キャスト紹介 Vol.6 ~野中ななみさんインタビュー~

今日は主人公のシュンの姉の蓮の友人、
深町紗英役の野中ななみさんのインタビューです(^^)♪
子役の中で最年長のお姉さんです~!!

「なつやすみの巨匠」で印象に残ってることはなんですか?

舞台とかだと自分が最年少とか下の立場であることが多くて。
でもワークショップの時とかは自分が一番年上だったりとかで…。
監督さんとか入江さんとかに
「今日はこういう風にしようと思っているからよろしくね」みたいな、
なんかまとめる?みたいな立場だったから、すごいなんか、新鮮だった♪

●蓮の友人役とのことですが、どういった感じでした?

蓮のダンス仲間というか。
福岡タワーのところでダンスのシーンを撮ったんですけど、
一応、蓮と二人でそのダンスチームを率いている、という感じです。

●ダンスレッスンもしたんですか?

しました。ヒップホップを!!!
ヒップポップはちょっと、ちょっとていうか、何年間かしてて。
でも、ずっとしてなかったんですよ~(^_^;)
で、衣装合わせの時に「これ覚えてきてね」ってDVD渡されて…。

●おお……。覚えてきてね(^▽^;)

練習して…。
撮影の前、別日に他のダンスチームの人達と合同で細かいところを合わせて練習したりとか!
でもなんか私の中で重要なシーンがあって。

●ああ、そんなシーンがあったんだ!!!
(ネタバレになるということで内容だけ聞く)

海に入っていっちゃうシーンがあったんですね。
その日雨が降ってて凄く寒かったし、水もちょっと冷たくて(>_<)


●夏だったのにね(^ ^;)

でもそんなに、めっちゃ冷たいってわけでもなかったですけど。
やっぱりちょっとだけ寒い感じで。
時間的にも……衣装をびしゃびしゃにしちゃうから、
ほら海にバシャバシャ入ると濡れちゃうからってことで、
1回しか撮れなくて。
だからそのシーン、ぶっつけ本番だったんですよ。(´д`lll)

それでビーチサンダルがめちゃくちゃ脱げやすいやつで。
でも下が貝殻が割れているのがバーってあるから、
サンダルが絶対脱げないように、かつ全速力で、みたいな感じで
スゴく難しかったんですよね、それが(>_<)

だから結局サンダルをテープでぐるぐる巻きにしたりとかしながら、
その1回にぶつけたのが!

すっごい緊張したんですよね。
1回濡れちゃったらもう撮り直せないからと思って…。

それがどんな風に映画になってるのかなと思って。
自分はその、見てないから。撮った映像を。
だからどんな風になってるのかなってのがスゴい気になる。
それは結構想い出深いシーン。

●結構大切なシーンを任されたんだね!!

実はそのシーンは最初台本にはなくて(@◇@;)
それで私の出番を作るために増やしてくれた、多分。
私の見せ場を作ってくださったシーンだったし、なんかそれはスゴい……。
めっちゃそれはスゴい……これ追加の台本ね、って渡された時
めっちゃ私の役名がバーって書いてあったんで、
それがすっごい嬉しくて。
ああ、認めてもらえたんだって感じでめちゃくちゃ嬉しくてо(ж>▽<)y ☆
もうこれはがんばるしかない。
だからめっちゃ嬉しかったんですよね!!!

●スゴいね~(>▽<)!!!

ただでさえ元のキレイにまとまった台本が凄く面白かったのに追加してもら えるなんて!

