脳フェス2023まであと3日
準備も佳境中の佳境。
3日間、ほぼ寝てない頭で、軽くハイな状態だからこそ、
書きたいことがある。
残したい想いがある。
元来の僕は、なまけもので、めんどくさがりで、ねぼすけだ。
高校の頃などは、自転車登校中にイイ天気だと、ちょっと公園に寄って昼寝して遅刻をしたり、
文化祭のようにみんなとツルむのはカッコ悪いと、謎の思春期を発動していた。
5年後、脳梗塞を患った。
右半身はただの肉塊と化し、ベッドと自分の体の境目もわからなかった。
死にたいと思った。
惰眠を貪っていた若造が、はじめて眠れない夜を過ごした。
親の愛情に甘え、泣き言を吐いていた。
『なんで自分が』
そんな出るはずの答えを欲することを隠れ蓑に、
自分を卑下しながらも、過保護に、後ろを向いて生きていた。
そっからいろんなことがあって、
18年後の今はというと、楽しくて仕方がない。
あの時の自分に伝えたい。
「そこでお前が諦めなかったおかげで、今こんなに楽しいぞ」って。
新たな目標ができた。
人生の志事ができた。
かけがえない仲間ができた。
妻と娘という宝物ができた。
23歳のお前が、どん底にいて、今思えばクソダサいほどいじけ、拗ねても、諦めなかったから、足掻いたから、もがいたから、
明るい未来が待ってたぞって。
そんなお前は、『脳卒中でも可能性は無限大』だって、
お節介にも人様に伝えるために、今イベントをやってるぞ。
『脳卒中フェスティバル』
意味がわからない。
不謹慎極まりない。
謎のイベントを主催してるぞ。
理学療法士として病院に勤め、
家族との時間を削り、お金を使い、
自分が楽しいと思う空間を作って、人様に
『捨てたもんじゃないでしょう?』って問いかけてるぞ。
本当に、本当にありがたいことに、そんな思いに賛同し、
たくさんの人たちが協力してくれる。
たくさんの人たちが楽しみにしてくれてる。
たくさんのお金が出ていってる。笑
この現状を、どう思うかな?
苦笑いするかな?
呆れ返るかな?
どちらにしろ、口角は上がってるみたいだな。
まあいいや。
甘ったれなお前に、ひとつだけ。
あの時、
そう最愛の母親に、『自◯を手伝ってほしい』て、クソみたいな言葉を聞かせてしまった時。
踏みとどまってくれて、本当にありがとう。
お前の心に関わってくれる、全ての人に感謝して、
少しずつ、歩もう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
10月29日に、錦糸町マルイさんと全面コラボでイベントします。ぜひきてね!
👇お待たせしました!公式パンフレット
http://nikakume.sakura.ne.jp/noufes/noufes2023h.pdf
👇申し込みフォーム
「楽しい!」をみんなへ。この理念のもとに、全ての脳卒中経験者の可能性を世の中に伝えている、脳卒中フェスティバル。サポートいただいたお金は、全額脳フェスの活動資金にさせていただきます。ご支援をよろしくお願いいたします!