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あなたはなぜ歌うのですか?〜多くの人に聴いてもらうためには〜
こんにちは!
韻大好きラッパーのNokeです。
ラップが上手くなりたい!という方やラップについてもっと知りたい!という方向けに記事を書いております。
今回は、いつもと少し視点を変えた、「自分の楽曲をもっとたくさんの方に聴いてもらう為には?」というテーマで記事を書きます。
正直、私Noke、自分の楽曲を聴いてくれるリスナーの方は多くないです。
それでも聴いてくれる皆さんに向けて頑張って曲作ってます。
聴いてくださってる方、いつもありがとうございます!
そんな私ですが、自戒の念も込めて記事を書きました。
案外外れたことは言ってないと思います。
この記事を読んで、少しでも皆さんの活動のプラスになればと思います。
今回文字ばかりになってしまいましたが、是非最後までお付き合いよろしくお願いします。
(1)アーティスト活動の目的を
はっきりさせる。
大抵の方は、「音楽が好き」「憧れのアーティストがいる」みたいなところが、アーティスト活動の入り口ではないかと思います。
私自身、「KREVAかっこいい!」からラップにハマり、今の活動に至った張本人です。
音楽に限ったことではありませんが、
何事も、明確な目標があるほど、そこに向かってどのような手立てが打てるか考えることができます。
人によって様々な目的があると思います。
「モテたい」
「目立ちたい」
「自分のかっこよさを知らしめたい」
「社会への問題提起をしたい」
「自分と同じ悩みをもつ方の支えになりたい」
一番わかりやすいのは、
リスナーにどうなってほしいか?と考えることです。
例えば、私Nokeは
「韻の面白さを伝えたい」
というのがアーティスト活動の目的です。
その目的から具体的な手立てが考えられます。
私の場合は、
・韻でリズムやフロウを生むような曲作り
・noteでラップのスキルについて記事を書く
・Twitterで韻についての考えを呟く
という手立てが考えられます。
自分自身の活動目的は何か。
皆さんは頭に浮かんでますか?
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(2)オリジナリティを出す。
世の中には、プロアマ問わず、星の数ほどの曲があります。
その中で、自分の曲をリスナーに印象付ける為には、「オリジナリティ」が欠かせません。
自分のオリジナリティは、
トラック?
声質?
韻?
フロウ?
メッセージ性?
どこが自分の個性で強みか理解した上で、楽曲製作やライブパフォーマンスを考えなければなりません。
また、上記の要素だけでは、既出のアーティスト達とキャラクターが被る可能性が高いです。
その為、「様々な要素の掛け算」で自分自身のキャラクターを確立させることも大切です。
例えば、最近話題の「舐達磨」は
アウトロー(葉っぱ)× 和風 × チルなトラック
これらの要素の掛け算でキャラクターを築き上げています。(あくまでNokeの考察)
流行りの要素と自分の得意分野と組み合わせるのもいいです。
もしかしたら、舐達磨のように、掛け合わせる要素がかけ離れているほど面白いかも知れません。
ちなみに、私Nokeは、
韻 × 物腰柔らかめな一般ピーポー × ラップを解説する
これらを意識しております。
皆さんは、
自分のオリジナリティやキャラクターをはっきり言語化できますか?
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(3)ライブや音源を通して、
リスナーに何をGiveできるか。
(1)の話と少し被る部分もありますが、
リスナーに何を与えられるか、どうなってほしいかを考えるのは重要なことです。
当たり前の話ですが、リスナーがライブに来たり、曲を聴いたりするのって、
「楽しみたい」「かっこいい曲を聴きたい」
という思いからですよね。
そんなリスナーに、アーティストとして何を与えられるかまで考えられると、リスナーに楽しんでもらいやすくなります。
ノリの良い曲で踊ってもらう。
チルな曲でリラックスしてもらう。
リスナーに新しい物事の考え方をもってもらう。
ちなみに、Nokeは、
「韻」という言葉遊びから生まれるリズムやノリを感じて、その面白さを知ってもらう。
ということをリスナーに与えていきたいです。
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(4)「自分」という人間の人柄を
知ってもらう。
曲を聴いてもらい、アーティストの人柄に触れるまでの流れって大きく二つあると思ってます。
①その人の楽曲を聴く
→ アーティストの人柄を知る
②アーティストの人柄を知る
→その人の楽曲を聴く
プロの場合は①が多いと思います。
自分の曲によっぽど自信があり、リスナーが聴いた瞬間に「この人のファンになろ!」って思ってもらえるような曲が作れる方はそれで大丈夫です。
しかし、私含め多くのアーティストは、「楽曲を聴いてもらう」というスタート地点にすら立てません。
だって、プロの曲でも聴き流したり関心が沸かなかったりってあるじゃないですか。
アマチュアならなおさらです。
じゃあ、どうするか?
②のように自分自身の人となりや性格を知ってもらい、そこを入り口として楽曲を聴いてもらうのです。
全く知らない人の曲と友達の作った曲ならどっちが聴きたいですか?
よく知ってる人の作品だったら、「どんなの作ったの?」って気になりますよね。
ライブならMCで、ネット上なら投稿で、
自分のアーティストとして人としての考え方や生活を発信する。
そうすることで、親近感をもってもらい、曲を聴いてもらうきっかけにしてもらいましょう。
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(5)他のアーティストの音源やライブを
どんどん聴き、繋がりを深める。
私は、一番身近なリスナーは、
「同じように製作活動を行ってるアーティスト」だと思ってます。
だって、好きなものがおおよそ一緒なんですもの。
そんな一番身近なリスナーに自分の曲を聴いてもらう方法は、「相手の曲を聴く」ことです。
だって、相手方も自身の曲に興味持ってもらったら嬉しいじゃないですか。
そこから話が弾んだりして、自分の曲を聴いてもらう機会が得られるかもしれないじゃないですか。
相手も自分もハッピー!
最高やん!
あと、みなさん良い曲作ってらっしゃる。
普通に1リスナーとして聴いてる面もめっちゃあります。
他のアーティストの音源やライブを聴くのは、挨拶と一緒だとも言えます。
「あなたの曲やあなた自身に興味があります。」と発信するようなものです。
相手に興味を持ち、繋がり、自分自身のことや曲を知ってもらう。
そういうことの積み重ねだと思います。
(アーティストでない、素人の方に聴いてもらうこともとても大切です。)
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(6)まとめ
今日は、「自分の楽曲をもっとたくさんの方に聴いてもらう為には?」というテーマで記事を書きました。
今更言うのもなんですが、
「たくさんの人に聴いてもらったヤツがえらい」訳ではないです。
インディーズでもかっこいい音楽されてる方もめっちゃたくさんいらっしゃいます。
なので、皆さんの活動の目的に応じて、この記事の中からヒントになることをピックアップしてもらえたら幸いです。
何度も言いますが、自戒の念を込めて書きました。
皆さんと一緒に素敵な製作活動をしていけたらなと思います。
僕もぼちぼち頑張っていきます。
他にもラップの技術について書いた記事があります。👇👇👇
最後まで読んでいただきありがとうございました!
Nokeでした!