FF10プレイ日記②

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8日め:マカラーニャ湖~マカラーニャ寺院~シーモア戦


・今更だけど、FF10の通常戦闘曲ってなんかすごく「夕暮れにみんなもう『そろそろ帰らなきゃな…』って思いながらサッカーしてる」って感じの曲調してるね
・妖精のサポートでジェクトのスフィアを収集&見る直前のセーブデータを確保してもらったので見る。ジェクトの道中も色々あったらしい
・マカラーニャ湖でアルベド族と遭遇&戦闘。丹念に辞書を集めた甲斐あって何を言ってるのかだいたいわかる。しかし魔法はさておき召喚獣を封じるって結構すごいことしてる
・リュックのアルベドバレが来た。反エボンがどうとかより度々ユウナをさらいにきてることのほうが普通に気になるんだけど、そのことを建前にすらできないのがワッカの敬虔さがよく出てる
・リュックといっしょにスノーモービルに乗る。ここはいわゆる好感度イベントらしいが、リュックとそんなに高くなるような選択したっけ…
・寺院についた途端、唐突な流れで例のスフィア盤の中身が明かされる。やっぱりダイイングメッセージ的なものだったらしい
・そのままシーモアーズと戦闘になる。例のクソデカ不気味召喚獣で押されるがシv…????のダイアモンドダストで召喚獣もシーモアもカンストダメージを食らって倒れた。さっきのアルベドマシン戦でもイクシオンの必殺技でカンスト出してたし、今回カンスト出るの早いな
・そして倒れるシーモア。この世界って異界送りしてないと死者が魔物になってとどまるんでしたっけね…
・そしてなぜか、これからあいつらを追わないと!ってタイミングで寺院のギミックを解かされる。だから祭壇のルールを言わないで毎回微妙に変えるのやめろって! こっちはなんでグアド族にギミックをリセットする権限があったのかもなんでもうシヴァに認められてるのにわざわざギミック解かなきゃいけないのかもこの緊迫状態で一人でちまちまスフィア持ち替えしなきゃいけない理由もわかんないし今はこれ解いたら新たな召喚獣が手に入る!ってモチベも全然ないんだよ! ていうかユウナはどう解いたか知ってるだろ!
・しかも脱出したら普通に待ち構えてた。なんなの
・なんか反逆者になって世界が敵になるぞ的な雰囲気だが、シーモアやグアドがどんくらいのポジションだったのか掘り下げがないまま死んだからいまいち深刻さがわからない
・シーモアパパのスフィア盤の流れが全体的に唐突だったり、ジェクトのスフィアもあってキャラの行動が「過去の映像で行動の指針を決めてる」って傾向になっている。胡散臭い


9日め:逃亡~ビーカネル島の砂漠~アルベドのホーム~飛空艇


・追手から逃亡し、デカいキマリみたいなゴリラと戦闘になる。ティーダのオーバードライブ技、GOODの判定渋くない?
・祈り子が歌を歌ってるらしいけどほんとか? スピーカーじゃないの?
・さらに漂流して砂漠に着いた。キマリ何やってんだお前
・ここらへんでヘイストとスロウが鬼強いことに気づく。未だにワッカの石化ボールも飛び抜けて強いけど 砂漠はいいアイテムが結構拾えて楽しかった
・あっグアド族が戦争始めてる! 報復でグアド族がいた森焼こう!
・FF10のシド枠はリュックの父親らしい
・ここらへん、展開から鑑みると
試合に出たりもしてるのでエボンにアルベドホームの位置は把握されてたが、穏健派や協調派がいたので強硬策は取れずにいた

