今日も気分は嫁•次第 #5.1
「クラムチャウダーに豆乳入れないでよ」
「何で豆乳入れるの?」
「入れないでよ!」
と言う、寝言を、朝から言っている。
「大丈夫?夢でしょ!」
「旦那さんが、クラムチャウダーを、豆乳で作るから、気分が悪い」
「だから夢でしょう」
「起きてる、だからクラムチャウダーは、豆乳で作らないで!」
「はい、分かりまた」
昨夜、キャンベルのクラムチャウダーを、作ろうとしたら、牛乳が無くて、断念し、ミネストローネにしたのを思い出した。
断じて豆乳で、作った事など一度も無いのに。
私は、牛乳を飲むと腹が、緩くなるので、好んで飲まない為、常備していない。買い物も食事の用意も私がしているので、自ずと牛乳から遠ざかっている。
起こってもいない夢の出来事に関して、他人を注意するのだから。
ある意味予知的、警告か!
まあ、ともかく、そういえば、先日も、小さいパックで良いから牛乳が、欲しいと、言われていた事を思い出した。
クラムチャウダーに、相当ご執心だった様で、宵越しの恨み節となった。彼女にとっては、夢であろうが現実であろうが、不快である事の一点に置いては、何ら区別なく、全てを平等に受け入れて、無視することはない。
だから、幽霊でも、UFOでも、夢でも、過去の出来事でも、未来の不安でも何でも、すぐに左右される。まあ、、幽霊は見ないとようだけど。
だからか、今日は気分が乗らない、ヤバイこのままだと落ちて行く、何か原因があるはず。なんて事がたまにある。
何が原因だ?
もしかしたら、あれかもしれない、先日、気になっとことがあって、やっぱあれ言ってやりたい!我慢がストレスになってるのかも。他には、あの人と会うのがダメなのかもしれない。あ、自分が思ってるよりも苦手なのかもしれない。
常にストレスの芽を摘んでおかないと、爆発するか堕ちるか、してしまう。
こんな事が日常的に起きている。
まっいっか。が無いのだ。
最近はこうして笑い話にしているが、以前は、理不尽に怒られる事が多く、私の方が、崩壊しそうだった。しかも怒られるなんて生優しいものでは無く、双極性が故か、その攻撃性は凄まじく、注意しなければならないという事は、つまり不愉快、つまり何なんだよテメーはよ!と、怒り!暴れる、とお決まりのルート辿り、爆発するのだ。
そんな怒りのサンドバッグになりながら、私はの方は、どちらかと言うと事なかれ主義で、どうでもいいかと、無関心になっていた心を、叩き治されているように感じている。
「お前、それでいいのか?それで良いと思ってるのか?」と、常に問われているように感じる。