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アーセナル勝ったけどスミスロウを見て悲しくなった話

アーセナル、エバートンに4-0で勝ちました。

アベマの再放送を楽しみに仕事から帰って観ました。サカとマルティネッリ、ウデゴーと冬移籍組のトロサール、ジョルジーニョの勢いがものすごい。

シーズン序盤の若く、熱いバチバチと爆発するようなエネルギーが、シーズン中盤から終盤に掛けてリーグをリードしてきたことで、ズシリと重みのある自信へ変換されているように感じました。

そして今回のゲーム、事前にGoogleで試合結果を見ていました。そこで、何より楽しみにしていたのが、久々にエミールスミスロウが出場していたことです。

昨シーズンのアーセナルの攻撃を引っ張り(昨シーズン序盤はスミスロウとサカ頼みに見えました)、彼の復活は今シーズンアーセナルが優勝を成し遂げるときのキーになると思っています。大好きな選手です。ニースライドも様になってます。

が、何やら今回は元気がないように見えました。さらに言えば集中力も欠いてました。

ピッチに入ってすぐ、左ワイドにスミスロウ、偽サイドバック(いつものジンチェンコの位置)にティアニー、左のハーフスペース(ジャカの場所)にファビオビエイラが位置取ったときに「ん?」と思いましたが、この3人とも窮屈そうにプレイしていたように思います。

スミスロウはサイドで一対一を仕掛けるより中央で味方とダイレクトプレーや背後を取るのが上手い選手ですし、反対にティアニーはワイドで一対一からクロスが得意な選手。
ビエイラは左足のキックが素晴らしいゲームメイカーなので、彼ら選手の適正にあった位置取りには見えませんでした。

それでもスミスロウはワイドの位置からゴール前に入って行ってましたし、彼の得点を取れる位置に入っていく能力はすごいなと思いました。(2度ほど得点の匂いもしました)
その上で特にエバートンのような引いて守るようなチームに対してはやっぱり内側の位置でウデゴーとパス交換するスミスロウを見たかったです。ワイドで使うのはもったいない!

今日の元気のないスミスロウの姿を見て、圧倒的なマルティネッリの輝きと首位アーセナルをも牽引してしまうトロサールを前にして、かつてガナーズの希望だった(もちろん今も)小さな10番のあの頃の輝きは観られないかもと一瞬思ってしまいました。

それでもスミスロウの復活はアーセナルの優勝に必要です。彼とサカが高速カウンターを仕掛ける姿が目に浮かびます。トロフィーを持って笑ってます。

今季のアーセナルの躍進を見て、これまで苦しい時期のチームを支えた彼が、どれだけ歯がゆい想いだったでしょう。

今季の終盤は必ず激しい優勝争いになります。シティーは百戦錬磨です。そのときにスミスロウが必要になります。彼が優勝のラストピースになります。

次の試合は第26節ボーンマス戦です。
スミスロウの出番は少ないと思います。
フィットするのにも数試合かかるでしょう。
それでも、彼の活躍に期待したいです!

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