think that we have covered everything on this activity.

私たちはこの活動のすべてをカバーしたと思います。

Now, I will move on to the next section and talk about our brand name.
それでは、次のセクションに移り、ブランド名についてお話します。

Let’s brainstorm to choose the brand name.
ブレーンストーミングでブランド名を選択しましょう。

We’ve came up with a couple of other options for names and added some into the name log.
名前には他にもいくつかのオプションがあり、名前ログにいくつか追加しました。

I've listed all the name from the name log here.
ここに名前ログからすべての名前をリストしました。

Let's vote on it again.
また多数決で決めよう。

You have five votes, please cut and paste the dot to the ones you like?
投票は5つあります。ドットを切り取って、一番好きなものに貼り付けてください。

You can also paste a couple of dots on the same name.
同じ名前にいくつかのドットを貼り付けることもできます。

Again, Mark, please take the yellow, Amanda, please use the blue and Michael please use the green voting dots.  
繰り返しになりますが、マークさん黄色を、アマンダさん青を、マイケルさんは緑の投票ドットを使用してください。

You can also use sticky notes on the right side to add more possible names.
右側の付箋を使用して、名前を追加することもできます。

5分後、これまでの話をまとめる
I'd like to hear your thoughts, can I ask your opinion, Amanda?
あなたの考えを聞きたいのですが、アマンダさん、あなたの意見を聞いてもいいですか？

What do you think about Amanda's opinion Mark?
マークさん、アマンダさんの意見についてどう思いますか？

Can I ask your opinion, Michael?
マイケルさん、あなたの意見を聞いてもいいですか？

Okay, thanks for that everyone, hope we can decide on the brand name by end of this week to stay on track since we have only two weeks to finish everything.
さて、皆さんにありがとうございます。すべてを終えるのに2週間しかないので、今週の終わりまでにブランド名を決定して軌道に乗ることができることを願っています。 

Should we catch up again sometime this week to choose the right name?
今週中にまたキャッチアップして、ブランド名を選びましょうか？

9. 次のステップ

So, if there is nothing else we need to discuss, let’s move on to the next topic.
では、他に話し合うべき箇所が無いようでしたら、次の議題へ移りたいと思います。

Next steps are
次のステップは
Choice of Brand Direction, Colour Palette, Typefaces
ブランドの方向性、カラーパレット、書体の選択
Choose Right Name
正しい名前を選択する
Start Designing Logo, Brand Guidelines
ロゴ、ブランドガイドラインのデザインを開始

10. 会議を締めくくる

That will be all for today.
本日は以上となります。

Thank you all for attending.
ご参加ありがとうございました。

Have a lovely afternoon.
素敵な午後を。

11. まとめ

今回はデザイナーが海外で働く場面で欠かせない会議での英語表現についてご紹介しました。急に進行役が回ってきても、とりあえず間に合わせられそうなフレーズをご紹介しました。

ミーティングやプレゼンテーションなどは、リアルなシーンの中で実践的に使うのが一番かと思いますが、私は一度テンプレートを作って、それに沿って何回も練習をして実際のミーティングに挑みます。失敗する場面は多々ありますが、それも自分のためになっていると思うようにしています。ミーティングやプレゼンテーションでは、以前は緊張をしすぎてうまく行かない場面も多くありましたが、今ではその緊張も、自分の成長になっていると楽しめるようになってきました。

私も、色々勉強中なので、皆さまの、ご意見・ご感想をお聞かせください。お読み頂きまして、ありがとうございました。

メルボルンを拠点にプロダクト・デザイナーとして働いています。 主にデジタル・プロダクトの制作に携わっています。