ミヘン・セッションで親アルベド派は壊滅、アルベドとの協調作戦を主張していた一派は発言権を失う

シーモア謀殺により、「もしかしたらアルベドが関与してるかもしれない」「グアドがその報復のためにアルベドを攻撃するのを止める理由はない」という政治的な名目が立つ
…って流れかな
・いろいろアイテムや辞典を拾う。なんかよくわからんスフィアが色々手に入る。辞書をまめに拾ってたおかげでだいたいアルベド族の言葉はわかるようになってきた
・ついにユウナの旅の終着点が明かされる。ルールーの「止めなかったと思うの!?」が重い
・ヴァルファーレにすがりつくティーダ。ここらへん、召喚獣が親の庇護=自分を取り巻く世界のシステムが正常な証で、正しく手順を踏んだら報酬をくれるものだったのが突然異化され、「物言わぬ異形と成り果てた親」みたいな演出になっている。親はもう自分たちの生存を担保してくれる存在ではないことに気づいてしまうフェイズの図示化
・なんとか飛空艇が発進してすごいミサイルをホームにぶち込む。ミサイル鬼つええ! このまま向かってくるグアド全員ぶっ殺してやろうぜ!
・ワッカの怒涛失言タイムの〆に花火が上がる。リュックがアルベド族だとわかってからの一連の会話はかなり巧みで、ワッカはアルベドのホームがかつて襲われたことを知らなかったので、「何度も襲ってくる敵」である『シン』と同格に扱うことができず、最後までなにかの祭りのように扱ってしまう。一方でリュックもワッカの弟の死やミヘン・セッションの惨敗を知らないので、ワッカの機械に対する不信感を受け止められないでいる。さらにイサールたちが言っていたように、アルベド族(+ティーダとプレイヤー)も「召喚士は自分の意思で決意して覚悟を決めている」というのを肌感覚としてわかってないので軽々しく人の決意を否定しかねないことを言ってしまう。シドが飛空艇で「エボンの機械禁止のせいで俺たちゃみんな愚か者だ!」と言っていたが、この「愚か者」は文意通りの意味だけではなく、他人の深刻さを全員把握できてないこの状況にもかかっているのだろう。
・FF10における「幻想」も多分このあたりの話なのかな 劇場のように一方通行で俯瞰していれば全ては明快に「諦めて」見えるだろうけど、実際の人間は劇場ではなく、ゲームという形態ですらそれを神の視座で見ることなどできない
・どうでもいいけど、ユウナばっかり離脱してると成長度合いがどんどん引き離されていくのが地味に困る ただでさえ通常戦闘では育たせにくいのに


