ロウ引きまとめ
(tumblrアーカイブです)
[用意するもの]
ロウ引きする紙
ろうそく
クッキングシート
アイロン
てきとうなコピー用紙(吸い取り紙)
ロウがはみ出ても机を汚さないための養生(ダンボールが最適でした)
工程
ろうそくをてきとうにぼきぼきと折って
クッキングシートではさんでアイロンで溶かしたあと、
そこにロウ引きしたい紙を挟んで染み込ませます。
ただしロウが余ってアイシングみたいになるので(余らないほどであればどのみちまだらになる)、適当なコピー用紙をはさんで吸わせるとよいです。見てると垂直方向(紙の表から裏)にしか染み込んでくれないんですよね、ロウって。待ってればまだらになってるとこに余っているロウが移動してくれるかと思ってたら、余ってるとこはずっとびったびたのまま変わらず。まだらになったとこにはロウを足すしかないです。アイロンで広げようとすると、(孔版印刷のインクの場合)インクがロウに溶け出してにじみます。とくに赤とか金。
紙の繊維の間にロウが染み込むと、光の屈折率が下がるせいらしい。孔版印刷のインクは不透明なので、そこだけ透過度が下がって特殊印刷っぽくなります。経験的に、白や蛍光色、水色、黄色とかの薄い色だと面白い結果になると思う。クラフトに黄色ってほとんど見えないんだけど、ロウ引きしたら映えるかもしれない。白い紙に白インキで印刷したものも、面白い感じになるそうです。