間(あいだ)がどうなっているか
この週末、当地民法ではこのニュースが取り上げられていました。
個人的には、さまざま多くの感慨の湧くニュースですが、その中ではあらためて「使命感」のようなものが思いの多くを占めている、という気がします。
今日は、というか今日「も」かもしれませんが、キーワードの列挙になりそうです。追い追い、向き合い方を定めて言葉を探す、ってことになるかと思います。
まずは「キャッシュ(cache)」。
Cashじゃなくってね、というcacheです。
冒頭取り上げた事例、そしてIT・ICT業界の近年のコンセプトで言えば「MEC (Multi-access Edge Computing)」につながるものでしょうか。
技術分野として直系の、ということではなくて、ICTに期待される「遍在」を実現するための「立ち位置」がほぼ同じ、ということなんだと思っています。
「サービス(アプリケーション)」によって呼び名がいろいろあるのが、いまひとつ重要度に見合う検討がなされない理由なのかもしれないですね。
先日、「所在地と、物流と電力と情報処理コスト」についてこの日記で取り上げました。そこにも深い関りがあります。
この”Cache的な”ものについて検討しようとして、業界ではもう長いこと「著作権」という課題と向き合ってきた経緯があります。まだ解決していない、はずです。
この課題が解決しないまま、おそらく「AI」と向き合うことになるだろうと思います。
冒頭の報道、サムネにも「犬型ロボット」が居ることにすでにお気づきでしょう。
AIはオンラインであることが本質です。
ですが、報道の「トンネル内工事現場」もそうですが、そのような「特殊」な場所じゃなくてもオフラインなところはまだいくらでもあるのです。当地も、以前調べたところではたしか面積で6割が「電波無感地帯」だったかな。
「中継点」と言ってしまえばそれまでなのですが、その言葉が持っているほど「通信」に偏っているのではなく、「情報処理」的な意味合いで「利用者の手もと・足下」に存在する「資源」がいる、そこへのアクセスがある、ということが大事だろうと思います。
このあたりは、地方にとってはグランドデザインがないまま、技術とアプリケーション・サービスが先に進んでいっているように感じます。
キャッチアップしていかないと。