「これ」と思うローカル5Gの事例のひとつ

もう3年も前の話なのですが、ローカル5Gを用いたプロセスイノベーションいわゆるDXの事例で、実効的でインパクトあるなぁと感心していたものです。
私たちのポジモも開発当初こうした用途を想定していましたが、現在ではこちらの事例のようにローカル5Gに明らかに優位性があって、Wi-Fi系の適用分野ではないなぁと考えています。
鉱山というのはそもそも投下資本も想定売上も最大級の類の事業ですから初期設備投資としての通信基盤も「高価高品質」なもので良いということです。
ですが、ポジモ発売当初そうした用途への(国内向け)需要喚起では、鉱山事業に関与する方々の間にそもそも「スマート化」へのビジョンがあまり感じられなかったのを思い出します。
あくまでも「通信基盤」は道具立てに過ぎず、その基盤を通じてどのような情報をやりとりし処理して、どういった革新を思い描くか、が重要です。
冒頭述べた「スマート化のはじまり」は2年たつとこうなります。

そして、それは事前に想定していたビジョンもあればやっているうちに浮かぶニーズ・アイディアもあってさらに1年後の今はこうなります。

インターネットも普及当初は基盤、サービス範囲の拡大から始まりましたから、つねに「それって何に使うの?要るの?」
という問いに答えていく日々でした。
基盤と用途(応用)は両輪です。基盤屋として応用コンサルティングのお求めに応じていくことはとても重要だと考えています。が、まさに応用分野はヤオヨロズ、千差万別で、すべてと言わないまでもお引き合いをいただく分野それぞれのプロセスイノベーションに踏み込むのは、都度都度たいへんです。
できれば応用分野当事者の方々ご自身のDXビジョンが発展してさらに革新が進み、経済が発展することを望みたいところです。

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