スタッフ紹介 VOL.16 ~高木公知さんインタビューPart6~
6回に分けてお届けしてきましたアソシエイトプロデューサーの高木公知さんインタビュー。
今回で最後になります!!!
それではどうぞ(^^)/
(前回の模様はこちらから。)
※ 向かって一番右端に映っているのが高木さん。
●この映画のワクワクポイントとかこういう映画になりそうだとかありますか?
この映画はここがおススメだよーとか♪
全部仕上がったのは見てないけどこういうところが出る映画になるんじゃないかな?とか。
なんだろう。楽しいだけではないし、悲しいだけでもない…。
最初とかは子供達が映画撮るぜみたいなワクワクする、
本当に「ハックルベリーの夏休み」みたいな、僕自身の、小さい時の夏休みとか、お父さんからこういうもの渡されたらどういうことしただろうっていう、
冒険じゃないですけど、そういうところが。スゴくわくわくする気持ちとか。
●そうですよね!
それだけではなくって結構大人の事情っていうか。
シリアスなとこがあって。結構切ないというか。
●うん、聞きましたあらすじ。うわーって、感情が高ぶりました。
結構僕も台本読みながら泣いちゃいました。
どんな気持ちなんだろう、当事者は、とか。
ただ、楽しい、だけではない、結構甘酸っぱい切ない……。
そういうなんかいろんな気持ちになれる……。
●本当になんか……ちゃんと深いっていうか。
そこは入江さんの腕なんでしょうけど!
そうですね!
映画やろうと思ったら、いくらでもハッピーに作ろうと思ったらできると思うけどその辺をそう終わらせないっていうところが現実的でもあるなっていう。
●夢物語だけにしないっていうか。
ある意味、やる意味がある。
そこが僕は一番良いところじゃないかなって。
多分いろんな人にこの質問されてるから。
能古島の良さとか皆言われてると思うんですけど。
●うんそうですね。
こういう内面ていうかね、いろんな人の気持ちの中を移り変わる、とかも良いところで。
●スタンド・バイ・ミーみたいな宝物のような映画にしたいっていうのをお聞きしたことがあるんですよ。
スタンド・バイ・ミーもちゃんとした現実、どうしようもない現実が横たわっていて。
どうしようもない現実って子供達の力ではどうしようもない。
奇跡が起きない。
●スタンド・バイ・ミーがあんだけ愛されているっていうのが多分そういうところだと思うんですよ。
だからこの映画もそういう映画だろうなって。
スタンド・バイ・ミーと違うのが視点がいろんなところから入る。
親、親にしても……。
●ちゃんと親だけのシーンもありますもんね。
ありますあります!
それぞれの思いが交錯してるところ、それぞれの想いがあるところ、
そこが僕は面白いところなんじゃないかなって。
●能古島だからっていうだけじゃなくて内容がちゃんと強い。
でも能古島だからこそ成り立つっていうところもちゃんと入っているのが
素敵だなあと思いますね。
結構、かなり重要ですもんね。能古島っていうのが。
最後のシーンとかも能古島ならではというか。
天翔(たかと)君のナレーションがあるんですよ。
「僕の住んでいる島はフェリーで10分」だとかなんとか言うんですよ。
映画を見た後だとその意味合いが違う…。
●スチールカメラマンの松本さんもおしゃってました。
能古島のいいところっていうかポイントを聞いた時に。
「なんかね、この距離感、すーごい田舎にきているのにふっと見たら街が見える」っていう。
前撮影来てもらった時高いところ(坂の上にあるアトリエ)での撮影だったから風景の写真撮ってもらったじゃないですか。
あれがもう。
●表してますよね。
異様なっていうか。
おばあちゃんが野焼きしてましたよね、煙いなっていう(笑)
●でも街が見えるっていう。
ここに福岡のタワーがあってドームがあって。そういうランドマークがいっぱいあって。
●島の向こうにすぐランドマークが見えるっていうのが特徴ですよね。
長時間ありがとうございました(^^)/
文章: 中島栄子(アクションチーム J-ONE)
管理人:菅原玲子
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