呟きもしなかった事たちへ_No.31(2022年1月号)
※コンセプトは創刊号をご確認ください。ぼーっとする文章が続きます。バックナンバーはこちら。索引もあります。
ブルボンのバームロールが好きだ。味も良いのだけれど、公式サイトで「ミニロールケーキをまろやかなホワイトクリームで包みました。」と言いながら堂々と「バーム」を名乗るのが凄い。層で作ってなくても、口に入れたらバームクーヘンと変わらないだろ?という強い圧を感じる。
今月も、呟きもしなかった事たちへ。
正月
2年前の1月号で「正月は人の営みが少し落ち着くので寒い」とか適当言っていたら、そういう話はちゃんとあるらしい。
へぇー。
サブリミナル
マイメロ麻雀を見ていたら、嫁が突如
「最近脳内で流れる曲、これだ!」
と叫んだ。雀魂のBGMだった。
このところ脳内でどこかで聞いた事がある和風BGMがずっと流れていて、しかしドーミーインの曲ではないし何だこの音楽、と思っていたらしい。ここ最近僕が雀魂やってなかったのもあって思い出せなかったそうだが、すっきりしたとの事。
そういう事、確かにある。
野球・練習編
知人の参加している野球チーム(経緯はこちら)に、ついに自分も参加する事になった。経緯が経緯なので僕自身が受け入れられているのは良いのだが、勢いスパイクを買ってくれる人まで現れたのでもう後に引けない。筋トレしていてよかったと思った。ありがとうメギド72。
バッティングセンターに18歳以来に行った。案外打てた…というより、「向かってくるものに対してタイミングを取る」のは子供の頃よりむしろ良くなっている感じだ。ダークソウルのボスとか、3Dアクションゲームで見てきた事だからかもしれない。110キロくらいまではダークソウルのオーンスタイン戦のイメージで対応が可能だった。こういうシナジーってあるんだな。
しかし目で見れても腕の振りは遅くなっているので、なるべく右足(後ろ足)に溜めてボールを待たないといけない。老いはスタイルを変えていく。
筋トレ
前の章で筋トレしてよかったとも言っているし、実際問題今年はちゃんと痩せたが、そうは言っても筋トレは嫌いだ。やらないで済むならやらない。
なんだかんだ言ってまず疲れる。体に負荷をかけるから当たり前だが、朝にやると案外その日の行動には支障が出る。日曜などは朝起きてもまだスーパーが開いていないので朝のうちにやってしまう事もあるが、スーパーで荷物を持って帰る時は案外だるい。忙しかった日に筋トレもすると、翌日の体力回復が如実に遅い。
時間も取られる。メギド式筋トレが無かったら、メギドでのやるべき事がなかったら、筋トレのためだけに日に30~40分も取れない。
効果が出るまでも時間もかかる。別の事の方が効果が実感できる気がする。ちゃんとクリアとかあるゲームとかをやった方がいい。筋トレをしなかったらどれだけ積みゲーが消費出来た事だろう。
それでも、それでも体のためにはやらないといけないし、やるからにはやっている自分を肯定したいのが人の性だ。やるしかない、をやってよかったと言い張るには、明るさと思い込みが必要だ。筋トレをやたらに人に勧める人たちには、こういう背景がある可能性もあるなと感じる時もある。
…やっぱりそんなもの、やらないで済むならやりたくない。そういう想いを抱えたままやり続ける事にしたい。妄信して猛進するのではなく、疑問を持ちながら歩み続けたい。
砂糖
お菓子を作る時に、砂糖を入れる量にビビってはいけない。
すき焼きを作る時に、砂糖を入れる量にビビってはいけない。
みりん干しのたれを作る時に、砂糖を入れる量にビビってはいけない。
角煮を作る時に、砂糖を入れる量にビビってはいけない。
マーマレードを作る時に、砂糖を入れる量にビビってはいけない。
どれもよく言われる。多分、ビビってはいけないのではなくて、砂糖って本来何にでもドバドバ入れるものという事を認識すべきじゃないだろうか。