ぶっちゃけそこってお姉ちゃんでもいいじゃないですか!蓮で。
それをあえて自分を選んでくれたってのが凄く嬉しくて(〃∇〃)!!!
よっしゃ!って。よっしゃ!って、思って。

●それはスゴいね。嬉しいね♪

じゃあ、それが一番嬉しかったこと?一番印象に残ったこと?
はい。

入江さんと(*≧∀ノ[◎]ゝ

●映画初めてだったと思うけど、どうでしたか?
 私、あんなにリハーサルするんだって。見てて。

今まで舞台しか出たことなくて。
映像はあまりしたことなかったから、映画って出演者側が結構作ってる
イメージがあったんですよ。
だけどあくまで役者は演技をするパートなわけであって。
そこには髪型をしたり衣装をしたり、いろんな人がほんと、なんか。
私達の仕事は演技をすることだけど、そのためにいろんな事が、
いろんな人が一緒になって作っているんだなっていうのがスごくわかって。
だからなんか、……ああー(そうかー)って。びっくりした(;^ω^A

●びっくりした私も(笑)

足にパフ叩いてるけどなんだろあれってと思ってメイクさんに聞いたら、
日焼けって。あー、日焼けかあって!

漁師のおじさんとか、日焼け。

●音声さんも何人もいたし!

あと映画ってマイクつけるの知らなくて。
拾いマイクだけかと思ったらマイクつけるんだーっと思って。
ちょっと楽しかった(^^)♪

●ああ、周りの音全部拾っちゃうから役者さんにもマイクをつけて調節しない といけないんだっていうのは現場で聞いて。
 しかもその場で大きな機械で調節してて、あれはちょっとびっくりした!!
 マイクつけて動いたり走ったりするのって大変じゃなかった?

途中でズボンの下からマイクのコードがびよーんってなった(笑)
コード出てる出てる!って( ´艸`)
ウエストがピチっとしてないところで、ふわってしてるところだったから
コードが挟められなくて。
びろーんって(笑)

●(笑)どんな映画になると思いますか?

スタッフさん達とかは子供達がすごい頑張ってて、
能古島の方々も協力してくださって、
いろんな愛情が詰まってるからいろんな人に見て欲しいみたいなことを
おしゃってて…。

その通り!って感じ(^^)
よくわからないですけど…、
この映画は自主映画の中でも結構注目度が高いと思うんですよね!!!
個人的には(^^)

●関わっている方、半端ないしね!

だからなんか、これは……実際にね、映画となってスクリーンで
観れるわけじゃないですか。
スゴい楽しみだし♪
……なんて答えたらいいんだろ(>▽<)!

●オーディション受ける時は、
 女優として人生変えたくて受けたっていうところがあると思うんだけども。
 終わった後ってどういう感覚だったのかなって…。

んー…、なんかオーディション受ける時は、まさかほんとに
受かるとは思ってなくって(^^ゞ
でも、確かにオーディション受けた時に、すっごい楽しかったし、
今までにない感じだったんですよ!!!
なんか手応えがあったというか…。
そしてHPで合格発表を家族で見てて、スクロールしてて、
私のところまできて。
「これ、ななの頭じゃない!?」ってなって、
皆で「ちょ、ちょっと待って、待って」って見たら、
野中ななみって書いてあってもう発狂してたんですよ!!!!!

あれから、実際ワークショップ受けて
いざ撮影ってなったらなんかスゴいことになった、
あのオーディションから凄いことになったなーって。
だからもっともっと映画も出てみたいし、ドラマも出てみたいし♪

●緊張した?

わりと、やるぞっていう感じのいい緊張(`・ω・´)ゞ
でもさすがに1発しか撮れないっていうその海のシーンは
めちゃくちゃ緊張しました!

●この映画は2週間くらいで撮るスケジュールだったと聞いたんですが…。

帰りの船の時間が、絶対この時間に帰らないといけないっていうのがあって。
撮影が終わったのが、ギリギリだったんですよね。
めっちゃ急いで皆でばらしてたんですけど、
その日が私は最後の日だったんですよ、撮影の。
そしたら監督が私を人ごみの中からわざわざ探してきてくれて。
こっちにきてくれて。
なんか、ほんっとうにありがとうみたいな、こう言ってくれて。
もう凄く嬉しくて(〃∇〃)!!!

●泣いた?

泣きました(>∇<)!

文章: 中島栄子(アクションチーム J-ONE)
管理人:菅原玲子

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