脳フェス2022を終えて
どすん!
全身カラダがバッキバキ!
喉もガッラガラで、娘ちゃん(4歳)に、
「なんでこえがきたないのー?」
と聞かれたコバヤシです。
限界超えたからだよ
不安すぎた今回
今回、正直、不安満載でした。
なんやかんやで出来てない対面での脳フェス。
2019年以降は、リアルな大規模開催がホント出来なくて…。
オンラインでの繋がりは増えたけど、
それが本当に人を集める力と変わっているのか?
集まったところで、対応できる力が我々にあるのか?
は、正直未知数。
屋内外同時開催ということもあり、天候の不安もつきまといました。
(今まで2/3で台風だからねぇ)
が!
蓋を開けてみれば、大快晴!
果たして脳フェス2022は、成功に終わったのか…?
答えは、
大盛況となりました!
ららぽーとの担当者をして
『ここ最近で1番盛り上がってます!こんなに杖や車椅子利用者が参加してくれたことはないです!』と、興奮気味に話してもらえるほど。
ららぽーと でやった理由
それは、
・脳卒中サバイバーが社会に溶け出す仕組みをつくる
・その後の社会参加につなげる
・仲間を作ってひとりじゃないと感じてもらう
っていうのが、ざっくりとした理由。
そして、その結果は…
ららぽーと名古屋みなとアクルスは、杖や車椅子を利用される方で溢れ返り、多機能トイレが渋滞するほど。
しかも、「高齢発症が多い」とされる脳卒中ですが、若い方のなんと多いことか!
ららぽーとの各ショップさんとのコラボ企画、
『みんなのららぽーと 』
では、ショップ店員さんから「たくさんご来店いただき、休憩時間が取れませんでした。笑」と嬉しい悲鳴も。
会場内は盛り上がり、脳フェスブースを訪れた人の総数は、概算で5,000人を軽く超えているそうです。
そして、何より嬉しかったのが、ひとりひとりの当事者さんの声。
「退院後、はじめての友だちがたくさん出来ました!」
「SNSでしかやり取りしてない人に、ようやく会えました!」
「20人以上と繋がれました!」とのお声も。
本当にたくさんの方がお声かけくださり、笑顔とともに感謝を伝えていただきました。
こちらこそ感謝です。
特に印象的だったのが、
大阪の失語症の残る女性は「いつも見てます。嬉しいー」と、満面の笑みで言葉を絞り出してくれました。
2020年発症の、愛媛県の重度障がいを持つ若い男の子は、意識不明の時からお父さんに
『元気になったら、脳フェス行こうな』
と励まされていたそうです。
そして今日、車椅子で来てくれました。
デカゴンにいる私に挨拶をしてくれるために、階段をお父さんに支えられながら降りてきて
「ありがとうございました」
と懸命に紡いだ言葉で伝えてくださいました。
お父さんに、震える言葉で、
「ずっと来たかったんだよな!来れたよ!ありがとうございました!」
と伝えられた時は、崩れ落ちて号泣しそうなほど、心震えました。
『楽しい!をみんなへ。』
脳フェスの理念です。
楽しいことをキッカケに集まって、障がいと健常の境目がグラデーションになり、混ざり合う。
そして、全てのひとが一歩踏み出すきっなけとなる。
それが少し昨日の、あの場所、あの時間では実現出来ていた気がして、なんだか凄く、嬉しく、楽しかったんです。
ご参加いただいた全ての人へ。
ありがとうございました!
さあ、次行こう!!
「楽しい!」をみんなへ。この理念のもとに、全ての脳卒中経験者の可能性を世の中に伝えている、脳卒中フェスティバル。サポートいただいたお金は、全額脳フェスの活動資金にさせていただきます。ご支援をよろしくお願いいたします!