e-Taxで提出した開業届は税務署で即日控えがもらえる
概要
個人事業主を開業した→銀行口座作りたい
しかし、銀行から要求される、受領印の押された開業届控えが用意できなくて困った。
所管の税務署に行って相談したうえで、
送信したものと同じ内容の開業届を記入し提出したら、その日の受領印を押して控えとして渡してもらえた。
背景
e-Taxで開業届を提出すると、受領印の押された開業届控えはもらえない。
かわりに下記の二点をそろえれば受領印の押された開業届控えと同じ効力となる。
e-Taxのマイページにある、メッセージボックスに送られてくる受信通知
e-Taxで送信したものと同じ内容の開業届
このメッセージの受信画面と記入済み開業届があれば、正式な開業届として認められる。
課題
私の場合、メッセージボックスに受信通知がなかった。
なぜだ……
答えは、
e-Taxの利用者番号（ログインIDみたいなもの）が二重に作成されてしまい、新しいほうの利用者番号（新番号）を参照していたからだった。
しかも、開業届を出してメッセージボックスに通知が届いているはずの利用者番号（旧番号）は、ログイン情報を忘れてしまってログインできない状態だった。
愚かすぎる。
ダメ元で銀行に連絡したが、
銀行「それだと受付できないっすね……」
そうですよね～
解決
仕方がないので、税務署に相談したうえで、一旦現状の個人事業を廃業して新しく開業しなおすことで、受領印付きの開業届をもらうことにした。
で、実際窓口まで行ったら、
窓口の方「それであれば、同じ内容の開業届を出してくれたら受領印押しますよ」
な、何～～～～～～ッ
総括
ということで、e-Taxで提出した開業届に受領印が無くてお困りの方は、
税務署に行って同じ内容の開業届を出せば、即日控えがもらえます。
注意点
受領印の日付は窓口で提出した日付になります
同じ状況以外だと受け付けてくれないかも
e-Taxで、「受領印付きの控えがこの世に存在しない」ため特別に対応してくれた可能性があります。
そもそも正式な控えの受領手段として「保有個人情報開示請求書」を提出するものがあるので、急ぎでない人や、一度紙で申請している人はそちらを使うべきかと思います。
皆さんも気軽に税務署の方に相談してもよいかも。
では