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#名刺代わりの小説10選_⑨medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢沙呼

のこのこbeer🍻です。

今まで読んだミステリー小説の中から特に面白かったと思う作品を勝手ながらランキングで紹介させていただく記事の第弾!
これから本を読む方も既に読んだ方も見ていただけると幸いです。

#名刺代わりの小説10選

  1. 十角館の殺人/綾辻行人

  2. 容疑者Xの献身/東野圭吾

  3. ハサミ男/殊能将之

  4. 殺戮に至る病/我孫子武丸

  5. カラスの親指/道尾秀介

  6. 噂/荻原浩

  7. 連続殺人鬼カエル男/中山七里

  8. 名前探しの放課後/辻村深月

  9. medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢沙呼

  10. 方舟/夕木春央

以下、「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。


9.medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢沙呼

概要

『medium霊媒探偵城塚翡翠』は、相沢沙呼さんによるミステリー小説シリーズです。主人公の城塚翡翠は、霊媒能力を持つ探偵で、様々な怪事件を解決していきます。物語は、翡翠が霊と交信しながら事件の真相を追求する様子が描かれています。
このシリーズは、日本の伝統的な儀式や神秘的な要素が織り交ぜられており、読者を魅了するユニークな作品です。

物語のポイントとしては:

  • 主人公のユニークな能力: 主人公の城塚翡翠は霊媒能力を持ち、霊と交信することで事件の真相に迫ります。この能力が物語に独特の緊張感と興味をもたらします。

  • 複雑な謎解き: 各エピソードには緻密に構築された謎があり、読者は翡翠と一緒に謎を解いていく楽しさを味わえます。

  • 人間ドラマ: 翡翠が事件を解決する過程で、登場人物たちの人間模様や背景が丁寧に描かれています。これにより、物語に深みが加わります。

  • 日本の文化と伝統: 日本の伝統的な儀式や神秘的な要素が物語に織り込まれており、日本文化に触れることができます。

  • 感動的なエンディング: 翡翠の霊媒能力がもたらす結末には、感動や驚きがあり、読後感が心に残ります。

ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作となっております!

  • 第20回本格ミステリ大賞受賞

  • このミステリーがすごい! 1位

  • 本格ミステリ・ベスト10 1位

  • SRの会ミステリベスト10 1位

  • 2019年ベストブック

2022年に清原果耶さん主演でドラマ化もされた注目度の高い作品となっております。
ちなみに作者の相沢沙呼さんは男性の方です。

物語のあらすじ

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。
心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。
証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。
だがその魔手は彼女へと迫り――。

感想

序盤は主人公のあざとさを感じながらも卓越した推理を堪能し、後半はハラハラな展開が押し寄せ、最後にどんでん返しを感じる事ができる作品でした。
また主人公の霊媒能力を活かした事件解決の手法が新鮮で、読者を引き込む要素となっています。各エピソードの謎解きが巧妙に組み立てられており、読者を飽きさせません。
全体的に見て、ミステリーファンだけでなく、感動的な人間ドラマが好きな人にもおすすめの作品と感じました。
読んだ方の多くが、その独特な世界観と深い物語に心を動かされると思います。

▽関連商品

霊媒探偵・城塚翡翠はシリーズ化されています。
こちらの作品も卓越した推理でハラハラする展開となっていますので是非とも手に取って欲しいと思います!

ここまでお読みいただきありがとうございました!!

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