根拠はないが、ドバドバ入れるものという認識にならないのは、スティックシュガーとか角砂糖とかが小さすぎる事に由来しそうな気がする。コーヒーにはスティックシュガーを一本入れれば十分甘いという感覚が本来はレアケースで、例えばスタバのフラペチーノとかにはスティックシュガーを何本入れる必要あるのだろうか。コーラに角砂糖が何個分入っているか、お茶碗一杯のご飯を角砂糖にすると…といった不安をあおる表現があるけれど、根本的に単位が小さすぎるんじゃないか。ヴィトンのカバンを買おうと思ったらうまい棒を何本我慢するべきか、みたいな話をしているのではないか。
サラダ
ドミノピザのシーザーサラダは、袋に入っているレタス、クルトン、ドレッシングと粉チーズを全部箱に入れて振るタイプのやつだ。会社の宴会で頼むコースの初手にあるやつと同じ味だが、飲み会がなくなって久しいので、これを食べるとなんだか懐かしい気持ちになる。ピザを頼む際に必ずつける。
それはそれとして、ドミノピザのクルーはこのサラダに関しては、ビニール袋に縦に入れた状態で渡してくる。ビニールに入れた弁当が縦になるとヤバいという感覚がもともとあるうえ、ピザに関しては丁寧に水平スライドをしながら「お気を付けくださいね」とか言われているところに、サラダだけが何も言わず雑にポンと手渡しされ、挙句中身はガッツリ縦になっている。落差が面白い。
父親
姉夫婦及びその子らが、年末里帰りをしていた。僕は帰れなかったのでZoomで飲み会をする事になった。てっきり子供らが主役になるか、そうでなければ母の愚痴でも聞くのかと思ったが、結局は父が仕事の話をガンガンに振ってきた。
父はまだビジネスマンをしているし、年を取っても一線で活躍できるのは人脈と歴史が強い業界だからだが、そういう業界で働いている人にとって仕事明けの飲み会が無いというのはとてもストレスなのだなと分かる。この2年喋る相手がなかなかいなかったのだろう。仕方ない、22年は父が東京に出張で来る際は飲む事にしようと決める。
乾杯をもっとおいしく。サッポロ。多分このNoteは1/1-1/3ぐらいに読者が多いので、箱根駅伝でいやという程聞く事になるCMをここでも流す。
おまけ:2021年振り返り
2021年を振り返ると、やはり #大浦るかこ さんの存在が大きかった。大みそかの日にグッズが届いたのでそういう気持ちもひとしおだ。実際1年を振り返っても、投稿活動なども含めて、随分と生活が変わった。勢い、五体投地とばかりに自分が死ぬ同人も書いた。
8月にやったサーティワン31日チャレンジも、るかこさんがきっかけだった。2021年の「呟きもしなかった事たちへ」はこの号がダントツの再生数なのだけれど、やっぱりキャッチ―だったのかなと思い返す。ありがたい。
読み返すと、コロナが落ち着くまでは案外仕事が暇だったのが分かる。役職が上がる前の最後のバカンスがサーティワンだったかもしれない。つつましいなおい。
そう言えばレヴュースタァライトも見てみようかなという所を諜ホー員(大浦るかこさんのファンネーム)の方に背中を押されたのだけど、結果的に大当たりで、2021年の文章にはずいぶん影響が出た。「思ってたのと違う」未来へマガジンの文章までスタァライトで書いている。Going Concernについてはいつか書かなければと思っていたところにレヴュースタァライトが来た、が正しいのだけれど、いずれ、書きたい事はまとめることが出来た。ありがたい。また、レヴュースタァライトはその後周りにオススメして評判も良かった。4人くらいはハマったのではないか。
ところで、2021年にビューが伸びた記事に関して言うと、メギドではこんな事を言っていた。
が、なんだかんだ言っても、今もちゃんと楽しませてもらっている。最近は筋トレツールでもあるので、2022年もメギドは続けていくだろう。
なにせ2022年のテーマは身体性である。
来月号には野球・試合編がある予定だ(本当は今月号にあるはずだったのだが、雨で流れた)。練習の成果は出るのか。
↑クリエイターと言われるのこっぱずかしいですが、サポートを頂けるのは一つの夢でもあります。