GEMS COMPANY内ユニット・Http:の「ネットのかみさま」楽曲プロデュース裏話!ガバガバ文字起こし ~前編~
実は私(よっぴー/吉田尚記)が「ネットのかみさま」プロデュースしてました。じぇむかんTV#12でモザイクに隠れてたのはよっぴーでした。
いくつか条件がある中で新しいユニットの曲をプロデュースしませんかとサンデーさん(GEMSCOMPANY公式さん)に依頼された。その時点で作曲は田中秀和さんだと言われていた。他とは違った時空に存在しているGEMSCOMPANYには王道中の王道が欲しかった。他とは違うことをやってるジェムカンには変化球じゃなくて人間なら自然に踊り出したくなるようなものにしたいと思い、ミュージカル調でお願いした。田中さんの音楽に関してはココ直してほしいっていうことは全くしていない。でっかいメロディーの楽しいやつとだけお願いした。
GEMSCOMPANYがネットのローカルをやったら説得力があると思った。ネットに住む人の多くは「ネットめちゃくちゃ良い」か「現実はだせぇ」と言う一方で現実が大切な人は「ネットなんて積層の精神で良くない」と言うが全然違うと思った。
以前サマーウォーズの時、細田守監督にインタビューした時「なんでおばあちゃんがネットを当たり前に使ってる描写したんですか?」と聞くと細田守監督は「ネットもリアルも両方大事だと言ってる人はいない」という言葉から
ネットもリアルも大切!という歌を作りたかった。こういう歌を作ってくれる作詞家さんは誰かなと考えたときに桃井はるこさんが出てきた。桃井はることサカナクションが今というテーマで物事を作ってる。桃井さんならネットについてのビビットな歌詞を書いてくれるはずだ。ということで一度渡したら、桃井さんの借り歌を聞いて泣いた。一番初めのバージョンも本当は出したい……一番初めのやつは一度直してもらった。桃井はるこにしかかけない表現がある!本当に桃井はるこじゃないと書けないやつを書いてくれたが、良い意味でGEMSCOMPANYにめちゃくちゃ寄り添ってたが、GEMSCOMPANYを知らない人が聞いて「えっ」ってなる歌を作りたかった。何人で歌ってるのかもわからない、可愛い声だけど変わった歌歌ってる〜!と思わせたかった。
ネットのかみさまは哲学の上ではインナーサークルをすごく大切にしてる。
ちょっと聞いて面白いって理由でバズってくれないかなぁ〜
ネット関係の楽しいことができた時にタモリクラブが使ってくれるんじゃないかなみたいな…なるべくみんながあって思うやつにお願いした。
ニコニコのコメント見ててまだ誰も気付いてないとこもあるなと思ってニヤニヤしながら聴いてる。誰が聴いても楽しい曲をお願いして…語彙力文字数!とかミカカスカジーテルネットとか言いたいじゃん… ネットが無ければGEMSCOMPANYはなかった。ネットのローカルアイドルとして素敵で… ユニット名はどうしてもhttp:にしたかった。4人だし。5文字目はファンのみんなですよ。頭文字はうまくはまらなかったけどそれはいいや…
「http~ コローン!」ってハンドサインやりたい。基本右手上で
この後ダンスver.上がるけど、ダンスじゃなくネットっていう感じを表現するにはアスキーアートにしようとなった。普段4Kでも見られるMVを youtubeにあげてるGEMSCOMPANYがやろうと思ったらパソコン通信で伝わる情報量のMVを作ってる… なつかしみも生むよね…
ということでAAなんてどうですかねと言ったら、ジェムカンスタッフの有能さよ…
ネットって楽しいじゃないですか。ネットの楽しい感を出したかったんですよ… ネットって1人じゃなくてみんなでやってるからいいじゃない。音楽ってみんなが一緒におんなじものを楽しむ。コンサート行ったら違う感情が二つ以上存在することはない。ステージ上もお客さんもみんなほぼ同じ感情になる。それが音楽の面白いところ。
最終的にこの後どうなるかはわからない。もっと聴いてくれる人が増えるかもしれないし、ジェムカンのファンの人たちだけが楽しんでくれることになるのかはわからない。こればっかりは責任取れない。ラジオ出てもらうことまでが僕のできること。最終的に自分がめっちゃ聞きたいものはできた。
歌ってくれた4人もアドリブで歌ってくれたところもあるし、歌割りは田中さんが天才なのと長谷みことちゃんがいつの間にかものすごく歌がうまくなってる。いろいろ驚きはあった。個人的には世界でいちばん聴きたい曲をみんなが作ってくれました。可愛い水科葵とかちょっと意外でしたよね… あとはなるべくバズってほしい。再生回数ゴンゴン上がってほしい。
今回に関して最高に自分で聞きたいもの作ったんですけど、メロディーが素晴らしいとか歌詞がすごく良いとかMVがすごいっていうのは本当なんです。一番初めのユーザーとして田中さんに曲を渡してもらった時もお!って思ったしももいさんの歌詞もお!って思ったしレコーディングもちょっと立ち会ったりしてる。
ひとつだけ… 僕のことを嫌いな人がいたとして… アンチがいることが悲しいというわけではなくて、ネットのかみさまちょっといいじゃんって思ってくれた人がもしいて、あいつ(よっぴー)プロデュースってだけで萎えるわって人がいると申し訳ないと思ったからそこだけ曲に頼った。曲で好きって言ってからあいつプロデュース聞いたけど好きになったから仕方ないやと思ってもらえたらいいかなと思ってしばらく隠してた。
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