スタッフ紹介 Vol.8 ~鈴木サカエさんインタビュー~

今回も島民の方です!!

能古博物館で働いている、釣りが大好きな鈴木サカエさんです♪
エキストラさんなどを担当されている
アソシエイトプロデューサーの高木公知さんも一緒です。
親子のようなやりとりをご覧ください(〃∇〃)!!!

左が高木さん、右が鈴木さんです♪

高木さん:鈴木さんね、車を貸出したりとかもしてくださったんですよ。
鈴木さん:それくらいしかできなくて。
     なんか知らないけど(高木さん見ながら)息子ができました、
     みたいな(笑)
高木さん:エキストラもしてもらって。
     学校の体育館で、シュンが作った映画を見るっていうシーンで。 鈴木さん:そう!私の前の前に国生さゆりさんがおられました! 

●能古島で映画を撮るって聞いた時どんな気分でした?

鈴木さん:ああー。楽しみね、という感じですよね。
     能古島へは映画やドラマのロケが何度か来たことはありましたけ      ど、こんなに身近に感じたのは今回が初めてでした。           こんなして島の人達がエキストラに出たりとか、ボランティアする     というのも初めてだった。
     自分達が常に知っている所が映ったりとか。
     私以外にも何人か島の人が通行人とかで出てるから、
     顔見知りの人がスクリーンに映るのかと思ったら、
     やっぱり違う楽しみがありますね。

●そうですよねー。

鈴木さん:私は能古博物館で働いているんですけど、
     博物館の副館長をしている西牟田常務が修猷館高校出身で、
     入江さんの先輩にあたるということで、出会って。
     修猷館高校の冊子で入江さんが能古島で映画作りたいと
     投稿していて。
     西牟田常務はそこからずっとやりとりしてて、
     博物館の館だよりに載せてPRしたり。
     島内部に詳しいてっちゃん(石橋哲治さん)を入江さんに
     紹介したり。
     あ、今日も西牟田常務ちょっと顔見に来てます。
     それでコーディネートの方と来られた時、島の人を動かすには
     どこに行ってアクション起こせばいいか
     というのを話したりしました。
     自治会の会長さんとか、行くべきところを伝えました。
     でもコーディネートさんもちゃんと調べてきてました。          だから、エキストラとかボランティア募集が町内の回覧板で
     回ってきたんですよ(^^)

●回覧板でですか(@_@)!

鈴木さん:それを見て協力してあげるって人が炊き出ししてくれたり。        あと島外からも人が来てくれました。
     本当に島は人口が少なくて、750人とかで。
     そのうちの若い人達、40~60代とかは仕事に行ってて
     昼間いないから、協力するって言ったら、
     商売やってらっしゃる人とか女の人何人かくらい。
     でね、高木君からね夜、電話くるんですよ、
     エキストラが足りない、どうしようかって(笑)
     じゃあ、って一緒に博物館で働いている老人クラブのお友達に
     声をかけて3人揃えました。

●おおー!!!

鈴木さん:だから自分も入れて4人で参加して。
     前日はね、まだ人がいたみたいで間に合ったってことで、
     私たち参加1日で良かったけど。
     2日間、もしあーゆー状況だったら大変だった。
     今まではテレビのブラウン管ごしで見てたから撮影に参加したり
     すると、あ、こーゆー風に作るんだって。
     いい経験したね(^^)

●なかなかできない経験ですよね。
 そういった、つながりでいろんな事が実現できているんですね。

仲良し( ´艸`)

鈴木さん:あ、原田さん家行かれました?
     アイランドパークの中にある原田さん家。
     博物館の館だよりとかで撮影場所の協力お願いしますって
     伝えたら原田さんが即応募してくれて。
     博物館の管理士さんであり、修猷館高校の卒業生であり、
     能古島の住人でもある原田雄平さん。
高木さん:シュンが住んでいる家になるんだけどそのまま貸してくれて。       原田さんも毎日現場に来てますよ。
     原田さん……あ、これ以上は言わんどこ。あとはもう映画見て(笑) 鈴木さん:そう原田さん家で撮影があったみたいですよ。
     ここはね公民館の館長さんの山小屋でしょ?
     (ちなみにこの日は山小屋で撮影をしていました。映画では山小屋      はアトリエとなっています)
     それからアイランドパークさんもいっぱい協力してるでしょう?      ここはコンビニがないから船に乗っていかないと行けない。        バスは通ってるし、車のまま船ですぐに島の外に行けるから
     いいのだけど。

●能古島の船の本数の多さにはびっくりしました。
 時間帯も夜まであるし。
 ああ、本当に地元への入り込み方が全然違う映画なんですね。

鈴木さん:すっかり地元に入り込んでますね。
高木さん:入ってますね。本当に協力してもらった。
     島の人も積極的で、前日の夜とかに連絡回してもらったり、
     だからギリギリエキストラも間に合った。
     島の人の力で回った。

●スゴいですね……!

鈴木さん:島作りのワークショップ?会議に入江さんと中島(監督)さんが
     一緒にきてくれました。
     打ち上げというか反省会もきてくれて。
     そこで映画作るので協力をって言ってて。
     その会議で書いてあったテーマも映画にそのまま使われています。 高木さん:そうなんですか?
     島の未来を考えるみたいな、寄り合い、会合みたいなシーンを
     上映会のシーンの後撮ったんですけど。
     あ、そのままだったんですねー。
鈴木さん:そう。私達はね、その話し合いはいつもやっている事なんだけど。 高木さん:福岡市と能古島に橋をかけるっていう計画があるって
     聞いたんですけど…。
鈴木さん:あったらいいね、ていう話なんだけど。なかなか。
     もう40年?30年くらい話していることなんですけど。          4年に一度島民の意向調査みたいなのがあって。

●なんというか、自治会が県議会みたいになっているんですね。

鈴木さん:うん。やっぱり自治会で動いたほうが。
     島には5つの町内があって、それぞれ役を持って、自治会で
     島をまわしていて。全島に回覧板が回るようになってる。    

●スゴいですね……!

たくさんのお話、ありがとうございました(〃∇〃)!!!

能古島のいいところをお聞きした時、
自然があって人がよくて人懐っこくて、おっしゃった鈴木さん♪
何度も会話の中に回覧板、博物館の館だより、という言葉が出てきて、
本当に能古島あげて、たくさんの温かな協力があったことが
伝わってきました(^^)


文章: 中島栄子(アクションチーム J-ONE)
管理人:菅原玲子

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