10/05 京都鴨川建築塾
今回の建築塾は、木構造と言えばこの方、山辺豊彦先生の講義でした。今回仕入れたキーワードは
「力の流れを読む」ことが基本!
これは当たり前のことなのかもしれませんね。でも簡単なことではありません。どうして簡単ではないかと考えていると、立体を平面で考えているからだと気が付きました。
今回、事務局の方が実際の計画案の構造模型を製作してきてくれました。まさに一目瞭然です。屋根の上に手を乗せると、それがどのように基礎まで伝わっていくかが容易にわかります。もちろん構造がそれを意識して組まれていることが前提ではありますが。
そして力の流れが見える建築は強くて長持ちして、とても美しいと思うのです。自分の建築は強さと美しさを大切にしたいと考えているので、山辺先生のお話は必須です。山辺先生の講義は何度も聞いていますが、その都度自分のぶつかっている壁が違うので毎回新しい発見があります。木構造といっても柱や梁の組み方だけではなく、屋根の軒先の補強方法や地盤の考え方までその内容はとても幅が広いです。まだまだ勉強することはたくさんありますね。
その後も恒例の懇親会がありましたが、山辺先生と植久塾長の掛け合いが面白すぎました。ほんと仲がいいなぁ~。
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