旅行会社の良客
2020年 01月 21日
いつのことだろうか、もはや記憶の引き出しから取り出してこないと覚えてないくらい昔に旅行会社のH社で働いていたわたし。3月にキューバに行こうと思って航空券を探しているのだがエアカナダもメキシコ航空も高い。
アメリカは国交正常化したくせにアメリカ経由はでてこない。
そうだ自由行動のパッケージはどうだろう、と思ってエイチアイエスに問い合わせた。自由旅行のハバナ5日間や添乗員付き8日間などのパッケージがあった。しかしここで元社員がしたり顔で専門用語なんか使うのは禁物だ。担当の営業社員の意欲を削がない程度に聞きたいことを簡潔に聞き出さなければならない。
「5日間チャオ(自由パッケージ)の2日延泊で延泊料金いくらで
エアーカナダのツアー空席が空いてない場合航空券差額はいくらで見積もれるか」
「8日インプレッソ(添乗員パッケージ)の添乗員なしならいくらで見積もれるか」
「エアオン(エアオンリー=航空券のみ)のオープンジョー(羽田発大阪着)ならいくらですか」
なんて問い合わせた暁にはH社の営業社員も萎え萎えだ。こいつ内部マーケティングなのなんなのって思われたが最後、ベストな案内を受けれない。
なので、わたし何にも知らないけどもしかしてこんなことも御社だったら
できちゃったりするんですか、えっ!うわーそれこそわたしの臨んでた構想です的な雰囲気を醸し出しながら問い合わせた。
空席を調べてすぐに折り返しますと言われたが折り返しがすぐになかったので安枠がないから代替のプランを模索しているんだろうなと思いつつ結局は見積もりも高かったのでH社はNB(ニューブック=新規予約)を逃したのだが担当の方は滞りのない案内だったのでわたしが内部マーケティングだったら高得点をあげてました。
結局エアオンのアドオン(=国際線に国内線追加、マイアミまでの航空券+ハバナ路線追加)が妥当な線っぽいな。
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