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日本人の英語の発音はそんなに酷くない

地元でESLのクラスに参加してみて感じるのは日本人の英語の発音は日本人が気にするほど酷くないということ。

日本人が苦手な発音はR,th, æ, ə, ɜ:,など日本語にない音だと言われるけれど、実はアメリカ人から言わせると日本人はLの発音がちゃんとできていない。

Rの発音は練習すればけっこうすぐできるけれど、Lを意識して発音しないので曖昧な音になる。

やっぱり日本人は日本国内で英語を話す機会に恵まれていないので英語がダメなのか〜と思うかもしれないけれど、世界中の国の中で日本人の英語はそれほど酷くないと思う。

私が思うには日本人はただ英語を聞くのと話すのにに慣れていないだけだと思う。

ESLのクラスメートの中にはウクライナ人3名、カザフスタン人1名がいる。

ウクライナ人が英語を発音すると巻き舌の雑音が酷い。
例えばgrape と発音するとグルレイィパ…
たから文章を読み上げると正直ちょっと耳ざわりで、何を言ってるのかわからない時もけっこうある。

カザフスタン人もウクライナ人と同じようになる。

日本人が学校で習った基本の英単語も彼らは知らなかったり読めなかったりするので、例えばI suggested…をサグゲステドと読んでしまったりするのだが、彼らは間違っても何も気にしないし、酷くブロークンな英語で授業中に先生に話しかける。

彼らは先生に発音を直してもらってもなかなか直らない。

彼らはとてもマイペースなので、授業にも時間通りに来ないし、授業中に先生が指名した生徒の名前を読んで答えさせる時も、その生徒が答える前に勝手に答えてしまう。
そしてそれが不正解だったりする。

日本人の私と韓国人の30代くらいの女性はオンラインクラス開始時刻にはいつもちゃんとログインするし、自国の学校教育で自分が指名された時が自分の番だという意識が自然と培われているからか、勝手に振舞ったりせず順番を待つ。

やはり韓国人と日本人の学校教育は似ているのだろう。

そういう背景のある日本人や韓国人なので自分の英語が良くないために相手に伝わりにくく不愉快にさせないかを考えてしまいやすい。

ウクライナ人やカザフスタン人は相手にどう思われようが、ほんの少しでも自分の要求を相手に伝えようとすることから始まりボロっボロっな英語でも、先ずはその時持っている自分の英語力でコミュニケーションするのが当たり前なのでストレスなどないだろう。

日本人は島国なので他の国の言葉に慣れにくいから、英語のコミュニケーションを恐れやすいけれど、日本人は学校教育で数年間も英語を勉強したのだから、そんなに自信をなくすことなどないのだ。

英語に自信のない人はESLのクラスに入ったら、なんだ!自分の英語は自分が思っているより酷くないと思うはず。

そして日本人の場合、基礎クラスはとても物足りなく感じ、すぐに中級クラスに上がれるはずだ。

そして頑張り屋の日本人や韓国人はそこからまたすぐに最上級のクラスも目指す努力家が多い。

やはり日本人は怠けることが嫌いで勤勉な国民だと思う。

とこの国に行ってもついつい真面目に頑張っちゃうのが日本人だ。

この話と関係ないがフェイスブックはなりすましがどんどん増えているようだ。

私はハワイに住んでいるのに、さっきも私のなりすましがロサンゼルスから数人にメッセンジャーをした。

過去にも何回かこういったことが私だけでなく友人も経験済み。

だからますますフェイスブックを使いたくないなあと思うのだ。

フェイスブックの乗っ取りやなりすましがこれほど多いのは根本的な原因があるからだそうだ。




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