日本とマウイ島の文化の違い
明けましておめでとうごさいます。
こちらは昨日が大晦日でした。
日本の友だちからのラインでは、温泉に浸かってのんびりしたり、雪見酒を楽しんだり、自宅でのんびり好きなことを好きなだけ自由にしたり、お正月を楽しむために前もって日本の美味しい食べ物を取り寄せておいたり…
ある独身の友人は牡蠣のスモークと美味しいお酒で趣味のアニメを一日中楽しんだそう…
こちらマウイ島の大晦日は午前0時までいたるところで打ち上げ花火。
お金に余裕のある家は3万でも10万円でも花火を買う。
うちは今年はお金に余裕がないので買わずに友人の家で花火を楽しみました。
ハワイではホームデポーやウォルマートなどで山積みで花火セットが売られている。
安いセットだと$99くらいからある。
それを近所のそこら中で打ち上げる。
遠くからでも見えるほど大きな花火を打ち上げる家もある。
実はそれは違法だそうだが、毎年警察もそれを取り締まることはないようだ。
アメリカ本土の大晦日も同じように花火を打ち上げるのかと夫に聞いたが、本土ではしないそうだ。
ハワイ独自の文化らしい。
近所の人たちが料理を持って集まり花火を見ながらスモールトークをするのは気取らずに楽で楽しいかもしれないが…
日本の大晦日はただ楽しいというのと違ってとても奥深いと思う。
静まり返った夜に108の除夜の鐘を聞く文化。
ちなみにウィキペディアによると108の数の由来は
煩悩の数
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表す。
ということだった。
12月31日に1年の煩悩を浄化するために静かに鐘の音を聞く…
本当にすごい文化ですよね~
日本にはせっかくそのような素晴らしい文化があるのに、私も日本にいる時にお寺のそばで静かに除夜の鐘を聞いてみればよかったと思っている。
しかしこの除夜の鐘の意味をうちの夫に説明しても、多分よくわからないだろうなぁ。
頭でわかろうとするより実体験が大切だろう。