10日め:エフレイエ戦~ベベル~ベベル試練の間~浄罪の路&イサール戦~浄罪の水路&エフレイエ=オルタナ戦~シーモア・異体戦~マカラーニャの森~ナギ平原


・シーモアやっぱ復活してんじゃん
・そうこうしてるうちにベベルの守護龍と戦闘になる。高速で飛行してる物体と並走してる巨大生物にボールを遠投した上再度キャッチできるワッカが凄腕すぎる お前もう試合全勝だろそれ
・ボスとの連戦でセーブできないのに回し蹴りで強制退場させてくる雑魚敵出すのやめろ! 結構肝を冷やした あとキマリの回し蹴りはなんで…いやもうキマリについてはいいや
・死んだはずのシーモア、略して死ーモアと対峙する。冥婚の上に死者との口づけを強要とか結構ホラーっぽい文脈するじゃん
・ユウナのイニシエーション飛び降り。異形と化したヴァルファーレ=世界の象徴が再び女性性で調伏されて味方になる、ティーダにとって社会人になってから初めての里帰りみたいな状況
・ここらへんから露骨に偽の「あきらめる」と真の「諦める」が並列して存在することを示唆しはじめる。何かを明らかにするのが目的ではない中断は偽であり、決断によって別の道を発見するのが「諦める」の真意である、というまあ原義と同じような理屈
・あっワッカの教えはどうなってんだ教えはだ! ミームで伝え聞いてたのと結構ニュアンスが違うね
・うぁぁぁ…ティ、ティーダがクソダンジョンを練り歩いて…そんなに歩いてもいない! なんだよこの史上稀に見るクソ謎解き! 床のサインが見にくい!! カメラアングルが最悪でマップの全体像が把握できない!! スフィアをはめたときの道の出現に統一性がない!! なんで仕掛け解いてるときにティーダの顔や後頭部をドアップで凝視しなきゃいけないんだよ!! というか足元のサインが要の仕掛けで足元が見えないカメラアングルを一瞬でも入れるやつがあるか!! そもそもQTEするには床のサインが見えにく過ぎる!! しかもここの仕掛けを攻略してる時間ずっと視覚にスライドティーダを眺めるだけの虚無が挿入される!! あと無言!!!! 前もそうだけど緊迫してるときにさっさと攻略したい仕掛けに対して一切無言なのは逆に変だろ!!!! この年になって脳内クソダンジョンランキングを更新することになるとは思わなかった
・祈り子の歌はスピーカーではなかったらしい。ガッツリボディっぽいものが見えた。そしてヌルっとバハムートが仲間になった
・偉大な(?)死者が死後も裁判を担当してるのはギリシャ神話っぽいね
・「宗教って突き詰めれば死を基準としてるよね」みたいな雑読解、人間が人生のどこかしらでかぶれるやつなのでちょっと腹に痛みがくる
・色々あって迷宮流し&下水流しにあったらしい。ようやくユウナを動かせるしバハムート鬼強いからちょっとスッキリするけどなんだこのスピードスターばりに高速移動するワープ石版と中途半端な仕掛け
・イサールさんと戦闘になる。イサールさんのバハムート(ツルギ)がカウントダウンメガフレアしかしないの、「頼むから帰ってくれ」ってイサールさんの思考が反映されてるっぽくて好き
・ティーダパートに移る。今更過ぎるけど「ブリッツボール選手は水中呼吸できる種族」みたいな暗黙の了解でゲームが進むのなに?
・さっき倒したやつのゾンビっぽいやつが再び襲ってくる。あっ手が滑ってフェニックスの尾を敵に使っちゃった
・なんらかのギミックがあったのか、倒した後の無音水路になにかのレバーっぽいものがある
・うおおおついにキマリがガードっぽい身の挺し方をした!! でもごめんねキマリじゃ勝てないから戻ってきてパーティから下げるね…
・アルベド回復薬超つええ!! 石化してるやつら全員これでぶっ治していこうぜ!!
・死ーモアは割と率直な死は救済型思想らしい。最近の反出生主義の話でも理論の瑕疵としてよく指摘されるけど、「生は否定したいが社会には与したい」って結局「世の中のやつら全員ぶっ殺したら俺の価値が一番になるぜ!!」って思考と同根にしかなんないよね
・森でイチャイチャしてた。ここらへんのユウナのティーダの会話、演技の仕方も含めてかなり「何者」の映画を思い出した
・欠けた月と重なるユウナ、水面の上でティーダに距離を感じて水の中で一緒に舞う二人、二人で同じ岸に上がる演出、ここらへんのいかにも神話的な演出は「やっと説得力のある映像でできるようになった!」って気合を感じる
・とりあえずナギ平原に向かい、ルールーの先生に会う。ルールーさん一回目のガードの旅ぼかしたのなんで?
・全体的に「世界の見え方を再設定する」って通過儀礼の話だったけど、同時に「世界をより現実に近いように捉え直す」は美徳のようでいて、その実「あきらめて社会で自分の価値を最大化する」という欲に繋がってしまう、ということもこなす結構忙しいパートだった


