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#名刺代わりの小説10選_⑦連続殺人鬼カエル男/中山七里

のこのこbeer🍻です。

今まで読んだミステリー小説の中から特に面白かったと思う作品を勝手ながらランキングで紹介させていただく記事の第弾!
これから本を読む方も既に読んだ方も見ていただけると幸いです。

#名刺代わりの小説10選

  1. 十角館の殺人/綾辻行人

  2. 容疑者Xの献身/東野圭吾

  3. ハサミ男/殊能将之

  4. 殺戮に至る病/我孫子武丸

  5. カラスの親指/道尾秀介

  6. 噂/荻原浩

  7. 連続殺人鬼カエル男/中山七里

  8. 名前探しの放課後/辻村深月

  9. medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢沙呼

  10. 方舟/夕木春央

以下、「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。


7.連続殺人鬼カエル男/中山七里

概要

「連続殺人鬼カエル男」は、中山七里さんによるミステリー小説です。
この作品は、連続殺人事件を追う刑事と、その事件に巻き込まれた人々の複雑な関係を描いています。
物語は、緻密なプロットと驚きの展開で読者を引き込みます。

物語のポイントとしては:

  • 緊迫感あるプロット: 連続殺人事件を中心に展開されるため、読者はページをめくる手が止まりません。事件の真相に迫る過程で、緊張感が持続します。

  • 複雑なキャラクター: 刑事や被害者、加害者など、多彩なキャラクターが登場し、それぞれの背景や動機が丁寧に描かれています。キャラクターたちの心理描写も深く、物語にリアリティを与えています。

  • 驚きの展開: 中山七里さんの作品ならではの予測不可能な展開が、読者を驚かせる要素です。最後まで読んで初めて全貌が明らかになるため、ミステリー好きにはたまらない作品です。

  • 社会的テーマ: 事件を通じて社会的な問題や人間の内面に迫るテーマが描かれています。単なるエンターテインメントに留まらず、深い考察が求められる作品です。

  • 緻密な描写: 犯罪の現場や捜査の過程が詳細に描かれており、読者はまるで現場にいるかのような臨場感を味わうことができます。

これらのポイントが、「連続殺人鬼カエル男」を魅力的な作品にしています。ぜひお楽しみください!

物語のあらすじ

マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。
傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。
これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。
警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。
無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?
どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。

感想

連続殺人事件というテーマにふさわしい緊迫感が作品全体に漂い、ページをめくる手が止まらないです。
登場人物たちの背景や内面の葛藤が詳細に描かれており、彼らの行動や動機に共感や理解が深まります。
グロテスクな表現があるのでその点はご注意ください。
犯罪現場や捜査の過程が緻密に描かれており、そのリアリティが作品の魅力を一層引き立てています。
また中山七里さんの作品ならではの予測不可能な展開と、最後に待ち受ける驚きの結末が、多くの読者を驚かせ、強い印象を残します。
単なる犯罪小説にとどまらず、社会的な問題や人間の心理に深く迫るテーマが含まれており、読後に考えさせられる要素があります。

続編が出ています。私は読んだ事ありませんが、気になる方は是非!

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ここまで読んでいただきありがとうございました!!

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