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アトピー日記:181日目(入院6日目)

デュピクセント33日目、2回目接種から19日目(覚書のため日数カウント中)
入院6日目です。蕁麻疹はその後出てこず、ステロイド軟膏の塗布も自分自身で行うようになって、塗る量が足りてないと言われたりするのかもしれなけれど、自分ではしっかり塗っているつもり。皮膚の調子も緩やかだけれど改善している。

今日はアトピーに使う薬の薬剤師による講義があった。ステロイドのこと、軟膏と内服薬のこと、副作用のこと、プロトピック軟膏のこと、抗ヒスタミン薬のことが主な内容。ざっと先にレジュメをみて、内容の薄さにちょっとがっくりだった。目次のところに抗ヒスタミン薬の次にその他の飲み薬についてとあったので、そこはなにか確認したら睡眠薬のことだった。うーん、この内容で入院してくるほどの肝入りアトピー患者はうんうんってなるのかな。せめてコレクチム軟膏とかモイゼルト軟膏あたりには触れたほうがいいんではないかい?シクロスポリンもないし。デュピクセントなどの新薬については今回はあえて説明は省いているよとクレジット入れとくとか、対するは一般の患者だからそこまでの内容にする必要もないってことかな、でもいくらなんでもなぁ、知りたいことが一切ない、いつの教科書やねんって思ってるうちに講義も終わり、、のところで勇気ある男性が質問。
「入院以前にデュピクセントを検討していて医師とも相談中だが、これは一生続けないといけないのか」
「自分はプロトピックのヒリヒリ感がつらく、コレクチムを処方されたことがあるが、この病院はプロトピックなのか?なぜプロトピックなのか?」という内容。デュピのデュの字も、コレクチムのコの字も出てこなかった中、なかなかいいところをついている。ありがとう、男性。
薬剤師の答えは、デュピクセントについてはなかなかやめるのは難しいのでは?というざっくりした回答。うーん。
コレクチムに関しては、院内処方では使っていない、医師が個別に使っているかもしれない。という回答。うーん。
もしかして患者のほうが詳しいような気がする、薬剤師あるある。なんか答えになってないし、論点微妙にズレてたし、でも難しいよね、薬物治療から病気を患者並みに理解して勉強するって、とも思いました。わかるよ、わかるけどさ。

そんなわけで、こちらの病院は新しい薬はどの程度取り入れてやっていくかんじなのかなぁ。逆にちょっと不安になってしまう講義だった。
わかってるよ、言いたいことは。新しい薬にはリスクもあるから、スタートはオーソドックスな標準治療をやりましょう。まずはステロイドを塗りまくって炎症を抑え、プロトピックに移行してプロアクティブ療法にもっていく。そっから次のステップを考えろということ。わかってるけど、不安もいっぱい。しかもコレクチムなんてそこまで新しくもないやん。
プロトピックのほうがコレクチムより効果が強いからプロトピックにしてるんじゃないのかな。炎症がステロイドでしっかりおさまってたら、プロトピックのヒリヒリ感もなしでいけるってことじゃないのかなと思ったけどなぁ。知らんけど。

ちょっとえらそうなことを書いてしまったけど、ごめんなさい。ただ、ここは最先端の治療をする基幹病院、患者は2週間というそれなりの期間と費用を捻出して入院加療しているんだから、なんとか患者の期待どおり、いやそれ以上で応えて欲しいと願っています。


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