11日め:ナギ平原~護法戦機戦~ガガゼト山門~ビラン・エンケ戦~ガガゼト登山


・妖精がこっそり魔物捕獲をしていたのでいろいろアイテムが増えてる。雑に強いエンチャント多いなFF10
・ついでに召喚おばさんの恒例イベントもこなす。バハムートを召喚するかと思ったらシヴァを使ってきた。そういや最近忙しくて召喚獣獲得の直後には会えてなかったね。そだてるが解禁されてやっとカンストしがちなスフィア盤用アイテムの程よい使い先ができる
・山に入ろうとしてグアドの機械と戦闘になる。死ーモアは異界送りしなきゃほんとに延々ちょっかいかけてくるのか
・ガガゼトの入口でロンゾ族がお出迎えをしてくれ、ユウナのレスバ勝利でアンロックされる。ここらへんで仲間と話したときの会話、「意思は強いが考えてることはべつに一丸じゃない」って強く表れてておもしろい
・召喚士は通す
・ガードも通す
・キマリは通さない!!!!!!!!!!!!!
・キマリとエンケたちの発端、8:2くらいでキマリが悪かった
・キマリ単騎でエンケ・ビランと戦闘になる。ここの二人は覚えてない敵の技があったら逐一吸わせてくれるらしい。親切
・ついでに詰まないようにかなりそのときのキマリの性能に合わせて難易度を調整してくれるらしい。まあ人によっちゃ一切スフィア盤移動させてないとかありそうだもんな…
・エンケとビランのうざ絡み、向こうからしたら「あいつ結果出せてない上に決まり事を『ノーカン!ノーカン!』って拒否したままどっか行っちまったよ…」→「あっ10年振りにキマリ見た! 流石にまともになってるよな…喋れって! こういうときに型通りの挨拶しないのが一番困るんだよ!」→「あいつガードやってるらしいけど大丈夫か…? 誘拐も多発してるし(一回は俺らにも非があるし)、召喚士さらわれて『負けてない!』じゃ済まねえんだよ…一応忠告しとくか…」→「良かった…ちゃんと筋を通すやつになってたよ…」という、大人がかなり一方的に胃を痛くしてる案件だったことがわかる
・続いてロンゾ族の合唱が始まる。うわ~イニシエーションって感じ
・ブラスカのスフィアを拾う。ジェクトさん寒くないの?
・しかしジェクトが酒をやめた代わりに現アーロンが酒を携帯するようになってるのもアーロンの心労を覗かせるねえ。竜巻に火がつく酒ってもうスピリタスじゃん
・ここらへんの敵にいよいよワッカの石化ボールが通用しなくなってきて最強伝説も終わりが見えてきた
・ていうかやっぱりFF10先制されやす過ぎる エンチャント付けてないとガガゼト山の敵先制率5割超えてたって
・流石にここらへんでミニマップと実際のマップのカメラ位置が一切噛み合ってないのにイライラしてきた
・ちょくちょく召喚士の墓標があってしんみりするイベントが入る。遺品くれ
・ところでルールーさんはなんで谷底の道のこと知ってんの?
・妖精が集めてきたアイテムでティーダとルールーにMP消費1をつける。ティーダが戦闘始まったら雑にヘイスガをかけるスタイルになった


12日め:シーモア・終異体戦~ガガゼト登山洞窟~聖地のガーディアン戦~ザナルカンド跡~エボンドーム前


・いきなり死ーモアが出てくる。ロンゾ族を千切っては投げ千切っては投げしたらしい。ロンゾタウンとかには行けないのね…残念
・アンサガのカオスルーラーみたいになってきた死ーモアと戦闘になる。一戦めは完全なる破壊を食らって初の敗北&ゲームオーバーになり、二戦めはなんかぬるっと勝った。ゾンビ状態にしてからアレイズのささやかな一手間をかけてくるのは「仲間になってほしい」と「苦しみを終わらせたい」のこじれた感情が出ててそこは多少好感が持てる
・そういやまだシンがジェクトあたりのことはユウナに言ってなかったね 自分ひとりで完結する物語だと思ってたのが肝心なところで他人に波及して揉め事になるの、社会
・大事でいいイベントなのはわかるけど、ラグビーボールくらいのスフィアがボロッとユウナから転がって誰もリアクションしないのシュールだな… そしてキマリは昔からキマリ
・やたらベヒーモスとかベヒーモスフィッシュが出てくる。ここらへんみんな元召喚士&ガードなのかしらね。いかにも攻撃的なベヒーモスからマイティガードが取れるのもそれっぽい
・うわああああ話が重くなってきたところにまた恒例のミニゲームだあああ!!! ボール当てるほうはまだかろうじてザナルカンドとの繋がりを感じたいのかなって好意的解釈できるけどハマる穴を選ぶだけのほうはマジでなんなんだ? マジでなんなんだ過ぎる
・聖地のガーディアンは全然印象に残らないうちにぬるっと倒せてしまった
・うわあ壁面にびっしり張り付いてる祈り子こわい 文脈から察するに、「思い出にしがみついてるグロさ」をさっさとここでやっちゃっている
・そしてティーダが世界が望んだ夢だったらしいことが明かされる そういえば思い返すと、話の都合っちゃあ都合なんだけど、ティーダの回想ってほんとにザナルカンドと父母とアーロンだけなんだよね…チームスポーツに没頭してた割にチームメンバーの話もまるでしなかった
・ああ…OPに到達してしまった そしてプレイヤーが名残惜しんでる暇もなくシャッと「思い出話はもうおしまい」って言われちゃうの胸が痛い!
・最初に通ったハイウェイだ…
・この一連のシーン、ゲーム体験をさせるのがうますぎる。神の目線で「なんでこいつらこんなグダグダしてるんだ」と思ってたプレイヤーに「まさにお前の今までが『どう諦めるか』を迷いながらとぼとぼ歩んできた道程なんだが?」と突きつけて、「死ーモアうざいしスカしてるなあ」とか、「ワッカがずっと機械とか報いとかうるさかったよなあ」と思ってたところに「過去の思いにずっと苛められている不毛な世界」であることを明かして、「重いしリュックがどうしようどうしよう言っててしんどいなあ」と思ってたところに「お前は召喚獣みたいなもので、この世界への帰属も責任もない」と救いを与えてくる。「お前が時間と思考を費した唯一無二のプレイ体験ですら、お前の目線に過ぎない」というのをここまで全力でやるか
・ロンゾ族の歌とかユウナの飛び降りとか、コテコテのイニシエーションっぽいものを重ねてきた理由もやっとわかる イニシエーションを経て「自分と世界との契約」って形で重荷が積み重なってきたところに「やっぱ関係ありませーん」って投げ捨てるのってめちゃくちゃ甘美だもん 「ゲームを投げ捨てることの甘美さ」をこんだけゲームで味わわされたのは初めてでびっくりしてる


