第十一回:About Manchester United!③-2019夏加入選手の決まり手-
こんにちはこんばんは。N40K1でございます。
ユナイテッドの考察が案外見られていて怖いです。もし間違っていたら教えてください。そこまで間違えてる気はしていません。
さてそんな前置きはいいとして、前回は去年の夏より以前に加入した選手について書いていきました。本日はそうです。夏に加入してスターたちを紹介していきます。
良い選手をピンポイントに補強できたかなり良い夏だったと思います。お金はもちろん使いましたが...
ユナイテッドの魅力の一つとしてお金を使って加入させるけど、アカデミーの選手も上手く使うところがいいですよね。これは以前からあまり変わっていないような気がします。もちろんアカデミーの選手が定着しているかは別として。(ウェルベック、ヤヌザイ等)
ハリー・マグワイア
言わずと知れたレスターシティの超大型センターバックです。フォックスからどこにステップアップするんだと言われてビッググラブの争奪戦があり、ユナイテッドが移籍金104億円で獲得しました。センターバックはユナイテッドのここ最近の1番の悩みの種であり、マグワイアの補強は必須だったと言えるでしょう。年齢もまだ27歳と若くまだまだ働いてくれる選手です。
強靭な体を武器に空中戦でのデュエルや、インターセプトなど守備的なことなら一通りほぼ完璧にこなすことができます。
また、攻撃面でもマグワイアの体は大きな武器となっておりコーナーキックやフリーキック、パワープレーの時は前線に張り込みハイボールを待ちます。ユナイテッドではヘディングでのゴールはそこまで印象にありませんが、レスター時代やイングランド代表でのゴールはヘディングで叩き込んでいた印象がありますよね。
また、最終ラインでのビルドアップもお手の物で、パス成功率は約90%。縦への速いパスも入れることができ、攻撃の起点となることもできる選手です。
しかし、唯一の弱点と言ってもいいものがスピードです。遅いわけではないのですが、決して速くはない。たまにスピードで置いていかれるのを見るともう1人のセンターバックは速い選手の方がいい気がしますが、なかなか難しいところです。バイリーは足も速いので本当はベストなのですが、怪我が多い!
マグワイアの相棒はやはり補強すべきなのでしょうかねぇ。
アーロン・ワン=ビサカ
スパイダーマンことワン=ビサカです。クリスタルパレスから夏に加入しました。お買い得と言えるほどの値段では到底無かったですが、70億円の価値はあったように感じます。
まだ22歳というのも70億円の価値があった理由の一つと言えるでしょう。ピークはまだまだ先であり、ユナイテッドでの栄光をこれから先勝ち取っていくような気がします。
守備においては先ほど言った通りスパイダーマンというのがよく似合っています。本当に足が伸びるかのようにボールを刈り取るのです。18-19シーズンのインターセプト数は84回でなんとリーグ2位、タックルは129回とリーグで3位の成績でした。
右サイドバックはユナイテッドにとって長年の補強ポイントだったと言え(マグワイアの時も言ったけど)、的確な補強だったことは間違い無いです。アシュリーヤングやダロトなど守備的には中途半端な選手がやっていたので。
また、空中線が強いこともワン=ビサカの特徴です。50%以上の勝率を誇っています。これは同じイングランド代表のライバルであるアレクサンダー=アーノルドと比較して2倍近くの差があります。このことから、ワン=ビサカは守備面では圧倒的安定感を誇っていると言えるでしょう。
少し弱い点といえばはやり攻撃面でしょうか。アバウトにクロスを上げることが多く、あまりピンポイントに頭に来ることはありません。グラウンダーのクロスは最近良くなっている傾向にありますよ。クロスは流石にアレクサンダー=アーノルドに負けていることは目に見えて必然なので比較などは出さないで置きましょう。
クロスが今よりも良くなれば世界最強の右サイドバックとなれます。年齢はまだ22歳。これからどうとでもなる選手なので本当に楽しみです。
イングランド代表の右サイド誰にするか迷いますな。
ダニエル・ジェームズ
最後の1人です。好きな選手です。顔が好きです。移籍金は25億円。スウォンジーシティから加入しました。こう見ると国内移籍ばっかりだな。
そこまで高い値段でユナイテッドに加入したとはいえない選手ですが、前半戦は彼の活躍なくして語れないかもしれません。
彼の特徴といえばもちろんスピード。圧倒的な加速力を持っています。そして小柄な体から繰り出されるシュート。彼の魅力はそこにあると言ってもいいでしょう。
前半戦15試合で3得点3アシスト。まずまずの活躍と言っていいでしょう。このような目に見える結果だけでなく、スピードでの脅威や、クロスでの脅威は言わずもがなです。そこまでクロスが上手いわけじゃ無いけど。
またジェームズを語る上で欠かせないのが、守備面における貢献です。彼はとにかく走ります。試合の終盤でも走り続け前線からのプレスを行います。ハードワークができる選手なのです。
再開以降は精彩を欠いたプレーが少し続いており、ベンチにいることが多くなっていますが彼もまだ23歳。これからの選手であるといえます。今あるスピードにさらなる磨きをかけて相手の脅威になってほしいものです。
レンタル移籍させる噂が出ていたが、私的には絶対やめたほうがいいと思います。超新星グリーンウッドだけでは長いシーズンを勝ち進められるわけなく、もちろん同じく超新星のサンチョをとっていたとしてもいるに越したことのない選手です。育てる価値は大いにあります。ありまくります。
ウェールズ代表というのも良いポイントです。ライアンギグスのような切れ味鋭いドリブルで、「童顔のジャックナイフ」と呼ばれるようになってほしいな。意外とかっこいい名前つけれたと自負してる。フフフ
今回は夏に加入した3選手について書いていきました。とても良い補強だったと思います。三者三様。
今年の夏はどのような選手を取るのでしょうか。サンチョ、グリーリッシュなどよく噂に聞きますが、本当の補強ポイントはどこになるのでしょうか。その辺りはまたいつか書きたいと思います。
次回のAbout Manchester United!はアカデミー選手についてです。お楽しみに。
アカデミーの選手が活躍することは本当に嬉しいことだな〜
以上です。