【38.39日目】パパの蜂窩織炎以外は普通の日に戻ってきた頃
美容院に行きたいなーと思えるほど普通の日。
美容院はやっぱり全部終わらないとなかなかいけないよねと思ってた頃。
上司のお母さんが亡くなった。
95歳と書いてあった。
90歳くらいまで生きれたらお互いにもう十分だと思うのだろうか。
どうなんだろ。
両親共に早く死ぬ私は長生きするイメージが湧かなかった。
2人ともガンになったから私もきっとガンになるのかなぁと心のどこかでずっと思っていた。
ただ考えてたことは、これからどう生きようかなぁってこと。
母が死んでも世の中はもちろんなにも変わらない。
子供達にとっては人は必ず死ぬ。
歳をとった人から順番に亡くなっていくことがある意味幸せなことなんだと学ぶことができる。
人の死は悲しいだけじゃなく、故人の全てをかけて学ぶことがある。
と綺麗事をいえばそうなんだけど、
変わらずに普通に過ごすことだってできる。
別にそれでもいいと思うんだ。
自分の人生をどれだけ自分勝手に生きていくか。
無理に変わらずに悲しみに暮れたっていいんだ。
だけど、私は母がいなくなるこの世の中でなにができるだろうか。何がしたいだろうか。
自分はどうやって死ぬのだろうか。
どうしたら最高の人生だったと思えるだろうか。
やっぱり無駄にしたくないって思うんだよね。
私なりにやりたいこと書いてみた!
この時期の夕日はすごく綺麗でピンク色に雲が光っていた。
今年は夏の終わりを悲しむ余裕もなかったなぁ。
【39日目】
今日は皮膚科に行った。
いっくんを見てもらいに行ったついでに、整形外科の後パパが来て、痒くなった皮膚を見てもらった。
足がパンパンに腫れたことで裂けた皮膚がガーゼにくっついて大変なことになっていた部分と痒みを見てもらったが、やはり皮膚科に見てもらってよかったそうだ。
裂けた部分の写真はナイフで切られたみたいにパックリとして、肉削ぎ取られたんか?って感じになっていた。そりゃ痛いわ。
くっついたガーゼを1時間かけてゆっくりと取り、縫った方がいいほどの傷を診てもらい薬をもらった。
整形外科で出してもらった薬を見せて、他に痒み止めと傷口を診てもらったが整形外科での処置と皮膚科での処置は全然違くて本当に行ってよかった。
今回行った病院は整形外科と皮膚科が一緒になっていたところでとてもスムーズだし対応もよくていい病院だった。
もしも蜂窩織炎になったら、
皮膚科に行った方が早いかも?笑
パパの足は昨日の夜からかゆみはそのままにまた腫れているか浮腫んでいて、パンパンのパンくらいになっていた。
本当は今の時点でも入院した方がいいのに、仕事して歩いてるのがぶり返してしまったそうだ。
私たちにとっては治りかけと感じていた今の時点でも入院なのにこれ以上だったなんてなんで歩けたのか、医者が呆れるレベルらしい。
男の人って大袈裟なこと多いけど、これは見るからにしんどそうで大袈裟じゃないのがわかるというかこっちの方が気になるくらいだった。
本当は入院した方がいいからできるだけ歩かないように言われた。
パパを待っている間に
お昼は美味しいハンバーガーを食べて家でゆっくりした。
はーちゃんが初めていっくんを「くん」と呼んで
「いっくんだけどくんって呼んでね。くんだよ!」と嬉しそうだった☺️
夜はいっくんと2人で出かけて温泉に行った。
いっくんと2人でのお出かけはいっくんもママを独り占めできるけど、ママにとってもご褒美だ。
おばあちゃん家にいる間も帰ってきてからも、はーちゃんを優先する優しいお兄ちゃんなので協力してくれてありがとうの意味も込めてお出かけしようと決めていた。
ご飯を食べてゆっくり温泉に入り贅沢な時間を過ごした。
夜景が見える温泉で母がというか、知り合いがもし大分に来たら連れて行きたい温泉だ。
夜景の明かりは一つ一つ生活があるんだよなぁ。みんな何食べたのかなぁって思った夜。
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