13日め:エボン=ドーム~魔天のガーディアン戦~ユウナレスカ戦~マイカ締め上げ~飛空艇



・うぁぁぁ… ここにきてまたダメな感じのミニゲームが寺院を練り歩いてる 6回やるのかと思ったら2回ぶんは何故かキーリカとビサイドのスフィアはめるだけなの何なんだよもう! きっちりしてないな!
・陣地ルールのガーディアンと戦闘になる。微妙に趣旨がさっきの仕掛けとかぶってるよ! こっちだけでいいよ! ラーメン食べるときに塩の入ってない鶏ガラスープが前菜にきても美味しくないよ!
・全体的な建前の種明かしタイムに入る。ガードが召喚獣化→召喚獣がシン化という概ね想定どおりの内容
・そのままユウナレスカさんと問答をする。短期的な目標のモチベと長期的な行動の目的を意図的に混同する詭弁は詭弁だからやめようね! まあFF10はその詭弁が本来の歯車の代わりに部品として機能するようになったらどうするかって話だけど…
・全体的に嫌がらせの権化みたいなユウナレスカさんとの戦闘に入る。状態異常カウンターで短期的にこちらの気分を逆撫でしつつ、ゾンビ化攻撃だけ思考停止して受け入れてたら全体即死を通り抜けられるのが思想どおりの攻撃でいやらしい
・伏線どおりアーロンさんも死人だった 「意外と何も考えずに突っ込むよね」とか「選べとか言ってさあ!」もFF10の死人の意味合いを考えるとまあまあ布石 死者は善人であろうと生前の行動の再現と他人への行動の押しつけしかできなくなる…
・飛空艇で自由に動けるようになったのでマイカのところに殴り込む。精神的ショックを与えたらポックリ死に逃げしていった。部品は存在意義を否定されると存在できなくなる
・シェリンダさん人事がゴタゴタしてる組織に急に抜擢されたら危険だから早めに逃げたほうがいいよ
・祈り子に連れられて質問されたので「まだ厳密にはわかってないし…」と思ってわからないを選んだらもっかい来る間もなく無限ループにされた。急に旧態依然になるな! いやまあ祈り子はそりゃ旧態依然か…
・エボン=ジュも召喚士だったらしい。
・FF10における召喚士とは「ここで待ってる。誰か来て」と請い願えるものである以上に、「誰か来て」と祈りながら「待ってて。会いに行く」と同時に歩むことができるものなんだろう。召喚という「見えないものを呼ぶ行為」の対価には「見えないもののために歩む」を差し出す勇気があらねばならず、歩む気力、道を失ったものは祈り子、エボン=ジュ、死人になってしまう。そして歩まないのだから、ものごとを明らかにする必要もなくなる。暗闇に閉ざされたほうの「あきらめる」になる
・そしていよいよ最終決戦になるらしい
・RPG恒例の最終決戦前ワールドマップ巡りするか~と思ってビサイドに入ったら謎のダークヴァルファーレに殺されてゲームオーバーになった
・は?
・前の日記でFF10ベタ褒めした上に話のまとめに入って超しんみりしてるとこなんだが?
・ていうかマイカがユウナ指名手配解いたあとだし、シェリンダと情報共有したあとなんだけど?
・これ倒さないとビサイドに入れないの? 本筋と全然関係ない部分で?
・しかもここだけじゃなくて各地に勝手に待機してるらしい

