【企画参加】心に残るあのエピソードをあなたへ
チェーンナーさんからの
バトンが回ってきました!
企画に参加したいと思います
商業書道家を目指すnokaです🌱
本日は企画参加
私の今から話すエピソードの頃に流行っていた曲を聴きながら、読んでもらえたら嬉しいです
心に残るエピソードを綴る企画
心に残るというよりは
季節を駆け抜けた同士の話です
すごい話はありません
平々凡々
みなさんが経験したであろう
青くてちょっと苦しくて
半分子供で半分大人の
平穏な日々
私は高卒です
私が初めて就職した先は埼玉県
初めて住んだ県外は千葉県の社員寮です
その職場は
毎年新入社員が200人採用され、
そのうち半分は
1年以内に退職してしまいます
北は青森から南は九州まで、
全国各地から男女が就職します
この寮がなかったら出会わなかった女子
女の子の名は『ミツコ』
通称みっちゃん
彼女は色白で
身長150センチぐらい
髪型はベリーショートの茶髪
ガリガリじゃなくて、
もちっとした雪肌を持つような女のコ
眉毛太め
丸メガネ
バッチリ二重
『モンチッチ』を連想させる可愛らしさ
彼女は『光子』という名なので
かなりの時間
気づかなかったのですが
実は『クオーター』でした
母が『マリア』
おじいちゃんがアメリカ人だそうな
日本人です
見た目は、完全に
だけど、
くっきりした二重
長くてびっしり生えたまつげ
透き通るような肌の白さともっちり感
メガネの奥の瞳の濃さ
キャラクターのようなお顔立ち
私は福島県出身
みっちゃんは大分県出身
何十店舗もお店がある中で
唯一同期で同じお店に配属されました
寮から駅まで徒歩で20分の距離
坂が多かったなー
初めて通勤の電車を一本逃した時も…
帰りの電車を乗り過ごした時も…
新人歓迎会で酔っ払いすぎた時も…
店舗の新人みんなで初めて行った
カラオケも……
あの日、バンドのボーカルやってる男子がびっくりするぐらい音痴だった時も…
懐かしいな。フワフワしてたな。
でも笑い合っていたな
いつも一緒にいたみっちゃん
電車を一本逃し、
初めて遅刻した日には
上司に
二人でこっぴどく叱られました
私の地元は盆地
彼女の地元は海
私はもと水泳部
彼女はもと自転車部
学校帰りには海に行ってさー
ってハナシ。
盆地育ちの私には羨ましい✨
彼氏が地元の会社でさーっ
ってハナシ。
微笑ましくて可愛らしい❤
こんなに距離が離れていた二人
あの寮生活がなければ
出会いませんでした
私はたった半年で、
仕事のやりがいを感じることができず
その会社を辞めてしまいました
そのうちみっちゃんも
退職してしまいました
それでも私達は連絡を取り合いました
当時はケータイが出始めたばかりで、
私はピッチを持つのが精一杯
主な連絡ツールは『文通』です
昭和です…………
あれ。。。
平成ですね
きっと
彼氏の親が選挙に出るから
バイトで『ウグイス嬢』やるんだー
とか
彼と上手くいってて結婚したいな❤
とか
今思うと、おままごとみたいな
かわいい文通でした
そのうち文通も途絶え
連絡もしなくなり
きっとお互いに忙しくなり
日常ではお互いを忘れ
今に至ります
大分がテレビに出てくると
私は、みっちゃんを思い出します
見たこともない
大分の海の景色も想像します
彼女もたまには私を思い出してくれているだろうかと、
たまに考えます
こんな一瞬の青春
きっと皆さんにもあることでしょう
駆け抜けた青春
いつもの夕方の帰り道
同じ寮で同じメニューのご飯を食べ
大浴場に入り同じドラマを観た日々
みんなで
泣いたなー
みっちゃん、どうしてるかな…
私と同い年なのだから47歳だね
出会ったのは18歳
たった半年の二人の思い出
でもたまに思い出すんです
あの頃の寮の部屋の感じ
みっちゃんがいつも履いている
太めのストーレートデニム
ちょっとくせ毛のベリーショート
過ぎ去る時間と記憶……………
こんなにも時間は過ぎてしまったのかと
なかなか切ない
9月の末です
チェーンナーさんの企画で
彼女のことを書くことができました
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名古屋の癒やしスポットが素敵です
この場を借りまして
企画のバトンをくださった
チェーンナーさんへ
【ありがとうございます】
バトンはチェーンナーさんへ折り返したいと思います。宜しくお願いします
いただいたサポートは制作費に致します!