私の知ってる自然派ワインのこと
《Justlife - Bio life》
ワインの添加物
ワインの添加物には酸化防止剤(亜硫酸塩)以外もあるって知ってますか?
まず『酸化防止剤(亜硫酸塩)』が頭痛や吐き気の原因とされ、現在では『酸化防止剤不使用』というワインが流行っていますが、ワインにはもともと醸造時に自然発生する、亜硫酸塩があります。なので亜硫酸塩が完全に0というワインは実はありません。
ここで問題なのは自然発生する亜硫酸塩ではなく、添加される石油産業の副産物である亜硫酸塩。
そして実はその他にも添加物はたくさんあって、酵母、砂糖、着色料、酸味料、香料、ビタミンC、亜硫酸塩以外の保存料など、表記の必要がない添加物がいろいろ入ってます。
なのでワインはポリフェノールが豊富だからといって、その辺の赤ワインを毎日飲むのは良くないというのはわかってもらえるかと思います。
ワインの種類
・ビオワイン
有機JAS認証など、規定がなく、生産者次第でビオワインを名乗れる。
・オーガニックワイン
有機栽培のブドウを使用し、厳しい基準を満たしたうえで認証を得た自然酵母で作られたワイン。
・ナチュールワイン・ヴァンナチュールワイン(自然派ワイン)
ビオロジック農法
農薬・化学肥料を使用せず、遺伝子組み換えを行わない、また、認証を受けた有機肥料のみ使用することができるという有機農法。有機栽培を3年以上続けていないと認証を受けることができません。
ビオディナミ農法
ビオロジック農法をベースとし、天体や植物・生態系との関連性を取り入れた有機農法。
・ヴァンナチュールワイン・完全無添加ワイン(自然派ワイン)
一部の生産者さんが行っている製法。
農薬や肥料を使用しない自然栽培が多く、フランスでは水やりさえ認められていませんでした。
厳密な規定はなく、コストがかかるため、ナチュールの認定を受けていない生産者が多い。
醸造時の亜硫酸塩の添加はほぼなく、瓶詰め時に亜硫酸塩を入れる場合はあります。
写真に載せている左のワインはスーパーに売っていたフランス産のオーガニックワイン。
これはヨーロッパのオーガニックワインの基準を満たしたワインですが、亜硫酸塩は添加されています。
そして右側はここ数年よく見かける、酸化防止剤無添加の日本のワイン。
これは輸入してきた安い濃縮還元or冷凍葡萄を使ったワインで、殺菌するために『加熱』と言う工程が入るので、酸化防止剤を使わなくても安定した商品ができるという仕組みです。
なのでこれは日本でワインと言ってるだけで、もはや世界では製法も味もワインとして認めらないものです。
ある程度の添加物や酸化防止剤はワインには必要なものだという方もいらっしゃいますし、自然派ワインでも酸化防止剤が添加されているワインはたくさんあります。
ですが、もともとワインが飲めなかった私ですが、完全無添加ワインに出会ってから、ワインが飲めるようになりました。もちろんアルコールなので酔いますが、頭痛や嘔吐がなくなったという事実はあります。
アルコールが苦手な方に無理に飲んで!とは言いませんが、ぶどうやワイン本来の味や体への効果を求めるなら一度完全無添加ワインを飲んでみてもらいたいです!
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