『つくるデザインIllustrator』動画まとめ(パターン編)
Twitterにあげた、『つくるデザインIllustrator』動画ツイートのまとめです。元ツイートまでの距離が遠くならないようにわざと枝分かれさせてるので、見たことがないものもあるかもしれません。わたしも何ツイートしたか思い出しながら拾ってます。
モロッコタイルっぽいもの
No.46(P226)
長方形と円だけでできます。ここではできたものをそのまま並べてますが、45C(P224)みたいに色違いを組み合わせたり、基本パーツを窓のようにして,
そのなかにさらに何か模様を入れてからタイリングするなど、使い勝手のいいパーツです。
去年、ずっとイスラミックパターンを描いていた時期があって(興味と研究です)、モロッコタイルもその産物です。日本の模様と共通するところもあって、籠目模様や毘沙門亀甲模様と同じパターンもありました。組紐模様のように複雑な重なりが多いのですが、これも最小パーツを見抜けば比較的簡単に描けます。しかし組紐模様、ほんとどこにでもありますね。
こういう模様は、図形を正確に描く、ということができたらするすると描けるようになります。アピアランスでこねるより、正方形や正三角形のガイドにばしばしアンカーポイントを吸わせていくほうがわたしは楽しいですね。
レトロな花のパターン
花のかたちは基本的に、棒を回せばつくれます。ようはアスタリスクです。いま思い出しましたが、フォントのアスタリスクにもいろんなかたちがあるので、それでパターンつくってもいいかもしれないですね。ただ、あとあとのトラブルを避けるために、アウトライン化してからのほうがいいかと思います。パターンに組み込まれたフォントは一括アウトライン化の範囲から外れてしまうので。
リピートは偶然の出会いを求めるにはすごくいいんですが、改変のしやすさがこわいのと、プレビューがぼんやりしてることが多いので、実務で使うにはわたしはちょっと心配かなあと思っています。映えるので動画ではよく使ってますが。
いろいろなならべかた
P235の動画版がこれになります。
Illustratorでのタイリング方法、いまざっくり分類してリピート、パターン、変形効果の3種類あります。わたしは変形効果使うことが多いですね。バラしたときにオブジェクトが重ならないのと、パターンの構成パーツにダイレクトに触れるメリットが大きすぎて。リピートはシミュレーションには便利です。