見出し画像

第一四回:自分の好きなことって、?

どうも、N40K1です。

今日は完全に考察などではなく個人的に思うことを徒然なるままにスマホに向かひてそこはかとなく書きつくりたいと思います。

ネタが無くなったというわけではありません。ユナイテッド関係や昔住んでいた場所についてなど書きたいことが多いので一旦休止符を打つということですよ、!今回の内容は少し昔住んでいた場所について書いてあるけどね。

さて、昔から私は好きなことについて考えることが多いです。

小学校の時は何が好きだったか全く覚えていません。友達の影響でやっていたサッカーも別に好きでは無く、今となっては両親に「なんであのとき続けていたのかわからない」と言われる始末です。
低学年の時は、ボールが来ても避けてしまい自分から取りに行こうともしない。ただ立っているだけだったそうです。

そんな僕を変えてくれたのは2人のコーチでしょうか。
2人はそんな私にたくさん構ってくれました。よく一緒にご飯も食べにいきましたし、クラブチーム全体でお泊まりに行った時もよく一緒に遊んでくれました。今思うとそれは私だけにやっていたのではなくみんなにやっていたのだと思いますが、その2人にとても親近感を感じていたんだと思います。
サッカーの練習時も僕の出来なかった胸トラップをできるまで一緒に練習してくれたりしました。本当に嫌だったな。胸トラップ痛いし。

ですが、その2人の影響で3年生に上がってから真面目にサッカーと向き合うようになりました。毎日学校に行く前にはボールを10分でもいいから蹴っていました。練習でもボールを追うようになりました。

その時に一番印象に残っているのは、

「仲間がドリブルをしてきたら避けなさい」

でした。今考えたら普通のことですし教えなくてもできるものであるかもしれません。しかし、その時に私は世界が変わったのです。サッカーは邪魔をするものではなく、仲間と一緒にやるものなのだと。当時そのように感じていたのだと思います。

真面目にやるようになってからだんだんとサッカーを楽しむようになっていました。サッカーが好きになっていったのです。一緒にやっていた仲間よりは格段にヘタクソでした。しかし、たまに試合に出してもらえるのが嬉しくて嬉しくて。毎日ボールを蹴っていたのを覚えています。

しかし、そんな生活がいつまでも続くと思っていた私でしたが現実は違いました。

海外に引っ越すことになったのです。
しかもタイのバンコク。全く知らない場所でした。

小学校3年生も終わりの寒い時期だったでしょうか。父親から急に告げられました。その時は「ああ旅行でも行くのかな」程度で思っていましたが、その時の想定とは全く異なり、私は意気消沈してしまいます。

「今まで一緒にサッカーをやってきた友達とも離れ離れになる」

「学校はどうするんだろう。日本人なんかいるのかな、てかタイってどこやねん」

みたいな感じで思っていたのを覚えています。

あと、もう一つ覚えてるのは、当時見ていた「花より男子」でヒロインがアメリカに行く回が確かあったと思うんですが、その人がアメリカでスリに遭うっていうのを見てて子供ながらに「もしかしたら海外に行ったらこうゆうことがあるのかもしれない」ってまじめに怖くなりました。

実際当日は飛行機に乗る前に胃が痛くなりましたし。

長い長い飛行機の中で見た「チャーリーとチョコレート工場」は今でも本当にトラウマです。あの恐怖を思い出します。今考えると絶対ファニーな内容やったんやろうなあ。まあ見ないけど。

そしてバンコクに行ってから通ったのはまあ日本人学校だったので一つの懸念点はクリアされましたね。もちろんドキドキはしましたけど、転校生が1クラスにつき5人くらい入ったので全然疎外感は感じませんでした。その時の1人は今でも親交あるし。

さてここでまた問題は私の好きなことです。
サッカーはもちろん続ける予定です。しかし、何個も日本人が入るサッカースクールがあり体験にも行きました。


あるサッカークラブの体験に行った時のこと。
僕は目がずっと悪かったのでスポーツ用のメガネを付けていたのですが、まだ当時それは珍しいものだったようで、そこのスクールの子たちがこそこそと

「何あれ、日本人なのかな。」

と言っているのが聞こえました。それを聞いて僕は

「あ、このメガネでここにいちゃいけないんだ」

と感じました。まあ当たり前ですよね。まだバンコクに来て1ヶ月も経っていない。日本人としか接したことがないのに、日本人にそんなことを言われるとは。日本人じゃないことを悪く言っているわけではないとおもいます。しかし僕は日本人だとしか思ったことはなかったし、それがあまりにも普通だと思っていました。その概念を根底から覆された瞬間です。ショックでした。

幼心にかなり響きました。一度はもうサッカーできないとまで考えました。それは考えすぎだろとは思いましたが、これだけのことでサッカーまでも嫌いになりそうだったのです。

結局別のクラブに入ることになったのですが、こっちのクラブではとても優しくしてくれてしかも一緒に入った転校生のうちの1人が一緒に入ってくれたのでかなり居心地は良かったです。

自分の形成しているものってやっぱりとても大事なのです。例えば僕だったらそのスポーツ用のメガネ。
皆さんにも何かあると思います。もちろん容姿だってそうですし自分の身体だってそうです。

自分の形成しているものが否定されると自分自身も否定されてしまうというのは当たり前のことのように感します。自分自身とはもちろん自分の好きなことも含まれています。

好きなこと

人生において大事なことです。

今もし人の好きなことを否定している人がいたら思って欲しい。あなたの好きなものが否定されたらどう思うか。

なんとも思わない人は心が強い人です。しかし、世の中には心が強い人ばかりではない。

別に好きなものを下に見てもらっても構わない。代わりに心の奥底に閉じ込めておいて欲しい。

人に言わないこと。とても大事なことだと私は思っています。

自分の好きなことを一生やり続けられる人生だといいですよね。僕だったらスポーツ観戦だったりアイドルの応援だったり。

それがどんなに難しいことかは今の私にはわからないけれどずっと好きでいたいなと思います。

何か良い結論を出そうと思ったけど全然出ませんでした。こうゆうところでスパッと決まると伸びるんだろうな〜。
以上です。ではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?