エレカシ35thライブと、有明ラン
3月18日。
エレファントカシマシのライブに行ってきた。
ライブは最高だった。帰り、熱い熱い心のまま、有明アリーナから豊洲駅まで走った(山梨まで帰る列車に乗り遅れそうだったので)。全速力で走るって、一体いつぶりなんだろう?
人がほとんどいない、夜の有明・豊洲。昼間降り続いた雨は上がっていた。ビルやタワマンがいっぱい建っててまるで近未来都市のよう。大きな道路の横断歩道が雨に濡れてビルの明かりでキラキラ反射してて、わたしはそこを走り抜けながら「ああ!わたしはいま!自由だ!!」と思った。家庭も背負っているものも過去もすべてどっかに置いてたったひとりで、自由だった。このままどこまでも走っていけそうだった。
電車には間に合った。行く時は寒くて着こんでいたカーディガンはリュックに押し込まれたままだったことに、豊洲駅に着いてから気づいた。ライブのあとはいつだって体がほっかほかだ。乗り換えて、無事に予約していた特急かいじの席についたとたん、ほっと力が抜けておなかがすいた。ほーーっ。
元気じゃん、わたし。1年前は鬱病再発かってくらい落ちてたのに。八方塞がりで、どうにもならなくて、立ちすくんでいたのに。この1年で、やっとここまで上がってきた。いや、ここ20年以上わたしはずっと暗くて深い穴の中にいたのだ。イギリスから帰ってきてから、ずっと。
ライブ中、ミヤジが舞台の端っこまで来て、わたしのいる2階席のほうを見上げ両手を広げて、「あなたを連れていくよ!!笑顔の未来へ!!」と力いっぱい歌っていた。ほんとうに連れてきてもらった、笑顔の未来へ。いつも連れていってくれるんだ、この人たちは。
ありがとうエレファントカシマシ。わたしは今日を死ぬまで忘れないだろう。充電満タンだ!生きるぞ!