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子育ての始まり

子育てを始めた頃の友人と久しぶりに会いました。
彼女とそのご家族のおかげで、子育ての始まりはとても楽しかった。

我が家の子育ての始まり


そのころ住んでいたのは愛知県。
実家からも遠く、学生時代を過ごしたわけでもない。
職場で会った人以外の知り合いは、
ほとんどいない状態で子育てが始まりました。

当時勤めていた会社は、育児休職のプランは整っていました。
とはいえ、実際職場復帰している先輩は実家が近い人ばかり。
職場復帰して働くのは、このままでは無理だなと思いました。

はてさて? どうしたものか…

ちょうど新しいマンションに引っ越したタイミング。
小さなお子さん連れの親子がたくさん出入りしていて、
このマンション内で
「預けたり預かったりのおたがいさま子育て」ができたら
この先とっても楽なんじゃないか??‼
と閃いたわけです。

100戸ほどのマンションのポスト一つ一つに
「〇月〇日に親子で集まりませんか?」
というお誘いと連絡先をかいた手紙をポストイン。
夫には「それ怪しくない?」と言われましたけどねー。

それから数日後、
「その日は行けないんだけど一緒にサークル作りましょう」
と連絡をくれたのが彼女。
私より若いけどすでに三姉妹のお母さんで、
「私もいっぱい助けてもらってきたから」といって
本当によく助けてもらいました。


ちょっと一人で買い物に行くのにこどもを預かってもらったり。
下の子の出産のときに上の子を保育園に送ってくれたり。
イベントもいろいろ一緒にやりました。
天候や安全を気にせず行き来できるのもとても有難かった。
パパ同士は飲み友達となり、終電を気にせず飲み歩いて
心配も増えましたけど。

大事な少子化対策


子育ての始まりに素敵な出会いがあること。
無理のない範囲で助け合えること。
その環境づくりは大事な少子化対策なんだろうなぁ、と思います。

それは別に行政がたくさんの税金をつぎ込まなくても、
制度を作らなくても、できる人ができる手助けをすれば
できるような気がするんですよね。

おまけの話

ちなみにポストに投函した手紙に連絡をくれたのは彼女一人のみ。
でも当日行ってみたら20組もの親子連れ。
みんな必要としてるんじゃーん。
誰かが旗振りすればいいってことですかね。




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