いつも考えていることは舌足らずになりがち

昨日、STARLINKの話を書きました。

いや、STARLINKを取り上げたくなったのは私の事業動機につねに「条件不利地域のインターネット」があるからなのです。
もっと言ってしまえば、世界中の、北海道のような地域を、不便を感じずにインターネットが使えて、さらにイノベーションを生み出せるような場所・社会にしたい、という想いです。四半世紀、そのために考え続けていくつかは挑み続け、いくつかは挫折を経験し、いまだ途上にあります。そういうことって、ついつい自分の中では当然になってしまって言葉にせずに新しくわいた感想・言葉だけを発してしまいがち、になってしまいます。いかんいかん。
今日はそこは補足しておかねばと思います。

まず「事業として起動した」ということには最大の敬意を表したいと思います。
時宜を得ていればこのまま死の谷を越えて情報基盤事業として社会に革新をもたらすでしょう。最初のインターネットの普及のように。

つぎに。私も、私たちも「ポジモ」を通じて同じことに挑んでいます。
「条件不利」地域の情報基盤整備、そしてこれはSTARLINKとは違う思想ですが、利用者自身の想い・願いが反映されやすい情報基盤、そうしたものを創造したいと願っています。
でも、まあ、いずれにしても「あまねく」という意味で事業領域、方向性には賛同しています。
衛星インターネットとポジモは補完的でもありますしね。

事業の行く末に期待して心配するあまり、昨日の記述はちょっとネガティブが過ぎて、まるで「批判的?」であるかのような書きっぷりでしたが、決してそうではないのです。
「すべてのひと、すべての営みにインターネットを」
そういう想いで事業をしています。

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