二回目の胚盤胞移植も育たず
今日は2回目の胚移植から11日目の妊娠判定日だった。結果から言うと血中HCGホルモンが43で、また着床はしたけど育ってないという結果になった。ある意味着床は100%してるので着床の天才じゃあないか。そして1週間くらいで成長が止まる天才じゃあないか。
先生には「昔だったらもう薬中断しましょうって言ってたけど、最近はこれくらいでも妊娠継続する可能性あるからもう少し様子見てみてもいいよ」と言われたが、昨日のBT10で検査薬をやったところ朝ははっきりした陽性線だったのが、夜には薄くて目を凝らしてみるくらいの陽性線に変わっていたという自己データがあったので、おそらく昨日の時点でもう成長が止まったのだろうと判断して今回はこれで幕を閉じることに。しかし、昨晩の検査薬の薄さにくらべれば今朝のHCGが結構高かったので尿検査じゃ正直濃度まではわからないものだ。
さて、そうなると残った胚盤胞は2つ。4BB×2になる。
ここで問題になってくるのが、東京都不妊治療助成金が今年度3月までで、4月からは不妊治療が保険適用になるが保険適用になる治療項目はまだ国が決めていないという点だ。
1月に3回目の胚移植→2月に4回目の胚移植→3月に2回目の採卵をして4月にそれを移植、の日程でいくと仮定すると、3月の採卵費用が助成金の対象にもなれないし保険の適用もできないという最悪の自己負担状況に陥ってしまう。
なので次回の1月の胚移植を2個戻しにして採卵を2月に前倒しすることで助成金の範疇に収めようという手も考えてみたのだが、先生がここでまた胚盤胞2個移植危険の論文を持ち出す。
・35歳で悪条件の所見が認められない人に2個胚移植を行う場合、妊娠率はたいして上昇しないのに双子率は40%以上にも高まる
だそうだ。40%を超えるのは高すぎる。双子が生まれるのは最悪いいとしても、万が一どっちかが障害をもって生まれてきたりしたら家族の人生が一変するかもしれないし、経済的に困窮するかもしれないと考えると、そうだよな~まだ今の段階では2個移植はやめといたほうがいいよなと思い…残り2個の受精卵も1個ずつ戻すことにした。次の採卵の経済的懸念は一旦考えないでおこう、それに3月には国の不妊政策も水面にでてきているだろう、と考えることにした。
閑話休題
わたしのように着床はしてもその後死んでしまうのは受精卵の染色体異常だと先生も言うので、ですよね胚移植後もおいしくいただいていたあの時のビールのせいではないですよね…と今日も自己正当化したが(先生に止められていないので飲んでるが他の体外受精している方たちはアルコールなんて言語道断感がある…)35歳以上が3回の胚移植で妊娠しない確率は25%に過ぎないというので、次もだめだったらいよいよ少数派へのカテゴライズが足音を立てて近づいてきているし、次回の移植後は頑張って禁酒もしてみようかなと思った。
【費用】
2回目移植の関連費用 総計165,000円
内東京都助成金+区助成金-125,000円予定
実質負担4万円予定
さて、2回も移植失敗したのはもちろん残念だけど、2回目の採卵はできればない方が嬉しいけど、今日からはエストラーナテープも膣剤も服用しなくていいのでお風呂でもお腹をガシガシ洗えるし、おりものシートも使わなくていいからすこぶる快適だ!昨日までは検査薬の濃さとかHCGの数値とかいろいろ検索してしまっていたけどもう調べなくていいし、年末もおいしいビールとハイボールとワインが飲めると思うとそれはそれで嬉しい~。
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