・(お好きな悪口雑言を当てはめてください)

・妖精がジェクトのスフィアを急いで集めたりしてたのもこのためらしい。そう…
・スクエニわっかんねえ~ 文化が違う!


14日め:(自由行動)バージ=エボン寺院~盗まれた祈り子の洞窟~町めぐり


・飛空艇でサーチしてティーダが最初に落ちたとこに向かう。そして予想通り例の魚と再戦…その小学生が考えたみたいな名前のパンチをやめろ! 魚なんだからもっとこう…ストーンタッチとかデスタッチとかあるだろ! しかもやたら強い上に腹の檻に囚われたときのダメージの流れが不可解すぎる! なんとか倒せてエンカウント無しつきの装備が手に入った
・寺院部分に入り、これまでの破のスフィアの取得状況に応じた仕掛けを通り抜ける。インターナショナル準拠…つまりこのリマスター…では、初回時にうっかり取り逃がすとダーク召喚獣を2体くらい倒さないとここを突破できないらしい。正気?
・シーモアの母親と会話してアニマを手に入れる。各召喚獣は発生元の祈り子が一番強いと思った姿が反映されてる設定らしいが、それを踏まえるとアニマは「死体に縛り付ける鎖」「ハエトリソウ」「聖母という建前」「絡みついて離さない手」「見えない部分に沈められたもう一人の自分」でおう…となる
・ついでに道中で見かけるグアド族に話しかけると、ブリッツボール試合時の魔物はグアドたちによる自作自演だったことが言及される。うん知ってた
・そのままルールーが匂わせだけしてた谷底の洞窟に行く。ルールーの初回召喚士をボコり、金にうるさい召喚獣に仲間になってもらう。この洞窟の帰路を徒歩で帰ろうとした場合、やっぱりインターナショナル準拠だとダークヨウジンボウに襲われてしまうらしい。正気?
・ついでに古ぼけた剣を拾ったのでジョゼ街道のミヘン像に返しにいき、褒美に正宗をもら……正宗!!!???? これが!!!???
・条件が揃ってたらしいので正宗はそのまま最強状態までアップグレードした。雑に強い!
・観光地が閑散としてたり、ルカにロンゾの生き残りがいたり、アルベド族が各地で意外とはしゃいでたりする。オハランドさんこんな凶器持ち歩いて旅してたの怖すぎる
・改めて各召喚獣がどういう「強さ」が反映されてるのかを考えると結構おもしろい
・ヴァルファーレは作中でも度々出番がある通り「優美に飛べる翼」が象徴っぽい。飾りもシャラシャラしてて魔法少女みがある
・イフリートはユウナを優しく抱きかかえる仕草をするし、いかにも番犬っぽい顔だったり筋肉アピールで投球モーションを取ったりするから「元ブリッツボール選手のガード」って感じがする
・イクシオンはまあ…雷平原の影響なんだろうか。大きなツノは稲妻と避雷針、いななきは風の音、いかにも自然神っぽい。けどメタリックでOD技が敵を磁力で持ち上げる感じなのはちょっと機械っぽさもある
・シヴァは基本的には「戦う女性」がイメージなんだろうけど、片胸が氷で覆われてたり、出現時の演出がひび割れた氷だったりして、「傷を負っても氷のようにそれを塞ぐ」が強さの条件にある感じ
・バハムートはもろに「男の子の考えた最強のどらごん!」って顔をしている。いっつも腕組んでふんぞり返ってるし。金の装飾が多めなのは結構生まれが高貴そう


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