フィンランド・ノキアンタイヤ。サステナブルなタイヤを選ぶには。
近年、「サステナブル」や「エシカル」という観点から、消費活動を考え直す方が増えて来ました。
「サステナビリティ」という点では、とかく敵視されがちな「自動車」ですが、正しい知識を持つことで「より環境負荷の少ない」アフターパーツの購入を選択していくことが可能ですのでご紹介していきます。
タイヤには下記のいずれかのラベルが貼付されている場合があります。
【日本ラベル】
上の矢印が付いているアイコンが、「転がり抵抗性能」を示しているもの。
「AAA」が一番良い(=燃費性能が良い)もので、そこから「AA」→「A」と下がっていきます。
少なくとも「A」以上の性能を持った商品を選ぶと良いでしょう。
【EUラベル】
左の燃料タンクのアイコンのところが「転がり抵抗性能」「燃費性能」を表しているものです。こちらは最高ランクが「A」となり、順に「B」→「C」と下がっていきます。「C」と聞くとあまり良くなさそうに見えますが、実は日本のラベリングの「A」と同等の性能。
こちらも「C」以上の製品を選ぶと良いでしょう。
ちなみに、日本のラベルは、メーカーが「低燃費タイヤ」として販売したい「夏用タイヤ」のみに付けられています。夏タイヤでラベルが全く無いものは、燃費性能が低い可能性がありますので気を付けましょう。
逆にヨーロッパで販売されているタイヤは、全てEUラベルの貼付が義務付けられています。日本語で情報が無くても欧州で販売されている商品であれば本国サイト等で情報を確認することが出来ますし、気になる方はメーカーのカスタマーセンターなどに電話して聞くことも可能です。
最近であればどのタイヤメーカーも「サステナビリティ」を声高に謳っておりますが、実態はなかなか見えにくいものです。
そこで役立つのが、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)等の投資家向けのインデックス銘柄に選出されているかや、科学的根拠に基づき企業の二酸化炭素削減目標を認定するSBTi(サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアティブ)から承認されているかどうか、等の、第三者機関からの評価。
ノキアンタイヤは、DJSIに4年連続で選定されたり、SBTiにはタイヤメーカーとして世界で初めて承認されたりと、「サステナビリティ」において輝かしい実績を上げている会社です。
また、2020年、2021年と2年連続で、英国Financial Timesの選ぶ「Europe's Climate Leaders」にも選ばれています。
ノキアンタイヤは、他国に先駆け2035年のカーボンニュートラル実現を宣言したフィンランドのタイヤメーカーと言うこともあり、机上の空論ではなく「地に足の着いた」取り組みを行い評価されています。
ここ日本でも、夏用タイヤ・オールシーズンタイヤ・スタッドレスタイヤ等ご購入頂けますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
それでは、最後まで読んで下さりありがとうございました!
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