盛岡の馬場傾向2024 秋
※個人的な印象によるもので実際の傾向とは関連性がありません。
※印の説明
◎・○の上位版
○・普通の流れであれば有利ポジション
▲・不利ではないが有利でもない(展開により半々)
△・やや不利気味
✕・不利(まず来ない)
※ポジションの説明
逃げ・先頭を走る
外2・逃げ馬の外をマークしている
イン好位・主に逃げ馬の後ろにいる
差し・だいたい5番手以降の馬
追込・最後方を追走する馬
10/6(良)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
馬の実力差が出ているレースも多いが、逃げが残っているケースは少なく、外の好位から抜け出す形の馬が優位とみる。インは使えない印象だが、ロスなく立ち回っての外に出す形は、伸びているので、追走すること自体は悪くはないようだと推測される。
※ネクストスター盛岡は、ラポジートの外2番手から直線で抜け出したポマイカイが押し切って勝利。やや距離不足か、差し脚を伸ばしたサウザンドマイルは2着まで。展開の恩恵を受けた形のユウユウコラソンが3着に入った。逃げたラポジートは、6着まで。
※今開催から3歳馬と古馬が混ざった形になっており、現状は3歳馬の方が優勢とみる。
10/7(良→6Rから稍重※雨)10/8(重)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
全体的には、馬場のベースが軽いので、外先行の馬が有利に働く形状となっている。上がりが軒並み速いので、後方の馬が差しに回ったとしても前が止まりにくいので届かないという形となっている。
10/13(良)
逃げ▲ 外2▲ イン好位▲ 差し△ 追込✕
逃げ差し自在でフラットと見ていい。展開に左右される局面が多い。
※ハルオーブが大外から差し切り転入から2勝目。
10/14(良)
逃げ▲ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
やや前残りの状況に変化。基本ベースの盛岡の傾向ではないかと思われる。
※南部杯は、レモンポップとペプチドナイルのいったいったという形。好位インから出てきたミックファイアは、直線で止まる形となり、変わりにキタノヴィジョンが差してきての3着。
10/15(良)
逃げ▲ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
前残りの状況が強くなったが、ロングスパートの差し馬は若干ではあるが、優位と見える。
10/20(重)
逃げ▲ 外2〇 イン好位△ 差し△ 追込✕
馬場が軽い分、前残りも多いが、ベース自体はやや外が優勢とみて良さそうか。
※若駒賞は、前がつぶれたところでの差し合いとなったが、早め先頭のミヤギヴォイジャーは伸びず、大外を回ったユウユウコラソンは、遠く2着まで。内の間隙を突いたマツリダマスラオが抜け出しての勝利。3着には遅れて差し込んだマルケイロジャーが入ったが、全体のレベルはちょっと低い。
10/21(稍重)
逃げ△ 外2〇 イン好位△ 差し▲ 追込✕
末脚のキレと外目から差す馬が優勢。後半のモレッキ、エクセレントマン、シゲルヒカルダイヤが勝っていることからも伺えるのではないか。
10/22(稍重)
逃げ△ 外2〇 イン好位✕ 差し▲ 追込△
完全に内の状況が良くなく、外差し状態。内は少しだけ空いている印象だった。
10/27(稍重)
逃げ○ 外2▲ イン好位△ 差し△ 追込✕
前残りの馬場と見たいが、負荷がかかる形となると差しが届く図式ではないかと思われる。
※すずらん賞は、グランコージーの外2番手からミニアチュールが抜け出しての勝利。ただ、ラストは、止まっており、全体としては前がかりだったのではないかと思われる。逃げグランコージーは、盛り返したが4着まで、前目のノーブルサターンは、伸びあぐね、後方のフレイムウイングス、捲り加減に上がってきたゴールドギアが僅差で2・3着を分け合った。
10/28(稍重)
逃げ▲ 外2○ イン好位△ 差し△ 追込✕
前日とそこまで大きくは変わっていない見方ではある。早めに押し上げたレディブラウンが伸びあぐね。外一気のルチルクォーツが差し切ってるところから見ると、その傾向があるのではないか。
10/29(稍重)
逃げ▲ 外2○ イン好位△ 差し△ 追込✕
外差しとなっているのは展開が流れているので、現状は全体のペースと立ち回りの上手さが要求されているのでは、傾向としてはややフラット気味と受け取りたい。
11/3(良)
逃げ○ 外2○ イン好位△ 差し△ 追込✕
高速馬場をベースに惰性で残れるようなイン有利の馬場ではないので、逃げが基本的ではあるが、前述の通り、逃げが沈む場合は外2の馬が勝つことも多い。
※プリンセスカップは、エイシンナデシコが道中から大外に持ち出すロスが大きかったが内目で先に抜け出す形となったスティールブライトを差し切っての勝利で実力が抜けているところを見せたのではないか。3着には逃げなかったリコーシュベルが入り、内ラチを突いた格好のピカンチフラワーがわずかの差で4着とここまでの結果を考えると善戦したのではないかと。
11/5(稍重)
逃げ○ 外2○ イン好位△ 差し△ 追込✕
一日開催が空いてやや湿った形となったが、高速馬場は変わらず、前有利が明確となっている。最終で、差し勢がいたが、前にいったエスクマとライトフィールダーの2頭で決着していることからも伺えるのではないのかなと。
11/6(稍重)
逃げ▲ 外2○ イン好位△ 差し△ 追込✕
前日とは違い、全体的には時計がかかっておりタフ化している。直線ではバテバテとなり、後方の差し勢届くのも垣間見られた。
※最終で340万馬券が飛び出す珍事。ライジングサミットが飛んだ為。
11/10-13(良)
逃げ◯ 外2▲ イン好位▲ 差し△ 追込✕
全体的に内の立ち回り組が優勢だが、極端な内有利ではない。外を回す組は、相当強いか内の馬の能力が低い場合は好走する。
※絆カップは、外を回し続けたゴールデンヒーラーが惨敗し、内にいたウラヤが抜け出し、展開の恩恵を受けた形でレディブラウン、そして、内にいたホッコーライデンが3着に食い込んでおり、内優勢の形が色濃く出た結果となった。